esq&山弦 Special Joint Live in AMULUX

1999.7.23 (Fri.)


18時オープンに合わせて、17時30分に会場の池袋アムラックスに到着。 アムラックスとは、トヨタのショールームのビルで、 ここの5階がホールになっているとのこと。

整理番号順に、友達同志、かたまって入場したホールは、230席。 白いクロスがかけられた丸テーブルが並んでいるという、ちょっとお洒落な空間でした。 ドリンクと、オードブル(!)付きの今日のチャージは6,500円。 んー、山弦としたら、最高値だ。(笑 )
でも、ぜんぜん高く感じない、素晴らしいライブでした。

オープニング・アクト
mary-go-round (メアリー・ゴー・ラウンド)
今年2月にデビューした、(Vo. g.)と(Key.)の2人組。 今日はアコギで片岡大志さんがサポート。3曲披露してくれました。 曲は程良く、アコースティックだし、ボーカルの渡辺君は、「しゅっ」とした カッコイイ男子(ちょっとサムエルのVo.の大久保君に似てるかな?)だし、 結構、いい感じ。 関東ではFMのDJでもガンバっているそう。 これが、「One More Music」と同じ時間帯ってのもなんとも奇遇。
さて、本編までの休憩時間に、楽器のセッティングが始まりました。 「あ、マリンバ・・・真理恵さん、来てるんだ。」(喜ぶ男子達) 「後ろのキーボードは、柴田さん?」 「あ、ベースもある・・・もしかして、アザラシフルメンバー?」 「いや、拓夫さんは無理でしょう。」 などなど、これからの展開を楽しみに待つこと、10分余り・・・


三谷さんを先頭に、佐橋さん、小倉さん(おぐちゃん)登場。
私の隣りのTさんが、「さはしーー!」とかけ声! 次の瞬間、思わず、私も「おぐちゃーーん」と叫んでいました。(^^;

   三谷さんは、山下達郎さんのライブの時の黒いスーツ姿とうってかわって、 白い上下ですっごいカジュアル。 佐橋さんはいつものとんがりTayler 612C、 おぐちゃんは、オベーション ELITEを持っての入場です。

最初は、三谷さん、山弦のジョイントで、洋楽のカバー。

「Laughter In The Rain」

山弦の軽やかなギターに、甘い三谷さんのボーカル。 んーーー、たまりません。

(MC)
このジョイントの成り立ち

昨年から今年にかけての、山下達郎ライブツアーで三谷さんと佐橋さんは30代ただ二人ということで、さまざまなイジメを受けたらしい。(スタッフにまで・・・)(笑)
そして、ツアー後の銀座での山弦のライブを三谷さんが聴いて、いたく感動。

三谷「よく、この二人がめぐり会ったものだな。。」
佐橋「なーんか、ホントに結婚式みたいになってきた。」(笑)

#ホント、そういえばこの会場、披露宴会場みたい。(笑)

ということで、一旦三谷さんは引っ込んで、山弦コーナーへ。



佐橋「歌いませんよー。一切。(笑)
   山弦っていうのは、一応、インストゥルメンタルで・・・」
小倉「一応、ね。」(笑)
佐橋「新種のギター漫談とも言われてるんですけれども・・・」(笑)



  • 『Song for james』
    おぐちゃんのオベーションのせいなのか、いつものライブで聴く時より、 ちょっぴり優しげに聞こえました。
    おぐちゃん、アドリブでちょい早く終わらしそうになる・・・
    んだけど、上手く誤魔化してたような気がするんだけど、、、(笑)

  • 『クロマ王朝の悲劇』
    MCもはさまずに、曲紹介もなしに(笑)、淡々と演奏は続いていきます。 ここから、大石真理恵さんがマリンバで登場。 黒いタンクトップにジーンズ姿は、かなりカッコイイです。 イントロ部分から、本編に入る前のブレークで、佐橋さん、おぐちゃん 「はい」「はい」との掛け合い。会場爆笑。 そして、姿勢を正して、レッツゴーー!! ラストの方ではおぐちゃん、弦を指のハラで押さえて音をこもらせて、 ベースのような音を出すというテクを使っていました。 超絶テクニックに、会場は割れんばかりの大拍手。 「それにしても、今日のクロマ、早すぎじゃない?」と思っていたら・・・

    (MC)

    佐橋「早いって」(笑)
    小倉「早かったかな?」(笑)
    #それでも、演奏では全然音を飛ばすこともなく・・・さすが!!

