「アコギでGo!  Vol.2」前半レポート



そう、ここは「アザラシティ」が行われている、吉祥寺はStar Pine's Cafe。
今回は、アコースティック・ギターの大御所、吉川忠英さん率いるイベント、「アコギでGo!」が開催されます。ここに佐橋さんが出演するということで、わたくし、はるばる関西からやってまいりました。
おぐちゃんも出るかも、との噂なので、ちょっと期待。

6時半会場入り。

いやぁ、ドラムセットも、マンドリンも、ピアノもないスタパンのステージって広いんですね。
今回はアコースティックギター・オンリーなイベントなんで、後ろが広い広い。
そこに、テーブルと椅子が数脚、用意されています。

7時半の開演だったので、私は念願の特製カレーを注文。
んー、結構辛いし、深みのある味だしで、大満足。んで、ちょっぴし汗をかいたのでハイネケンを追加注文。(^^;


7時半。 ほぼきっかりに、吉川忠英さん登場。
白いシャツに黒いスラックス姿というシンプルな出で立ちが、すっごくオシャレ。さすが。

このイベントの紹介などのMCの後、忠英さんからの、ゲスト紹介です。
我らが佐橋さんは、トップで登場。
「佐橋、よし・・・・・・・ゆき君です。」
・・・・忠英さん、南佳孝さんとよく間違えてしまうらしいです。・・・(笑)
今日の佐橋さんは、黒い衿なしジャケット(マジメな詰め襟)に、グレーのスラックスっぽいパンツ姿。
袖が少し長めなようで、アームバンドをされてました。

他のゲストは、センチメンタル・シティ・ロマンスから、
中野督夫さん、告井延隆さんが来られています。
皆さん、大のつく先輩方ばかりで、今日の佐橋さん、ちょっと緊張気味のようです。

そして、噂のおぐちゃんは、スケジュールの都合で急遽出演キャンセルになったとのこと。 
ちょっぴし残念・・・


さて、ここからは、各自20分間のソロのコーナー。ここでも佐橋さんはトップバッター。
他のみなさんは、後ろの席で赤ワインを飲みながらの宴会(?)状態。
このシチュエーション、「キツイですね。」(by 佐橋さん)(^^;

今回は、ソロアルバム、「TRUST ME」からの曲が中心でした。

1:「Zocalo(ソカロ)」
 佐橋さん:「久しぶりに弾くと、難しい曲ですねぇ。」(笑)

2:「TRUST ME」
 久しぶりのせいか、おぐちゃんドタキャンの為の練習不足のせいか、後ろからの先輩方の視線のせいか、
 「すいません、間違えちゃいました。」
 佐橋さんでも間違うコトがあるんだ・・・と、妙に感動。(すいません)

ここで、忠英さんが後ろからやってきて、佐橋さんのスコアスタンドを寝かせました。
(前列のお客さんに目線を向けながら)「だって、手先が見えないでしょ。」
佐橋さん、「もう一回、最初から演りましょうか。」(笑)
「あ、こうやればいいんだ。」って、おぐちゃんの最近お気に入りの
『必殺ギタースタンド・アップ奏法』(勝手に命名・・ホントは何ていうんでしょう(^^;)のポーズをとってくれたり。(笑)

次の曲は、忠英さんを交えてということで、お二人で曲前にMC
佐橋さん:「次の曲はスティーヴン・フォスターの曲なんですが、この人、すごい死に方したんですよね。」
忠英さん:「いいですねぇ。僕は、生涯一現役でいたくて。ステージ上で、酒をいっぱいかっくらって、タバコをバンバン吸って、ステージ上で、いぇい!って言って、死にたいんですよね。」
佐橋さん:「・・・前もって、言っといてくださいね。」(笑)

3:「Old forks At Home」〜「DESPERADO」
硬質な佐橋さんのテイラー612C に、忠英さんの柔らかな音色が絡んで、優しい世界が広がっていきます。
を、佐橋さん、テイラーでスライド始めた・・・と思ったら、なんか違うぞ、このメロディ・・・
あ、後ろからセンチのお二人が参加??と思ったら、気づけばそれは、「デスペラード」。
すごく美しいハーモニー!
昔からこの2曲は似ていて、佐橋さん、一度繋げたかったそうです。

