五代ゴン
怪しい公女ゴンナ
・・・1999年10月下旬に誕生した期待の五代目。ソウ・ガブの三羽のヒナの中でもっとも黒いという理由で後継ぎとなった(他は養子)。比較的おとなしいが、多芸で甘ったれ。他のカゴをのぞくのが趣味であった。思惑どおり美しい配色の桜文鳥になり、跡継ぎ息子として飼い主にえこひいきされていたが、二歳にしてメスと判明した。セーユ、ノロ、ケイとの同居を経て後、婿キタを迎え、待望の二世を産み育てた。女番長として振舞っていたが、2007年には飛行する体力が無くなり、キタに先立たれ、のんびりと過ごすようになっている。
    ゴンの写真館  

 我が家の5代目として、長く女帝、もしくは女番長としてにらみを利かせていたゴンが、2008年11月22日 息を引き取っていた。 年齢によると思われる運動障害で(おそらく心臓が弱くなっていた)、半ばバリアフリーの環境で一年ほど生活しての最期であった。原因は不明ながら、衰弱していた心臓が麻痺を起こしたものと思われる。
 頬の白いラインが凛々しく、アイリングもクチバシもつややかに赤い、オス的な容貌を持ち、オスを手玉に取ったり利用したり、晩年は勝手に疎遠にしていた飼い主の手を暖房機代わりに利用したり、見事に我がままな文鳥だった。やすらかに。

特に横顔がりりしく美しい文鳥でした。 年下の夫には従僕のようにかしずかれていました。
表情が豊かながら、何を考えているのか分からない複雑系でした。 晩年は行動が不自由で、滑らないリモコンの上がお気に入りでした。

表紙へ    系図へ