(敬称略)
佐橋: それっていうのは、そういう方法でやったらいいんじゃないかっていうのは、 佐藤: んーーんと、やっぱり、キッカケはね、ビートルズだよね。 佐橋: あーー。 小倉: あーー、ビートルズの、 佐藤: どういう風にしてんだろうなっていうので・・ 小倉: ライナーとかに載ってましたもんね。 佐藤: そうそうそう。 佐橋: あーー、なるほど・・ 小倉: それで、そのー、オープンリールのテレコを手に入れて。 佐藤: うん。 小倉: で、どんな曲を? 佐藤: その頃はね、知ってるかどうか、わかんないけど、たとえば、 小倉: あーー、そういう曲の、カラオケを作っていたっていう・・(笑) 佐橋: で、自分で歌って・・(笑) 佐藤: そう。(笑) 佐橋: あー、わかった、わかった。 小倉: 何人か集めて、ねぇ。 佐橋: みんなでコピーするじゃない? 佐藤: そうそうそう。 小倉: それは、練習スタジオ入って、せぇのぉで、だーって 佐橋: ねぇ、学校の部室で、やったりするのが、普通のとこを・・ 佐藤: そうそうそう。 小倉: ああ、あったんだよね・・ 佐藤: あのー、架空に作って、 佐橋: 架空に・・・(笑) 小倉: バーチャル・・ 佐藤: 実際は僕だけしかいないんだけど、友達の名前だけ借りて、それで 佐橋: (爆笑) 小倉: 無茶苦茶だし、まっしぐらですね。(笑) 佐橋: まっしぐらですよぉ・・・・ 小倉: キーボードにぃ・・ 佐橋: で、ピアノって楽器はぁ・・・ 小倉: 俺ね、思ったんだけど。 佐橋: うん。 小倉: やっぱり、博さんっていうのは、俺の中では、キーボーディストっていう、ね、 佐橋: いや、もう、全然そうですよ。 小倉: イメージが、みんな、そうですよね。 佐橋: うん。そうそう。だって・・・ 小倉: でも、最初から、やっぱり、歌を、 佐橋: いってたっていう・・ 小倉: やりたかったっていう・・ 佐藤: そう・・でね、ピアノを始めたいなって思うきっかけはね、 佐橋&小倉: ええ。 小倉: プレスリー、ね。 佐藤: その、後ろの、バックに出てくるピアノがカッコイイじゃん。 佐橋: ええ、ええ。 佐藤: いっぱいあるでしょ、たとえば、ビートルズだったら『Rock & Roll Music(?)』
とか 佐橋: ええ、ええ。 佐藤: ああいうのが、カッコイイし、それから、レイ・チャールズの歌の中に、ぽろぽろっと 小倉: はいはいはい。 佐橋: 出てくる・・・ 小倉: リフ、ねぇ・・・ 佐藤: 出てくる、あのピアノが弾きたいと思ってたの。 佐橋: ファンキーな、ああいうのが好きだったんですね。 佐藤: そうそうそう。 佐橋: あのー、そこまでの、クラシックなピアノとは、全然違う・・ 佐藤: そうそうそう。 小倉: だから、あれですよね。小さい頃、クラシックを、習いに行って、 佐橋: 普通、そうだもんね。ジャズ系のピアニストって。 小倉: 普通、そうですよね。ジャズとかね。ロックに目覚めてっていうのが多いんですけど、 佐橋: ほとんどがそうだよね。 小倉: ピアノを選んだっていうのは? 佐藤: それはね、うんと・・ 小倉: 最後ですよね、いろんな話聞いてると。 佐藤: いろんな人に、まず、相談したのね。プロになるのか、どうしようか、とか。 佐橋: ええ。 佐藤: そしたら、今から・・でも、遅いけれど、 小倉: それ、何歳くらいの時の・・ 佐藤: それが、19の・・はたちの直前くらいかな。 佐橋: 役立つよ、と・・・ 佐藤: うん、ギターよりは、手助けになるんじゃないっと言われて、 佐橋&小倉: ええ。 佐藤: そうかなーーーっと思いつつ、やりだして、やりだしたらはまったっていうか・・ 佐橋: あーー、じゃぁ、プロになろうと思ってから始めたようなもんです・・ 佐藤: そうそうそうそう。 佐橋: あらぁ、それはぁ・・・ 佐藤: だから、始めた時点では、ピアニストになろうとかっていう事じゃなくってぇ・・ 小倉: なかなか、論理的な・・(笑) 佐藤: あのー、なんて言う・・譜面、書くのが嫌いだしぃ、書くよりも、なんかで伝えた方が 佐橋: あーー、じゃぁ、佐藤さんはスコアも書いてらっしゃるのにぃ、あれは、じゃぁ、 佐藤: そうそうそうそう。 小倉: その人、なかなか先見の明があるっていうか・・ 佐橋: そうだねぇ。 小倉: アレンジャー、それから、ソングライター? 佐橋: 裏方さんになるのか、それか自分が表立ってやるのかっていう所ですよね、 佐藤: そうそうそう。 小倉: やっぱ、キーボードがいいっていうのは、もう・・ 佐橋: それはもう、正しかったですねぇ。 小倉: 確かに。 佐橋: すごい・・ 小倉: で、僕達はですね、ライブの、リハにですね、今回、リハーサルっていうのを、 佐藤: はっはっは・・・(笑) 佐橋: そうです、佐藤さんは、スタジオをお持ちなんで、 小倉: そうなんですよ。 