さぁ、いよいよ、4人揃ってのアコギタイムのようです。
あれ? でも、告井さんの左手にあるのは、、、タバスコの瓶??
もともと、ペダル・スティール出身だということで、指にはめるタイプのバーが苦手、、
何かいいものないかな・・・と見つけたのが、始まりだったそうですが、
なーんか、すごいエピソードが隠されているようで。。。。。(^^;

次の曲は4人編成の為に佐橋さんが用意してきた曲。
忠英さん:「こんなマジメにアレンジしてきたの、佐橋君が初めて。いい迷惑だよ。」(笑)
ということで、ステージ上で、ラスト部分のおさらいが始まりました。
#こういう気さくなステージ、大好き。(笑)

4:「DAY DREAM」(JOHN SEVASTIAN )
4本のアコギの競演。でも、右端の告井さんの手元が、どうしても気になる・・・(笑)
ヴォーカルは柔らかな佐橋さんの声。さいこー。
で、もう、ラスト部分はアドリブ大会で、会場も大盛り上がり。


2番手は、MCのおもしろさで定評のあるという、中野督夫さんです。

1:「マスカット・モーニング」
サビで、突然客席にバック・コーラスを求めてきたり、歌詞にアドリブ入れて笑わせたり、
メドレーが始まったり(ダウンタウンがあったよね。。。「なんで、この曲で盛り上がるんね。」(笑))
・・・あれ、この曲の時、私、なんか、督夫さんに、指さされたっけ???
とにかく、「掴みはおっけーー」
完璧にステージは督夫さんのワンマン・ライブ状態。
忠英さん:「乗っ取りの名人・・・」

2:「春陽館(しゅんようかん)」
さっきとはうってかわって、しっとりとしたメロディライン・・・でも力強い曲です。
なんか、督夫さんの思うつぼにハマっていってる気分なんですけど、んーー、いいですー。

次は、佐橋さんとのジョイント。
なんでも、ライブ会場では毎回女性に捧げる曲だとかで、(予習不足で、すいません)
会場で「カノジョ」探しが始まりました。

督夫さん:「そこのチェックの・・・君、女の子?」
4列目くらいのお客さん:「わし?」
督夫さん:「あ。男の子だなぁ。」(笑)

督夫さん:「前の、ノリのいいカノジョ、丁度3人揃って、ブー・フー・ウーの、
 ウーちゃん・・・・お名前は?」
私 :・・・・私?・・・(ウーって・・・わかっちゃう私も私だけど。。(^^;)

ってなことで、最前列に座っていた女性3人の中の、
ずっとご機嫌さんで踊っていた(座ったまま)私にご指名がきちゃったみたいです。(^^;

私:「・・・ゆみです」
督夫さん:「じゃぁ・・・」
佐橋さん:「俺、友達です。」(笑)
督夫さん:「山弦のファンなんだぁね?今日から乗り換えなさい。」(笑)
会場:(笑)
督夫さん:「弱肉強食の世界・・」(笑)
佐橋さん:「焼き肉定食な・・・」(笑)

3:「キャロライナ・サンシャイン・ガール」
これも、アドリブいっぱい。
「かわいい・・・・佐橋・・・」
で会場オオウケ。(笑)
佐橋さんのソロも、かっこ良くて、今回一番印象に残る曲になりました。(^^;

4:いろんな曲のメドレー ・・・「上を向いて歩こう」がありましたよね・・・
途中から、告井さんの胡弓が加わりました。
告井さんの胡弓は鈴木祥子さんのライブ以来に聴きますが、前回同様、
あったかくって素敵な音色です。

告井さんはTAKAMINE(新しい)に変えて、チューニング。
督夫さんのTAKAMINE(古い)は「弾き倒して」あって、高いギターよりもずっといい音なんだそうです。

5:こぼれどき(でしたっけ・・すいません)

忠英さん:「もうおしまい?一人、20分くらいってことだったんだけど。」
督夫さん:「早かったです?」
忠英さん:「一人で1時間くらいやってるよ。」
会場:(爆笑)


 ・・・・・パーティはまだまだ続きます・・・・
 ・・・・・告井さんと忠英さんの演奏、素晴らしかった・・・・

 のですが、今回のレポートはとりあえず、ここまでということで・・・
 すいません、最近、体力ないもんで・・・(^^;