マル
抱卵の鬼マルちゃん
・・・2006年1月新丸子の小鳥屋さんで買ってきた桜文鳥。はっきりした配色で頑丈そうな体格と少し間延びした顔立ちをしている。クラの嫁候補に購入したが、放鳥初日にグリと意気投合し、その三番目の妻となった。抱卵に執着し、カゴ掃除中もつぼ巣を離れないしっかり者だ。2007年クラに先立たれると、オスを求めて甲高い鳴き声を繰り返し、白文鳥シンを夫に迎えるのに成功した。ついでに、なぜかメスのメイと恋愛関係になり、飼い主を大いに戸惑わせてくれた。2007年秋待望の2世を執念で孵化させ育雛した。2008年は元気がなくなり、産卵もしなくなったが、2009年春・夏になって復調している。
    マルの写真館  

 繁殖への執念を感じさせてくれたマルが、2009年11月21日 朝、下段のつぼ巣から顔だけのぞかせて静かに永眠していた。昨シーズンより産卵が止まり、冬には体調を崩していたが、初夏になって復調、それが11月になって悪化、食欲は衰えなかったが、一週間ほどの間に衰弱してしまった。胆のう腫ではなかったかと推測される。
  大きな顔で野暮ったい外見だが、繁殖に対する執念はすさまじく、アトを育てた際の献身振りには感動させられた。食べるのが大好きで、最期まで食べることが出来たのはせめてものことであった。やすらかに。

食べてる姿が幸福そうな文鳥でした。 顔が大きく体が丸くがっしりした文鳥でした。
年上の夫とも年下の夫とも仲良くしてくれました。 晩年は調子の悪い状態が続きかわいそうでした。

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