【日時】
2013年5月25日(土)13:00〜16:00
【場所】
岡山県倉敷市立玉島東中学校・第2理科室
【参加者数】
参加:3名 事務局:12名 合計:15名
【テーマ】
理科は感動だ!実験観察技能を習得するセミナー

【講師】
迫田一弘先生
岩田秀雄先生、吉田る実先生、川中朋子先生、久保木淳士先生、神原優一先生、
木村祐介先生、山本芳幸

【内容】
・講座1 基本的な観察実験技能を身につけよう
@ マッチ・ガスバーナー・カセットコンロの使い方
A 顕微鏡を効果的に用いる方法
B ビーカーや試験管の扱い方、塩酸や石灰水の作り方
・講座2 向山型理科ノート指導を実際に体感!
・講座3 誰でもできる!科学びっくり実験
@ 水がこぼれない?色が変わる?おもしろ化学マジック
A これほど強い!大気圧の不思議
B 目の錯覚、体の不思議をじぶんの体で体験
・講座4 あなたも体感!理科観察実験技能検定
@ マッチの使い方
A ヨウ素液のうすめ方
B 手回し発電機の使い
C 温度計の使い方
・講座5 理科何でもQA&茶話会

【感想】
・マッチの擦り方や温度計の使い方など、知っているようで知らないことがたくさんあり、反省しながら、大きな学びになりました。特にマッチをよく折ってしまう子は、 私はよく力任せにしているからだ、と決めつけていたのですが、”手首のスナップ
を効かせているから折れる”というのを聞いて、その原因がわかりました。今日の学びをこれからの授業に生かしていきたいです。

・迫田先生のコメントがよかったです。ノート指導で点検するポイント、なるほとど思いました。できない子でもノートが書けるシステムを作り上げたいです。岩田先生のガスバーナーの教え方では、見えないガスが見えるようでした。次回子どもにやって見せたいです。吉田先生の土嚢袋にはドキドキしました。今日の学びを明日に生かしていきたいです。

・理科は感動があり、毎回楽しいなと思わされます。準備がなかなかできていなくて、 よ子どもたちに申し訳ないなと思っていましたが、今日、簡単な準備でできる実験がたくさんあったので、月曜日にしたいと思います。とても勉強になりました。

・お話を伺って、ある程度の人数規模の学校では、理科はこうして進めているんだな、こうして評価しているんだな、こういう視点で子どもたちをとらえているんだな、 ということが感じられました。普段、極小規模校に勤めている自分にとって大きな収穫となりました。ありがとうございます。

【講座内容の詳細】
・迫田先生のコメントにより、講座の価値が2〜3倍になりました。例えば、顕微鏡の接写がスマートフォンや携帯でもできる、ということを紹介され、接写を参加者全員で挑戦しました。

・迫田先生の子どもの理科ノートが、A4ノート1pにびっしりと書かれていました。一番学力が低いという子どものノートでも、びっしりきれいに書かれていました。

・びっくり実験では、大気圧、高分子吸収剤と、つぎつぎとダイナミックな実験があり、追試が可能な実験でした。

・観察実験技能検定では、全員がカードに合格ハンコをもらうことができました。温度計、手回し発電機、マッチ、ヨウ素液の薄め方、の扱いについて、以下のサイトを参考にタブレットや台本を用いて行いました。 観察実験技能検定サイト集↓
http://www.tos-land.net/teaching_plan/contents/15050