●第37回MAK-Science例会(西日本向山・小森型理科合宿)(8/28,29)
●8月28日(土)合宿1日目(eclipse例会)倉敷市立玉島北中学校
参加者:年光先生、岩田先生、才野博紀先生、才野早苗先生、山本
○模擬授業
・生物多様性(山本)
人間が関わることで絶滅危惧種のミズアオイが生き延びていること
を授業しました。人間と自然の関わりで、好影響を与えている部分
の検討がもっと必要でした。
・英語フラッシュカード(年光先生)
理科教師なのに英語の授業。それだけでもすごいことでした。
リズムとテンポ良く指示されていました。その場で他の4名も
構想追試を行いました。
・ヘッドアースモデル(岩田先生)
200人の前で行ったヘッドアースモデルの再現をして下さいました。
自転から月の満ち欠け、日食とどれもわかりやすい解説でした。
太陽モデルを校庭に出しての日食の実験はドラマティックでした。
・ヨウ素デンプン反応(才野早苗先生)
ジャガイモとポテトチップスでは、染まり方が違い、大根と切り干し
大根では、染まり方が違います。そのことを利用して、ビタミンCが
含まれていると、ヨウ素デンプン反応が打ち消されることを説明されました。
・体積の膨張と状態変化による体積の増大(才野博紀先生)
水が温まると体積が増えることをどう調べるかを考えさせる導入でした。
知的な活動でした。また、アセトンにお湯をかけると袋がふくらみました。
状態変化による体積の増大がリアルに分かりました。
○理科ネタ 電池と磁石で簡易モーター作り(早苗先生)
写真のように簡単にモーターができました!
●ブレストにて
京都よりパク先生、広島より久保木先生が到着しました。
宿泊先で模擬授業を行いました。
・エネルギーの利用(パク先生)
太陽光発電でどれだけの電気がまかなえるかの授業でした。
車についている太陽光発電では、車の上ドアの開閉程度の電力
しかまかなえないが、1年間の世界の総電力はゴビ砂漠の半分程度
の太陽光発電でまかなえる。とても知的でした。
5名で構想追試も行いました。
・その後、宿舎で小森先生の授業VTRの視聴、そして明治図書出版
「表現力(理科)」の執筆を行いました。
皆さん、たくさんの執筆をして下さり、ありがとうございました。
●8月29日(日)合宿2日目(MAK-Science例会)倉敷市立庄中学校
参加者:S君と保護者様、木村先生、金田先生、久保木先生、
才野早苗先生、才野博紀先生、山本
○理科ネタ
・ジャイロ効果による紙飛行機(木村先生)
わっかを作ることでできる紙飛行機です。
・試験管による音階作り(山本)
水の量によって叩くことと、拭くことで音階ができます。
・スプーンによる骨伝導(山本)
スプーンにひもをくくり、耳あたりにつけると骨伝導ができます。
・浮くクリップを落とす方法は?(早苗先生)
磁石で浮いたクリップを落とすには、鉄が必要であることを
実験しました。
・日本の砂2010(博紀先生)
4年かけて集めた砂を貼り付ける作業をしました。
とても知的で楽しいモノでした。
・大気圧の実験、蒸散の実験(S君)
富士山に上がるときペットボトルや菓子袋、風船などで
実験しました。とても面白い自由研究でした。
・琴ヶ浜の砂(S君) とてもいい音が鳴りました!
例会後、食事会を行いました。
バター付けのものやイカ焼き、山羊汁やかき氷やケーキなど、
おいしく頂きました。
2日間の合宿でご参加頂いた皆様、ありがとうございました!