佐橋: ま、リハーサルスタジオっていうよりは、レコーディングスタジオなんですけれど。 佐藤: (笑) 小倉: そうそう・・・行ったらびっくりしましたよね。 佐橋: 犬が2匹。 佐藤: (笑) 小倉: あ、いえ、そうじゃなくって。(笑) 佐橋: せっかく仲良くなったとこだったのに・・・ 佐藤: (笑) 小倉: だから、どういう事かというと、20畳くらいの、ね、スタジオをお持ちで、 佐橋: 置いてた、蔵と一緒。 小倉: 蔵が発展して、そのまま・・ 佐橋: (笑) 佐藤: そいで、そのスタイルのまま、ライブハウスでやってみたいなと、そもそも思ってて。 小倉: あーー・・・ 佐橋: 佐藤さんちに、お客さんみんな呼んじゃったっていうような状態、作り出そうって。 佐藤: (笑) 佐橋: ばーちゃる、佐藤さんち。 佐藤: (笑) 佐橋: よくわかんないですけど。(笑) 小倉: バーチャル佐藤さんち、ね。 佐橋: もうですねぇ、佐藤さんに、まだ話、まだお聞きしたいとこなんですけれどもぉ。 小倉: もう1曲ね、聴いときますかぁ? 佐橋: じゃぁ、佐藤さん、何を、、 佐藤: えーーとねぇ、じゃぁ、やっぱり、ベストの中から、 小倉&佐橋: はい。 佐藤: 78年に、Hi-Timesっていう、 小倉: Hi-Times! 佐藤: あのー、青山純、伊藤公規、 佐橋: (笑)(←なんでここで笑うの?(笑)) 小倉: 鳥山さん。 佐藤: 鳥山雄司、その辺りとやっていた頃の、曲で、 佐橋: え、じゃぁ、『カリンバナイト』、聴いてください。 小倉: えーー、『カリンバナイト』。 佐橋: はい、4月12日発売の・・佐藤さん、これ、ベストアルバムの・・ 小倉: 78年の、録音ですね。 佐橋: えーーっと、ベストアルバムの方にも収録されるっていう事だそうですけど、 佐藤: はい。 佐橋: ベストアルバム、タイトルは、なんという・・・ 佐藤&小倉: (声をあわせて)「FLY TO YOU」 佐橋: 「FLY TO YOU」、4月12日に発売されたばかりの。 小倉: しかし・・・この78年の音源が、こんなに、、、 佐橋: 22年前だよ。 小倉: ねぇ。 佐橋: 22年前だもん。(笑) 佐藤: (笑) 小倉: こんなに、エネルギー持ってるっていうか、 佐橋: 「とりとり」は、だって、これ、ギター・・・ 小倉: 18歳・・・ 佐橋: 18歳だよねぇ。 佐藤: 多分ね、レコーディング、最初・・・ 小倉: 「とりとり」はって・・(笑) 佐橋: 「とりとり」って、あだ名。鳥山さんの。 佐藤: おっさんくさーいギター、弾いてて。 佐橋: (笑) 小倉: なんか、どこもチョーキング、しなかったって。 佐藤: そうそうそう。 小倉: 俺ねぇ、大橋巨泉さんの番組でねぇ、デビューしたての鳥山さん、見たことあんのよ。 佐橋: 俺も見た、その番組。「11PM」でしょ? 小倉: そうそう。 佐橋: うん。 小倉: ギブソンの、あれだよね、330かなんか持って。 佐藤: (笑) 佐橋: そうそうそうそう。 佐藤: ああ、ああ、ああ・・・ 佐橋: ノブさんと鳥山さんと、幼なじみなのよ。 小倉: ああ、そうなんだ。 佐藤: あー、そうか、そうか。うん、聞いたことある、そういえば・・ 佐橋: 小学校が、から一緒で。 佐藤: あ、ホントにぃ。 小倉: ノブさんの方が、ちょっと、年上かなぁ? 佐橋: ううん、同い年。 小倉: 同い年なんだ。 佐橋: おぐちゃんと・・一緒、だよね。だから。 佐藤: あ、ホントぉ・・ 佐橋: うん。 小倉: ノブさん、何年? 佐橋: んと・・・・59年。 小倉: 59年か。 佐橋: 60年の人と一緒。 小倉: うん。 佐橋: という感じで・・・あの、話、尽きないんですけど。 小倉: そうですね。 佐橋: 来週も、同じ飲み屋に、来ていただかないといけないという・・・(笑) 佐藤: (笑) 佐橋: ことなんですけれど・・・(笑) 小倉: 佐藤さん、あんまり、飲まれませんよね。 佐藤: そうだね、普段は、もう、ほとんど・・・ 佐橋: タバコも吸われないし、 佐藤: そう。 佐橋: あのぉ・・・お酢、飲んでましたから、リハーサル中。 小倉: そうだね。 佐藤: (笑) 佐橋: お酢は、健康にいいって・・・ 佐藤: (笑) 小倉: なに酢でしたっけ、あれ? 佐藤: え? 小倉: リンゴ酢。 佐藤: あ、そう。リンゴ酢とね、梅酒をね、少し入れてね、お湯で割ってたの。(笑) 小倉: じゃぁ、ちょっと・・今晩は、ちょっと、もう一軒行きますか。 佐藤: ありがと。(笑) 佐橋: たまには、深酒、してみましょう。 小倉: 佐藤博さんをお迎えして、お送りしましたぁ。 佐橋: 来週も、お楽しみにしてください。 小倉: 小倉博和で、お送りしました。 佐橋: それでは、さよならぁ〜。 マスター: さて、来週も、佐藤博さんがゲストでいらっしゃいます。 |