(C)TOSSインターネットランド /中学1年/理科/光/屈折/全反射
中学理科の光の単元では,屈折という現象を習う。屈折は,光が直進する性質を利用すると,理解しやすい。レーザーポインターと煙箱を利用して,光の屈折を理解する。
用意するもの レーザーポインター,水槽,虫眼鏡,メガネ,線香,プリズム、光ファイバー
指示1 これはレーザーポインターです。後ろの壁を見てください。赤い光で照らされています。
レーザーポインターを教室の後ろに照らす。
その後、煙箱(水槽を線香の煙で充満させたもの)を用意する。
説明1 今,間に光は見えません。しかし,煙で充満したこの水槽の中では,光の道筋が見られます。
消灯する。レーザーポインターを1本、2本と照らす。
発問1 煙箱とレーザーポインターの間に虫眼鏡を入れます。光の道筋は,どう変わると思いますか。
三択問題。挙手で確認。
演示実験(フラッシュでも見せる)。
メガネを見せる。
発問2 次に、メガネを間に入れます。光の道筋は,どう変わると思いますか。
三択問題。挙手で確認。
演示実験(フラッシュでも見せる)。
説明2 このように光の道筋が折れ曲がることを,屈折,と言います。
プリズムを見せる。
発問3 レーザー光線を1本にします。煙箱の中にプリズムをいれます。赤い点に光を当てます。光の道筋はどうなると思いますか。
三択問題。挙手で確認。
演示実験(フラッシュでも見せる)。
説明3 当てる角度が大きいと全部反射します。このことを全反射といいます。
説明4 全反射を利用してできたのが光ファイバーです。
※「光ファイバー」の画像は,住友電気工業株式会社より許可を得て掲載。