『山弦・One More Music』1999.05.01

今回は、最近リリースされた、山弦が関係したCDの話題でした。

  


  マスター: ゴールデン・ウィークはどう過ごされています?


お: いやぁ、なんだか、橋がみっつもかかっちゃてっていう、話をね。

さ: あのーー、ゴールデン・ウィークの真っ只中に開通した訳ですね。

お: 開通しましたねぇ。

さ: 僕、あんまり知らないんですけど・・・・

お: ウチの婆さんがね、

さ: うん。

お: まだ、あのーー、生きてる頃・・・

さ: うん。

お: ・・・・・(笑)

さ: いきなり、なに?(笑)

お: いやぁ、思い出しちゃいましたよ、あのね、瀬戸大橋ができるっていう

   ことを話してたんですよ、、、

さ: あぁーーー大変なことだもん。

お: その当時はまだ、着工したばっかりで。

さ: はぁはぁはぁはぁ。。。

お: 足掛け、やっぱり、何年・・・・50年くらいかかってるのかな・・・

さ: すごいニュース。。。あの・・

お: かかってないって・・・(笑)

さ: あ、・・・・(笑)

お: そこでつっこまなきゃ・・・(笑)

さ: 俺って、なんでも本気にしちゃうから・・・・(笑)

   いや、あのね、・・・・・

 


  マスターから、「しまなみ海道」の説明

  マスター: そういえば、山弦の二人、最近は

        どういう仕事が完成したんでしょうね。

 


  オープニングのジングル

 


さ: しまなみ海道っていうのが出来て、まぁ、この、みなさん、

   このゴールデン・ウィークも、行楽に、レジャーに、さかんな・・・

お: 行楽ね。僕たちは、ずぅーーっと、仕事しっぱなし。

さ: 仕事、しっぱなし、と。

   最近、あのーー、僕らの場合、レコーディングなんかでかかわったお仕事って 

   いうのは、実際、僕らがレコーディングしてから、こう、

  リリースされるまでの間っていうのは・・

お: ちょっと、寝かしの期間があるよね。

さ: ね。いろいろ、3ヶ月くらい、準備があるので・・・

お: 時々、出ないのもある・・・(笑)

さ: ははははは・・・・・(笑)

お: ふはははははは・・・・(笑) (。。。乾いた笑い)

さ: やめてくださいよ・・・(笑)

お: やめてくださいだね。こんな話は。。。(笑)

さ: そんなこんなで、えー、最近、ちょこちょこ、一緒に仕事をしたアーティストの

   方々のCDがリリースされてるみたいなんですけど、今日は、
  そういったところを聴いてみようかと思ってるんですけど・・・

お: うん。

さ: あのーーー、遊佐未森ちゃん。

お: はい。

さ: おつきあいが・・・

お: 「ウサギモリ」って言われている・・・

さ: (笑)・・・ゴロですか・・・?(笑)

お: かわいいんですよね。

さ: 遊佐未森ちゃんは、だって、ほぉんと、かわんないですよね。感じ。

お: かわんないですよね。最初に会ったのが・・・えーー、10年くらい前かな?

さ: もぉっと、前でしょう・・

お: 「ハルモニオデオン」・・・ねぇ。・・・森の人たち・・・

わ: おぐちゃん、名づけてますけどね。(笑)

お: いやぁ、俺、言ってませんよ。(笑) 佐橋さんから聞いたんですよ。(笑)

さ: (笑)また、もぅ・・・・(笑)

お: まぁ、それはいいんですけれど・・・(笑)

さ: ま、ね、森の住人という感じで。

お: 森をテーマにした曲、ありましたよね。何曲か。

さ: ちょっと、まぁ、メルヘンチックといえば、メルヘンチック

   なんですけれども・・あのーーー、こう、独特のムードを持った・・・

お: 本人もね。すごく、なんていうか、柔らかいっていうか、ムードがね。

さ: あって。

お: すごい、あったかくって、、、一緒にいると、ホントに、なんか、こう、、、

さ: 柔らかい、気持ちに、、

お: そうそう、生きてるヒーリング、みたいな。

さ: (笑)あ、そう。(笑)

お: (笑)なんか、ねぇ。(笑)

さ: なるほど、空気さえも、ヒールしてしまうっていう・・・(笑)

お: そうそう、ヒールするっていう・・・(笑)

