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―小森栄治氏の講座より―
煙箱とレーザーポインターで光の学習
山本芳幸(TOSS岡山サークルMAK)
2002年10月27日に行なわれた、楽しい理科の授業(第3回TOSS石見授業作りセミナー)での小森栄治氏の講座内容の一部である。光の性質を利用して、「ものが見えるとは何か」を理解する。
ものは、光を反射することで見える。
そのことがよくわかったのが、赤い服を着た人に、ライトの光を照らしたときだった(下写真)。

暗い会場に、赤い反射光が広がった。
次に、煙箱とレーザーポインターを使っての実験である。
煙箱は,このように作る(以下,小森氏のコメントより)。
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段ボール箱の左側は光を入れるために,全面は見るために大きくカットして,サランラップを貼り付けてつくったものです.その中に線香の煙を充満させて使いました.(学校では,60cmのガラス水槽に底と裏面に黒い画用紙を貼って使っています)
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これで,レーザー光線がみやすくなる。
暗闇の中、まず1本のレーザー光線が差す(下写真)。

そして、3本の光線が差す。この光線は,このようにして作る(以下,小森氏のコメントより)。
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レーザー光線3本は,レーザーポインターを3つ束ねたものです.3台を平行光線になるよう調節(紙をはさんだりして微調整)して輪ゴムで止めてあります.
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光源の前に虫眼鏡を置くと、見事に3本の光線が1点に重なる(下写真)。驚きの声が上がる。

そして今度は、小森氏の
メガネを間におく。
すると、3本の光線が離れてしまう!(下写真)
メガネの原理がとてもよくわかった。
続いて、光学台の実験である。
小森氏は,光学台を自作される。
市販の凸レンズや,フロッピーディスクケースを用いる(下写真)。

教材用の光学台は、光源が大体がクロスの矢印か、ろうそくである。
しかし、小森氏が光源で使ったのは、人形や人の顔だった。
小森氏の顔の倒立の実像を拝見できた(^^;)(下写真)。
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