○MAK-Science6月例会(H25.6.9)

○参加者:才野博紀先生、神原優一先生、久保木淳士先生
      高場晋吾君、高場千鶴さん、山本芳幸、若奈 (7名)
○模擬授業
1.デンプンの消化(山本)
小森先生の追試で、米粒をすりつぶしたデンプンのりにヨウ素液を垂らし、
唾液をつけた綿棒で青紫色を薄くしました。やはり抗菌の綿棒では、うまく
いきませんでした。直接唾液を入れても、同様の結果が出ました。

2.スイートピーの花びら、マローブルーの指示薬(山本)
スイートピーの花びらを水ですりつぶし、試験管に3本分け、1本にレモンの
汁、1本に重曹を入れました。赤、緑、紫の3色がそろいました。
ブルーマローも同様にできました。
 

3.風はなぜ起きるのか?(博紀先生)
風は大気の流れから起こることを、みそ汁の対流から紹介しました。
ドライヤーによって、熱対流が起こり、そこで上昇気流がよく見えました。
見せるための水槽は、角がないものだとよく見えました。


4.反射の例(山本)
反射の例を、ひざをたたく、くしゃみ、せき、まばたきなどで紹介し、
目の虹彩が広がる現象を、目にライトを当てて実験しました。
当てる前の虹彩が暗くて見えないので、当て方の工夫が必要でした。

5.イオンのフラッシュカード、なぞり書きと写し書き(久保木先生)
中学で習うイオンのフラッシュカードで読み方を覚えました。その後、
イオン式のなぞり書き、そして写し書きや紙を折っての書く練習
を行いました。イオン式を覚えるための提案性のある組み立てでした。

6.進化とは(博紀先生)
進化について、ピカチュウを用いて例を紹介しました。進化と変態とは
違うこと、また進化と退化についても、目の退化やしっぽの退化などから、
どちらともいえるときがあることを知りました。相同器官、相似器官の違い
についても、骨や羽など、具体的な例で学びました。

7.ディスコミニュケーションゲーム(神原先生)
科学職員として、あるイベントの計画に際した問題を取り上げ、その原因を
さぐるゲームをしました。原因は様々あり、その追及をすることで、次に
つながる、というゲームでした。

○理科ネタ紹介
1.重曹とレモンで二酸化炭素発生(晋吾君)
発生した気体を調べるために、線香や石灰水を用いました。
石灰水では白く濁り、振ったとき指に吸い付きました。

2.電子配置(久保木先生)
パワーポイントで作成した電子配置で、イオンになる理由がとてもよく
わかりました。

ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。