巣箱の設置と管理


設置方法

 

 『カワイ』という会社が製造するワラ製の四角い敷物『WARA・Gー』(ワラジー)の文鳥用を使用すると、右図のようにピッタリと収まり(既製の文鳥用巣箱の中にはサイズが違うものもあると思われる)、加工する手間が要らず便利。
 ただあまり売っていないので、通販を利用するしかないかもしれない。

 より一般的なカナリア用の皿巣を利用した方法は以下の通りとなる。

 


 @ 巣箱の背面に穴をあけ、ヒモや針金を通す。

 A 市販の皿巣は大きいので、外周のワラを一周分
  ほど
切り取る。

 ※ ワラをくくっている糸を断ち切ったあと、糸クズは丁寧に取り除き、
  糸のほつれやたるみがあれば、文鳥が足をからめないように処置し
  ます(ワラの中に押し込む、結んでから余分を断ち切る)。

産座の設置  皿巣をギュウ詰に押し込む。

 ※ 隙間がありすぎると、そこに卵やヒナが落ちてしまう可能性
  があります。

巣箱の設置例  フタをして上段の止まり木の上にのせ、背後に通したヒモを結んで固定する。

 ※ 巣作り中の文鳥が内側からフタを持ち上げてしまう場合は、フタ
  の上に重石になるものをのせると良いでしょう。我が家では陶器製
  の小判型水入れや硯(すずり)などをのせています。

管理方法

 ヒナを育てた後、巣箱の中は汚れてしまっているので、文鳥が運び込んだ巣材を捨て、皿巣は取り替える必要があります。
 ただし皿巣自体はさほど汚れないので、太陽に干して殺菌するだけで再利用しても良いでしょう。

※ 電子レンジでチン(様子を見ながら1分以下くらい)しても殺菌効果があり、すぐに再設置できます。
 ただし長時間電子レンジに入れると、
火事になるので十分注意しなければいけません。


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