カナ
人間大好きカナぶん
・・・2006年12月金沢八景の小鳥屋さんで買ってきた桜文鳥。配色ははっきりしているが、全体的に少し淡い印象を持たせる。非手乗りと思っていたが、人間の愛に飢えていたらしく、放鳥初日から手の平にもぐりこんだ。初日より付きまとってきたデコとカップルとなり、子供を産み育て、さらに我が家の生活を満喫している。2009年に飼い主の足の下敷きになりかかり、大事には至らなかったものの、数ヵ月後から運動障害が始まり、代謝も正常を欠き始めボロボロの姿になってしまったが、気は強く産卵はやめない。
    カナの写真館  

 我が家で生まれ育った「ウチの子」ではないものの、それ以上に人間好きで、我が家にとけ込んでいたカナが、2011年8月27日夜、ツボ巣で冷たい亡骸となっているのを発見されたた。推定5歳半。
 平衡感覚が崩れ運動障害が現れ、代謝の不調からか換羽が続いていたものの、前夜も元気に飛び回り、気強く他の文鳥たちと争っていた。普段は入らない夫デコ用の下段のツボ巣でなくなっていたので、嚥下障害などで窒息状態になったのではないかと推定する。
 小柄で均整のとれた体格の美しい外見ながら、ケンカ大好き、食べるの大好きな一方で、人間の懐に潜り込む甘えん坊で、どこかユーモラス。天然ボケの夫とは良いコンビであった。やすらかに。

理想的な美鳥でした。 気の強さもピカイチでした。
何となくユーモラスな表情が多い愛らしい文鳥でした。

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