さ: ヒールっつっても、悪役の方じゃないですからね。

お: (笑)あ、そりゃ、違いますねぇ。

   「キラー・コワルスキー・・・」いや、古いですねぇ。いや、いいんですけどねぇ。

   すいませんねぇ。

お: いえ、とんでもない。

さ: 未森ちゃんの、ちょっと前に、「庭」っていうのが、出て。

   一曲、二曲、山弦で・・・

お: 「庭」、ね。・・・ガーデンって・・・

さ: はい。

お: にわとり、いるところですね。

さ: えっ・・・(笑)

お: にわには、にわ、ニワトリが・・・・やめろって・・・(笑)

さ: (笑)

お: それはいいんですけれど・・・(笑) 出ましたね。

さ: 出ました。出ました。(笑)

お: それで、二曲、二人で。

さ; うん、山弦。

お: プロデュースして・・・プロデュースっていうか、アレンジして・・

さ: やりました。 んで、そんなかから、ちょっと聴いてみますかね。

お: はい。

さ: 遊佐未森さんで、「リトル ガーデン」

***** 「リトル ガーデン」 by 『遊佐未森』 ****

(ゆったりとしたアコースティック・ギターに、ピアノがからんだバッキング)

(間奏で未森さんが花の名前をつぶやくんですが、緑の森の中で)

(その花たちが浮かんでは消えて行くのが見えてくるようです。)

***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

お: 薔薇。。。。。(笑)

さ: (笑)芍薬。(笑)

お: いいですねぇ。(笑) 好きなんですよ、この曲。

さ: 遊佐未森さんで、「リトル ガーデン」 という曲でしたけど。

お: はい。

さ: 僕も、おぐちゃんも、元々の事務所が同じだったせいもあって、

   ずいぶん長い付き合いになってますけれども・・・

お: 俺が、出会って、えーーー、最初の頃に、一緒にツアーして。

さ: ねぇ。

お: いろいろ、楽しい思い出あります。

さ: 僕はですねぇ、今回の、この曲のレコーディングで、、

   これも、数ヶ月前になりますけれども。

お: はい。

さ; ひっさびさにお会いして、そんで、お互い連絡先なんかも

   ちがっちゃってたんで。

お: 盛りあがってたよね、なんか。

さ: そうそうそうそう。んで、何、ゲラゲラ盛りあがっていたかというと、

   あのーー、連絡先を交換したのよ。 そしたら、家が、

   歩いて30秒くらいの近所で。

お: 30秒って普通じゃないですよ、それ。 ホントに近いよね。

さ: そうだよね。 あの、別に、一緒に住んでないよ。(笑)

お: あれだよね、あの・・お味噌とか、借りにいく・・・(笑)

さ: そそそそそ。(笑)スープの冷めない・・・(笑)

さ: それでね、住所交換して、連絡先交換して、

   へぇー、こんな近所とは知らなかったって言ったあげくに、未森ちゃんが・・

お: うん。

さ: (のどを細めて、抑揚ない感じで) 「そういえば、佐橋さん。」

お: あ、そういうしゃべり方なんだよね。

さ: そそそ。(笑) 

   「そういえば、佐橋さん、私たちの家の近所にいいお店、あるよーー」

   って、なんか、言って。

お: あぁ。。。

さ: 「え?」って言ったら、「ムーミンっていうの。」

お: (笑)

さ: ムーミンっていう名前のお店がね、いいって教えてもらって。(笑)

   こんど行ってみようかと思って。

お: (笑) あ、まだ、行ってないんだ。(笑)

   ムーミンって、なんか、いいですねぇ。

さ: 未森ちゃんっぽいムードで。

お: ちょっと、のんびりした、ねぇ・・・

お: あの、ニョロニョロってあるじゃないですか。電気、発するやつ、集団なって。

さ: ああ、あの。ムーミンのキャラクターに出てくる。

お: なんか、あの動きと、未森ちゃんが歌う時の動きがちょっと似てますね。

さ: (爆笑)

お: いやいやいや・・・(笑)

   ほら、未森ちゃんって、太極拳とか、やるじゃないですか。

   俺も教えてもらったんだけど、呼吸法とか。

さ: あー、はいはいはいはい。

お: んで、ゆっくり、揺れるじゃないですか。あれが、ちょっとね。

さ: あれが、ちょっと、、、、ニョロニョロ。(笑)

お: んーーー、そんで、やっぱムーミンなのかな・・・

   訳わかんい話なんですけど。(笑)ムーミンね。(笑)

