MAK―Science 第4回例会報告(2006年12月10日(日))

場所:岡山県倉敷市立庄中学校第1理科室

 お題「暗幕ネタ」

【参加者】才野先生,松本先生(鳥取),山本

●模擬授業

松本先生 豆電球の授業(向山先生の追試)

 いつも楽しそうに授業をされる姿に引き込まれました。
 豆電球1個のとき、乾電池2個のとき、豆電球2個のとき、
 と変化のある繰り返しで進めました。
 最後に採用試験の問題を出しました。
 ショート回路で明かりが消えるのには驚きました!

才野先生 金星の満ち欠け(小森先生の追試)

 ヘッドアースモデルを使いました。
 導入の一番星からわかりやすく進みました。
 パラソルの傘と黄色のスポンジボール、それを縫いつけたもの
 とものから圧倒されました。

 コピーで使う筒で金星の大きさの違いがわかりやすく見せたの
 に納得しました。

山本 電力の違い
 
 同じ60Wの明るさの電球で、消費電力12Wのものと57Wの
 ものを光らせ、それを分光シートで観察しました。
 12Wのものは3色見え、57Wのものは7色すべてが見えました。
 光の波長の違いから電力の違いに持っていきたかったのですが、
 組み立てがあまく、わかりにくい授業でした。
 才野先生から、ワットアワーメーターを使うことを教えて頂きました。

●理科ネタ

春の三日月と秋の三日月
 地平線を持ち込むことで、春の寝た三日月や秋の立った
 三日月が検証できることを、ヘッドアースモデルで検証しました。

夏の満月と冬の満月
 これも地平線を持ち込むことで高度の違いを検証できること
 を知りました。
 
グーグルアース http://earth.google.co.jp/
 授業で行ったものを紹介しました。

ボーリングコア(庄中地下のもの)
 こちらも授業で行ったものを紹介しました。
 
サンダーボール
 手や金属では電気が寄ってくるのですが、発泡スチロールや布など
 では寄ってきません。
 導電性があるものに電気が通るので、稲妻と同じであることを学びました。

光る腕輪
 折ると光がでる腕輪(ダイソーなどで販売)が、化学エネルギーから
 光エネルギーへの転換で使えることを知りました。

炎色反応
 成分がリチウム、硫酸銅などでした。

酸素100%に硫黄
 青く美しく光ります。しかし、二酸化硫黄が発生したため、直ちに
 換気しました(笑)。

 2次会でも、2時間半に渡り、いろんな話ができました。

  
才野先生,松本先生,ありがとうございました。