評価損益率とは(ひょうかそんえきりつとは)
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評価損益率とは、投資家が信用取引においてどの程度利益を上げているか、或いはどの程度損失を出しているかを示す数値のことで、%で表します。信用評価損益率とも呼ばれます。
評価損益率は、証券取引所などからの公式データとしては提供されていません。日経新聞が東証の発表する三市場残高をもとに、建て玉の約定価格に対する時価での損益を計算しています。日経新聞の毎週木曜日の朝刊マーケット総合2面に数値が掲載されています。
株価の変動によって投資家には信用取引の建て玉に評価損益が発生します。株価下落は買い方に評価損をもたらします。また株価上昇は売り方に評価損をもたらします。評価損益率を認識することで、投資家の損得を読み、その後の株価の動向を読み取るために活用出来ます。
評価損益率がプラスだと投資家が全体として含み益を上げており、マイナスだと含み損を抱えていることになります。評価損益率がプラスになることは稀(まれ)です。信用買いでは買値から値上りしたら、すぐに利益を確定しようとする売りが出易いからです。
一方、含み損が出ていると、株価が買値へ戻ることを期待して売らない投資家が多いので、評価損益率は通常、マイナスで推移します。つまり信用取引では慢性的に損失を抱えている人が多いということになります。
評価損益率は経験値として、マイナス幅が5%より小さくなる(0に近づく)と相場が天井となるケースが多くなります。利益が出る銘柄が増え、利益確定売りが増える為です。またマイナス幅が10%を超えると諦めて投売りする人が増えます。マイナス幅が20%程度になると、売りが出尽くして相場環境が改善されます。
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作成日:2007年05月24日 木曜日
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