さ: わ、スゴイわ。(笑)

さ: なんか、でも、考えてみると、未森ちゃんとは仕事以外でも、

   ちょこちょこ、ご飯食べに行ったりとか、ね、

   お付き合いもさせてもらってて。彼女も、元気にやってて・・・

さ:  えーーー、丁度、同じ位の時期に、やっぱり山弦プロデュースでやった曲が、

   えーーーー、リリースされてるんですけれども。

   えーーー、SAKURAちゃんっていうシンガーなんですけれどもね。

お: やりましたね。

さ: えーーーー、「LOVE ON WINGS」っていうアルバムの中の、

   一曲を 山弦でやりましたが。

お: それも聴いてみましょうよ。

さ: ええ、聴いてみましょうか。えーー、SAKURAちゃんで、

さ&お: 「涙ははじまった」

***** 「涙ははじまった」by 『SAKURA』 ****

(遊佐未森さんの曲とはうってかわって、 力強いSAKURAのボーカル)

(でも、どこか優しげなのは、やはり母になったせい?)

(バックは、いつものアザラシのメンバー)

(時々からんでくるアコギの音色がかっこいいですー)

さ: というわけで、「涙ははじまった」、SAKURAちゃん。

お: いいですねぇ。

さ: これなんか、みんなバーンとバンドで登録(?)してって感じで、

   楽しかったですよね。

お: いつも、山弦とか、やってもらっているメンバーで。

さ: SAKURAちゃんは、僕ら、SOYのプロダクションと一緒で。

お: アロハ・プロダクション。

さ: UAさんとか、いろいろ・・・女性シンガーが多い事務所なんですけれども。

お: ねぇ、レコーディングん時にね。

さ: そうなんですよ、

お: 結婚されて・・・丁度・・おなかの・・臨月、間近・・・

さ: そ、おなか、大きかったよね。

   わたくし、妊婦とレコーディングしたの、生まれて初めてでございます・・・(笑)

お: (笑)

さ: 普通、ないか。(笑)

お: 言ってたね、最初はつわりとかひどくて、歌う力がないっていうか、

   パワーがなかったんだけれども、大きくなって、7ヶ月とか過ぎたあたりから、

   二人分の力で歌えるような気がするって。

さ: だから、なんだか、出してるオーラが倍なんだよね。

   初めての経験でしたけど。

お: なんかね、演ってる方は大丈夫かなって、、、

   「そんな、大きな声出して、大丈夫?」みたいな・・・

さ: 母体を気遣いながら。。。

お: ね、気遣っちゃってても、本人はいたって

さ: 楽そうですよね、かえって・・・

さ: もう一つ、面白いエピソードとしては、彼女のお家が、大阪の

   ディスコなんですよね。

お: あ、言ってたね、そう言えば・・・

さ: ほんと、ご両親が、かなりマニアックな選曲でお馴染みの。。。

   R&Bとか、よっぽど好きな人でないと行かないような、

   渋ーいディスコを経営されてて・・・

   そこで、小さい頃から、ふつーに、ブラック・ミュージックを聴いて

   いたっていうから・・

お: ねぇ。アース・ウィンド・アンド・ファイアーとか、シックとか、ね。

さ: SAKURAちゃんの場合、もっと前かもしんないね。

お: まだ前かな・・・・ハッスルとか、

さ: (笑)

お: そういうんじゃないよね。さっきも言ったように、もっとレアなヤツだよね。

さ: たぶんね。

***** ***** ***** ***** ***** ***** *****

   ここで、新しいジングル!!!

  「雨に歌えば」performed by 山弦

***** ***** ***** ***** ***** ***** *****   

さ: なんか、そんなこんなで、SAKURAちゃんのダンナさまは、

   メイズって、、、あまり日本では馴染みがないんでしょうけど、

   向こうでは活躍しているグループの、キーボード・プレーヤーで。

   めでたくレコーディング後、、、

お: 出産されましたね。

さ: いろんなものをリリースしたっていう・・・

お: なはははは。。。(笑) 上手いですね。

さ: いやいや、まぁ・・・

さ: まぁ、母は強かったっていう、感じでしょうか。


     **************** マスターのMC **************** 

「山弦の二人にリクエストやメッセージがあったら、お聴きの放送局にお送り下さい。」

「楽しみにしています。」


    

                    (終わり)

山弦 One More Music Top