回転日数とは(かいてんにっすうとは)

信用取引における回転日数の意味、回転日数の計算式、回転日数の考え方、回転日数に関する新聞記事、について解説しています。

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回転日数の意味

 回転日数とは信用取引の残高が、新規の信用買い及び売り返済と、新規の信用売り及び買い返済とを通じて、何日間のサイクルで株取引が完結して、回転しているかを表す日数のことです。
 ここで言う回転とは、仕切り(出動)から決済までを一括りとした、一連の投資行動のことです。ポジションを保持してから決済するまでが一回転となります。
 信用買いから始めた場合は、売り返済することで買いポジションがゼロになり、一回の投資が完結します。
 信用売りから始めた場合は、買い返済することで売りポジションがゼロになり、一回の投資が完結します。
 回転日数は日証金残の情報の中で同時に提供されています。

回転日数の計算式

 回転日数の計算式は以下の通りです。

回転日数 = (貸株残+融資残) × 2 ÷ (新規・返済の貸株と融資の合計)

回転日数の考え方

 回転日数が少ないと、信用買い或いは信用売りをしてから決済までの期間が短くて、売買が頻発していることになります。
 逆に、回転日数が多いと、信用買い或いは信用売りをしてから決済までの期間が長くて、売買頻度が鈍化していることになります。
 回転日数は、絶対的な判断ができる数値ではないので、何日以下なら短期であるとか、何日以上なら長期であるとかは、一概には言えません。
 回転日数の変化を見ることで、相対的に取引が短期化しているとか、相対的に取引が長期化しているといった様に、投資行動の傾向を把握できます。

回転日数に関する新聞記事

 回転日数に関する新聞記事を以下に紹介します。

日本経済新聞 2009/04/24
 売買の短期化もシェア拡大に拍車をかける。日本証券金融によると融資・貸株残高の回転日数は四月に入りおおむね九~十日間で推移。十一~十五日間だった年初に比べ早めに手じまう傾向が強まっている。「企業業績が期待通り回復するか確信が持てないから売買は短期間になりがちだ」(抜粋終わり)

 上記の記事では、回転日数が以前に比べて短くなっていることから、投資家の信用取引における投資行動が、短期売買化していることが述べられています。
 このように回転日数の変化を見ることで、投資家の心理状態をうかがい知ることが出来ます。


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更新日:2014年06月13日 金曜日
作成日:2007年03月26日 月曜日

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