爪・羽の切り方図


羽切り図

しっかり押さえ、1枚ずつ、羽の真中よりやや根元寄りを切ります。

羽切り模式図

※ 当然切らないで済んだほうが良いですが、ステップ1や2では室内を飛ぶのにさして影響はないので(多く羽ばたかねばならないので長時間飛べなくなる)、頭の中で過剰に心配することはありません。
 一方、ステップ3や4段階は、室内の生活にも支障が出る可能性が高いので、なるべく避けましょう。

爪切り図

 爪が伸び、クルッと曲がって見えるようになったら、爪を切りましょう。

 良く見れば、爪の根元に血管が通っているのがわかるので、血管を傷つけないように血管から少し離して切りましょう。

 万一出血したら、速やかにお線香の火を一瞬傷口に当てて止血しましょう。
(焼いた方が殺菌にもなりますが、「何となく」怖い場合は、お線香の灰や小麦粉などパウダー状のものを擦り付けても止血可能です)

 爪を一人で切るのは大変です。片手でしっかり文鳥を押さえ(「保定」といいます)つつ、もう一方の手で爪切りを持たねばなりません。

標準的な保定の姿 保定の仕方はいろいろありますが、私は人さし指と中指をX字に開き文鳥の頭をはさみ両目を見えないようにふさぎつつ、残りの指で文鳥の指を引き出しながら切ります(この方法では不安定になるので、しっかり首を人差し指と中指の間にはさみ【頭をかんぬき状に抜けないようにする。右の写真参照】、目隠しはタオルなどで行 うのが良いと思います

※ 首は細いので、よほど絞めつけないない限り大丈夫ですが、胸部や腹部の圧迫は危険なので強く握りしめないように気をつけましょう。

 二人で行えれば(保定役と切り役、ともに怖がらないことが必須)簡単だと思いますが、とにかく何事も慣れです。なるべく自分で出来るようにしたいものです。

人間用の爪切りを右図のように横にあてて切ると、亀裂が入り、深爪となりやすい。

いい加減な合成写真です。
少し切りづらいが、右図のように正面から当てて切ると、亀裂は入らず深爪となりにくい。 ただ、切った後が直線的で見栄えが悪くなります。

※ 他にも上のくちばしが牙状に伸びますが、普通自然に取れるので、手出しするのは控えましょう。


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