    佐橋「それでは、僕たちのアルバム、『JOY RIDE』の中から・・・」
    小倉「いきますか」


  • 『春』
    あらあら、おぐちゃん、曲紹介は?(笑) この曲の途中で、バックメンバーが入場。 キーボードの柴田俊文さん、ベースの渡辺等さんが加わります。 ワンコーラス目のラスト付近、おぐちゃんが、何と!! 音をはずしました!! 下を向いて、舌を出して「シマッター」って顔のおぐちゃん。(ちょっとお茶目)


  • 『そりは行く』
    真理恵さんのパーカッションが随所で光っていました。 でも、この曲に、オベーションはちょっと柔らかすぎかな。 弾むようなキラキラしたいつものYairiの音の方が好きだったなー。

    (MC)
    メンバー紹介
    佐橋「今日、このギター漫談の伴奏を務める、」(笑)
    小倉「『男冥利』のみなさんです。」
     
      Key: オルガン怪獣 柴田俊文
      Bass:  イカ大魔王 渡辺等
       (ウッドベースが通称、『イカ』と呼ばれていることから)

    ここから、物知りおぐちゃん炸裂

    佐橋「そういや、イカの足はなんで10本なんだって話しなかったっけ?」
    小倉「もともと、オウム貝っていうのがいまして、それがタコとイカに進化しまして・・」
    (以下、延々と続く・・・)

    小倉「こういうオヤジ、結婚式にいますよね、延々、話長いの。」(笑)
    佐橋(客席に)「最後に引き出物がなかったら、怒ってください。」(笑)

    佐橋「山弦を始めてから、7年で、やっと1枚のアルバムが出ました。
       今日は、みたりんのファンの方が多い・・と思われるので・・・」
    小倉「その、『りん』はどこから来たの?」
    佐橋「・・・・・・おぐちゃんの『ちゃん』はどこから来たの?」
    小倉「・・・・・・それはだって、、親しみやすいとか・・・わっはっはっは!」
    #おぐちゃん、今日のテンション、、ヘン。(笑)

    このあと、8月から始まる、2枚目・・・ではなくって、1.5枚目のアルバムの話に。 2枚目は来年だそうです。 カバー中心で、2人だけで、簡単に作ろうかなとは、おぐちゃん談。


  • 『祇園の恋』

    毎度の事ながら、あの爆笑MCの後にこういうゆったりした気分の曲・・・ このギャップがたまらないです。(笑) そして、次々に繰り広げられるアドリブの数々・・
    おぐちゃん、今日はすごくメロディを崩して遊んでいました。
    「あー、やってんなーー。」って顔で笑いながらおぐちゃんを見てる佐橋さん。 こういう瞬間を見るのって、たまらなく楽しいんですよね。

    (MC)
    (曲が終わるやいなや)
    小倉「こないだ俺ね、京都、行って来ました。」

    おぐちゃん、ラジオの収録用にしゃべるぞって用意してたネタなんだろうけど、 esqファンには唐突だよー。 あとで、佐橋さんがちゃんとフォローしてたけど。(笑)
    #この日は、Nac5という、FMの収録が入っていたのです。

    (話が一段落して)

    小倉「ちょっと、乗ってきますよーー!」(桑田さん風)
    佐橋「いつからそんな芸風になったの?」
    (会場爆笑)


