与え方の実際と備考
「毎日与えると体が冷えて文鳥の健康に良くない」などと考えるのは迷信でしょう。また一度にたくさん与えると下痢になるとする飼育書がありますが、緑黄色野菜の場合は勘違いでしょう。可能なら、毎日与えても問題ないと思います(ただ我が家の場合、毎日与えると、あきるのか、段々食べなくなります)。
我が家では伝統的な小松菜をメインにしています。15羽いますが、一羽一日2枚として、普通一束で2日分がまかなえます。基本的には、朝いれて夜捨てます。1日、2日そのようにして、3日目は無し、といったことを繰り返します(当然、小松菜の代わりにチンゲンサイを使ったり、室内に放した時に自由に豆苗をついばめるようにし、小松菜は省く事など多々有り)。
※
飼ってる数が少い場合は、一束の小松菜を使い切るのに時間がかかるでしょうが、少し湿らせて買い物ビニール袋に入れてよく結び、冷蔵庫の野菜室に入れておけば3・4日はしおれません。
また、むしろメインを豆苗のようなものにして、小松菜は稀に与えれば良いものと思います。
また、我が家の文鳥はあまり食べませんでしたが、サラダ菜も文鳥向きの野菜です。人間のおかずのつけあわせにもなるので、少数飼いの場合使い勝手が良いと思います。ただ、菜差しには入れ難いので、一枚を、鳥カゴに洗濯バサミで止めたりして与えると良いようです。
また、ハコベ等の野草も優れていると思いますが、汚染等の問題もあるので、無理をしてまで与える必要はないと思います。
※
昔はアクが強く小鳥には有害と敬遠されていたほうれん草も、最近はサラダ用のものなら問題がないといわれています。
|