●MAK-Science 第31回例会報告 (2009年11月15日(日))


参加者:久保木淳士先生(広島),神原優一先生,山本芳幸,才野博紀,才野早苗,(計5人)


才野早苗
・小4「空気と水の性質」
「空気と水の性質」の導入の授業をしました。
ビニール袋やペットボトルを使って空気を閉じこめたり,押し縮めたりしました。
ペットボトル2本つなげて,空気の力を実験したときは大気圧と押し縮めた空気の力との違いがつきにくく感じました。

久保木淳士先生
・中1「地震(P波・S波モデル実験)」
地震のP波・S波の伝わり方を綿棒とゴム紐を使って体感する授業をされました。
目を閉じて振動を感じるのと,目に見えている波が到達するのと時間差ができることがよくわかりました。
山本先生の代案で,P波・S波を天井からつり下げたカゴとバネ?(100均で手に入るおもちゃのバネ)を使って表す方法も揺れ方の違いがよく見ることができてわかりやすかったです。



山本芳幸先生
・中3「月の重力異常」
セレーネ(愛称:かぐや)による月探査による最先端のデータによる授業でした。衛星がいつも決まった側を惑星に向けて回っているのはなぜか,いくつかの実験を通してわかりました。

理科ネタ
山本芳幸先生
・注射器痛い…
6mlまで入る小型の注射器に水を4ml入れ,指で口をふさぐ。
そのまま,ピストンを引いて真空状態を作る。
ピストンを急に話すと…痛い!?
びっくりするほど痛い!!
大きい物ではだめで,このサイズが一番痛いらしい。
空気と水の力を体感できます。



・水圧の違いを見ることができる装置
ナリカの装置だそうです。
透明なので今どこまで水が入っているか見ることができます。
深いところが一番力が大きいことが目で見てわかります。

才野早苗
・DSソフト「星空ナビ」
「あの星なに?」で星や惑星を探したり,天文現象こよみで天文現象の見られる日を設定して現象の起こる様子をシュミレーションを見たりしました。

・コクヨHiRaMeKiノート「宇宙」
主人が国立科学博物館で手に入れてきたものです。
宇宙のことがよくわかる上,脳トレにもなります。
月と地球の距離がブックエンドで作ってあるのがナイスです。

神原優一先生
倉敷科学の祭典からのネタです。
・くるくる回る浮沈子
ペットボトルとソース差しで作った浮沈子なのですが,一風変わっています。
ソース差しの中に入れたビーズや発砲ウレタン玉が水流に押されてくるくると回り出す。
どうして回っているのかわからない…その不思議さと美しい動きに釘付けです。

・ふきあげ風車
プリンカップとストローで作った不思議なふきあげ風車。
動きがおもしろい。簡単に手に入る材料でできるのがよかった。



例会終了後,午後から理科は感動だ26号の冊子発送準備作業をしました。
明日には出荷予定です。