  • 『Rodeo King』

    『JOY RIDE』
    なんと、会場から手拍子! おぐちゃん、ノリノリで絶好調! 佐橋さんのアドリブはちょっと、じらしモード。 イントロでの二人の掛け合いはブレークも挟んで、 ちょっとユーモラス。会場からは笑いが・・

    そして、事件はソロ回しの時に起こった!
    真理恵さんのマリンバのメロディは・・・
    そして、いち早く、それに気づいて反応するおぐちゃん。 二人の演奏しているのは。。。。「りんご追分(こぶし入り)」!! 会場は大爆笑!大拍手!
    ホンマ、生山弦はやめられまへんなぁ〜〜〜。

    またまた、三谷さんが登場して、3人でのMC。

    (MC)

    三谷「3人で、何やろうかっていうMeeting、お二人ともお忙しくてね、
       なかなか決まんなくて。
       1ヶ月かかって、やっと出てきたスケジュール。
       ○日の夜、10時と、□日の夜11時、どっちがいいって。」(笑)

    三谷「ようやく曲がおととい、決まりまして。」
    佐橋「はっぴぃえんどの・・」
    三谷「細野さんの、素晴らしいVoiceの聴ける曲ですね。」
    佐橋「今日も聴けるんですか?」
    小倉 (もごもごっと)「今日はもう、自分の曲のように歌う・・・」
    佐橋「おぐちゃん、イタコが今日は憑いてる・・・」
    三谷「あぶない、あぶない・・・・(笑) まだ、ご健在でいらっしゃいますよ。」(笑)
    佐橋「放送、入ってる時に限って、こういうこと言うんだから・・」
    小倉「俺はね、何も言ってないよ。」(笑)
    佐橋「すぐ、そう言うんだから・・・」(笑)

  • 『風をあつめて』(はっぴぃえんど)
    なんだけど、イントロで、音を思いっきりハズすおぐちゃん。

    小倉「あ、あぁ・・!ごめ・・」

    絶妙のボケぶりに、会場は大喜び。
    舞台そでからは、舞台監督さんから「バカヤロー」の罵声が。(笑)
    ここで、突如気を取りなおす為にMC。


    小倉「こないだ、大貫さんのLiveしたとき、エレベーターで(細野さんに)
       バッタリ会いましたよ。」
    佐橋「あぐらかいたまま、浮いてませんでした?」(笑)
    小倉「・・・俺は何も言ってないよ。」(笑)
    小倉「ということで、その細野さんの曲です。」
    佐橋「『その』って・・・(笑)」


  • 『風をあつめて』(はっぴぃえんど)

    懐かしい、ゆったりとしたメロディ。 澄んだ三谷さんの声がステキ・・・と思いきや、2コーラス目には なんと、おぐちゃんが歌い出したーー。
    んー、おぐちゃんのソロ、初めて聴きました。(除 高松ライブでの母校校歌)
    3コーラス目には、佐橋さん??っと思ったら、三谷さんにチェンジ。 佐橋さん、練習不足でパスしたと見た。(笑)



    ここからは、三谷さんコーナー。
    曲がよくわからないので、詳細は割愛させていただきます。(スミマセン)

    柔らかな歌声と、エネルギッシュなキーボード。 もっと、落ち着いたイメージを持っていたので、ちょっと意外でした。 でも、これって、嬉しい誤算っていうのかな。 サックスの公樹さんもステキでしたしー。(*^^*) リズムマシーンや、シンセを上手く使って、2人だけとは思えない スケールの大きなステージ、最高でした。 それにしても、ホント、歌うのが大好きって体中で表現されていましたね。 山弦と、同じ「匂い」のする、ステキなミュージシャンでした。
    そして、三谷さんのステージが終わって、アンコールでは、また3人揃っての登場。
    スターダスト・レビューではお馴染みだという、『Thank you』。
    一本のマイクに向かって、3人がコーラスを披露というステキな場面(曲目不明)で
    素晴らしいパーティの幕は下りました。


    Fin