『山弦・One More Music』1999.06.12  Part.2


 さ: 佐橋佳幸
 お: 小倉博和

さ: じゃぁ、あのーー。ちょっと、湿り気のある、ギターを弾く人。

お: うん。

さ: ちょっとね、そういう人のギターを聴きたいなっと。

お: あーーー。

さ: この店、なんでもあるから。

お: うん。、、というのは、あれですか、木村義男さんとか、そういう・・・

さ: あぁ・・・(笑) あのね、演歌の心。雅の心・・・(笑)

お: そうそう、雨だれのようなギター。。。

   (冗談はこのへんで)やめましょっか。(笑)

   じゃなくって、じゃぁ、どうぞ、なんか・・・

さ: 僕はねぇ、今日、かけてもらおうと思っているのは、

   エイモス・ギャレットさんっていう・・

お: いいですねぇ。しぶいとこ、いきましたね。

さ: ふにゃふにゃの。

お: ふにゃふにゃの。

さ: どうやって弾いてるのか、ちっともわかんないっていう。

お: あれ、ギターはテレキャスですか?

さ: はい。

お: ね。

さ: えっと、マリア・マルダー、ジェフ・マルダーとかの・・・

   マリア・マルダーは、なんだけ、、「真夜中のオアシス」の名演で、

   おなじみの・・

さ: えーーっとですね、では、エイモス・ギャレットさんで、これ、元々は、

   サント・アンド・ジョニーっていう、スチールギターの人がやる曲の

   カバーなんですけれども、

お: はいはい。

さ: スリープ・ウォークっていう曲を、聴いてもらいまーす。


Sleepwalk by Amos Garett



さ: この曲ねぇ・・・俺の記憶に間違いなければ、アメリカン・グラフティの中

   とかでも使われてる・・この元曲のサント・アンド・ジョニーの・・

   だから、割と、スタンダードなのかなぁ。

お: この奏法はすごいですねぇ。

さ: も、いっぱいチョーキングしてる、、それこそ、骨折してたら出来ません。(笑)

お: 無理ですねぇ。(笑)

   5度、上げちゃってるの。うううーんにゃーーって。(歌ってみるおぐちゃん)

さ: でもね、普通の太さの弦張ってて。

   俺、一回インタビューしたことあんだけど、、左利き。

お: あ、そうなんだ。

さ: 左手の握力、異常に強いっていって、

   手を合わせてみたら、俺の倍ぐらいあんの。手。

お: デカイんだね。

さ: で、なんでこんな事思いついたのって聞いたら、

   元々はトロンボーン奏者なんだって。

   なんか、ああいう、音がひゅーんってスライドする

   楽器が好きみたい。

お: 張り手とか、やられると痛そうですね。

さ: イヤですね。(笑)

さ: じゃぁ、終わりだねぇ。ラリー・カールトンの、聴きたいですねぇ。

お: あ、今日はねぇ、なんか、、、今、、、いろいろ考えたんだけど・・・

   ジェフ・ベック・・・悲しみの・・・これ、ちょっと、いいなって

   思ってたんですけど・・・

   ラリー・カールトン、いきましょう。

さ: いきましょう、いきましょう。

お: このギターは・・・やっぱ、むせび泣いています。

さ: むせび泣いていますか。

お: はい。ラリー・カールトンで、これは・・ラスト・ナイトっていう

   ライブ・アルバムがありまして。

さ: そうそう・・・あ、So What (?)とか、やったやつ?

お: そうそう、これ、すっごいカッコイイ、アルバムなんですけど、

   その、ラスト・チューンでですね。

   ラリー・カールトンで、エモーションズ・ワンド・アズ・ソーっていう曲、

   聴いてください。

さ: はい。


Emotions wound us so by Larry Calton




お: どうですか、泣きますねぇ。

さ: 酒がいい感じで・・・

お: 泣くまで、ちょっとあの・・間があったけどね。

   最初、ピアノが長いんだ・・・(笑)

さ: 泣かぬなら・・・

お: 泣かしてみしょう、ホトトギス・・・

さ: なるほどぉ。

お: ラリー・カールトンはね、、この人はホント、ウマイよね。

さ: 上手いですぅ。。

お: 上手いです、この人のエレキは、ホント・・・上手いです。


ジングル

CM



お: そんなこんなで梅雨ですが。

さ: はいはい、梅雨時は、おぐちゃんは?

お: 僕はね、あの。。梅雨時は・・・僕は、よく、割と表に出る方なんです。

さ: ああ、もう、こうなったら家に、ジメジメっと、してないようにしようと。

お: オープンカーの屋根開けて。(笑)第三京浜ひた走り。(笑)

   横浜行った時にはもう、ぬれちょびれ、みたいな。

さ: (笑)ぬれちょびれ。(笑)なんですか、わかんないですよ。

   大橋巨泉さん、入ってるんじゃ・・・(笑)

お: 少々の雨じゃ、へこたれちゃダメですよ、みなさんも。

さ: そうですね。

お: もう、布団干してください、バンバン。

さ&お: (大笑い)

さ: それが出来たら苦労はいらない・・・(笑)

さ: 最近は布団が家の中で干せるような機械もあるみたいなんで・・・

お: ああ、ありますね。

さ: テレホンショッピングみたいなヤツ。

お: ああ、あれだよね、掃除機の逆みたいな・・温風が出るヤツでしょ?

さ: そうそうそう、あれじゃ、ダメ?

お: あれ、ダメです。

さ: ダメですか。

お: とりあえず、今日は、そんなとこで。

さ: どんな・・・(笑)




マスター:来週から、2週連続で藤井尚之さんがゲストです。

(そのマスターの声にかぶって)

お: 許してください・・・・(笑)

   それからね、お便りもなんか、来てるんですよ。

   山崎あられさん、いつも、ありがとうございます。

   どんどん、お便り・・・・質問・・・・

   そんな所で、今日は、飲み屋からお送りしました・・・

さ: 飲み屋とは、思えないような・・・(笑)

(ここまでSE状態(;_;))


さ: 来週はですね、また、友達がまたこの店に・・・ 

   一応約束しといたから、電話して。

お: 僕も時々あの、、飲み屋で会いますが。(笑)

さ: 飲み友達を一人、連れてきたいと思ってますんで、

   お楽しみに。

お: ということで、山弦でした。

さ: 山弦でしたぁ。

(終わり)

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