コスモス治療院
「健美」健康と美容 〒334-0071 埼玉県川口市安行慈林625−17  電話:090-2524-5442 cosmos-c@y8.dion.ne.jp  
 
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よくある質問
鍼灸
つぼ
整体
指圧
カイロ
オステオパシー
クラニアル
SOTブロック
アクティベータ
AKA−博田法
オーリングテスト
井穴刺絡療法
福田-安保理論
爪もみ療法
頭皮針療法
耳針療法
オリキュロセラピー
リフレクソロジー
奇経治療
マクロビオティック
三軸修正法
真向法
WHO適用疾患
保険適用疾患
美容鍼
肝斑
検査・治療器
・血圧計
・超音波治療器
・キネシオテープ
・カッピング・吸玉
ロコモティブ
肥満遺伝子
美容体操
ツムラ漢方番号
澤田流秘伝経穴
経絡経穴
四象医学
筋肉 起始・停止

 【 よくある質問 】
Q. 鍼(はり)は痛くないんですか?
A. 基本的に鍼は痛くありません。治療に用いる針は直径が髪の毛ほどの細さで、たまに毛穴や痛点の近くで痛みがあったとしても蚊に刺される程度です。
Q. 鍼治療をした日は、お風呂に入ってもよいでしょうか?
A. 入浴していただいて、差し支えありません。 ただし、治療直後の入浴は控えてください。少なくとも1時間は時間を空けて下さい。
Q. 鍼治療をした日はお酒は飲んでもよいでしょうか?
A. 普段よりお酒の回りが良くなりますので、深酒は控えてください。 また、「ギックリ腰」など急性の炎症性疾患の場合はお酒は厳禁です。 後で冷えて症状が悪化する原因になります。
Q. 鍼治療後に調子が悪くなったけど、これは体質に合わないんでしょうか?
A. 治療後一時的に色々な症状{倦怠感(だるい・眠い・重い)}が出てくることがありますが、一般的に知られるマッサージの"揉みおこし"とは違い、漢方ではむしろ効果の現れる証拠とされていますから心配ありません。数回治療すれば必ず良い結果を期待できます。薬のような習慣性や副作用はありません。
※ 治療後、頭皮に違和感が残ることがありますが、これはツボへの刺激効果が残っているためで洗髪やカラーリングされても問題ありません。
治療後数日経過すれば、違和感はなくなります。
Q. 何回治療すれば効果が出ますか?
A. 鍼灸治療の効果は、発病して日の浅い病気ほど早く治ります。 一回の治療で激しい症状がピタリと軽減することもありますが、慢性症状の場合は何回か継続して治療が必要となります。
Q. 治療に行ったら違うところが痛くなったんだけど?
A. 治療したあとに、違う場所が痛くなったり違う症状が出たりすることがあります。 一見すると悪い部位が増えているように錯覚しますが、じつはそうではありません。 例えば、肩と腰が悪い場合は、腰痛が強すぎると肩の痛みを感じないことがあります。 腰痛が取れて初めて、肩が痛いことを自覚できるのです。これは、治療効果が出て腰痛が和らいだ為に、もともと悪かった所が自覚できるようになった為です。悪い部分が増えたのではないので心配はありません。
Q. お灸は、熱くて痛いイメージがあって怖いのですが。
A. お灸は怖い、というイメージも強いかと思いますが、実は気持ちのいいもので、決して怖いものではありません。 熱すぎるお灸では治療になりませんので、直接肌に触れないお灸を使っています。 ひとくちにお灸といってもさまざまな種類があります。気になる方は一度ご相談ください。
Q. 鍼を刺すということで、感染が心配なんですが・・・。
A. 当院では、ディスポーザブル(滅菌された使い捨て)の鍼を使用しています。感染の心配なく安心してご利用いただけます。
Q. 医療費控除の対象になりますか?
A. 治療目的の鍼やマッサージ施術は医療費控除の対象となります。お会計時に、領収書の発行をお申し付けください。
Q. どんな服装で行けばよいですか?
A. 鍼灸治療の場合は、肌を露出していただく必要があります。男性なら、ランニングに短パン、女性ならキャミソールに短パンという格好であれば、鍼を打つ部分をめくって施術いたしますので脱いでいただく必要はありません。 お勤め帰りなど、衣服をめくるのに不都合な場合は、当院で専用の着替えのご用意もございますので、そちらをご利用下さい。
【 鍼灸 】 acupuncture and Moxibustion

鍼灸(しんきゅう)とは、鍼(はり)や灸(きゅう)で体のツボを刺激し、体が本来もっている自然治癒力を高める伝統医学です。鍼は専用の鍼を使用し、灸は蓬(よもぎ)の葉から精製した艾(もぐさ)を使用します。発祥は中国で、少なくとも2,000年前には治療原則が成立しており、数千年の歴史があると思われます。

鍼(はり)の写真:太さの比較(一番下) 蓬(よもぎ)の葉:もぐさの原料 艾(もぐさ):お灸の材料 針灸学 著者 劉公望先生(天津中医薬大学)と天津にて乾杯!
【 つぼ 】

ツボは正確には「経穴(けいけつ)」と言います。このツボをご理解いただくために、東洋医学が想定する人体モデルを鉄道にたとえて説明すると線路は経絡(体内で循環する物質やエネルギーの通り道)、駅は経穴、電車は血、人は気(生命エネルギー)にあたります。 ツボは「疾病の際の反応点であり、診断点であり、治療点です」

路線→経絡 駅→経穴 電車→血 人→気 経絡人形
【 整体 】

整体(せいたい)とは、古来より伝承する「手当法」を根源とする健康回復のための手技療法です。
その目的は、手の技を用いて脊椎・骨盤・手や足等の体全体の骨格の歪みやズレの矯正と骨格筋の調整などをし、人間が本来的に所持する自然治癒力を増進させることにあります。
整体は実際の施術の中で培われた伝承の手の技を主体として発展してきたものです。これらは、経験則の中で取捨選択され、即効性のある技能を伝統的に伝えるものです。

整体:手の技を用いて脊椎・骨盤・手や足等の体全体の骨格の歪みやズレの矯正と骨格筋の調整などをし、人間が本来的に所持する自然治癒力を増進させる手技です。 クリニカルマッサージ James H.Clay David M.Pounds 
監訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんの本です。 誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 Clair Davies
翻訳 大谷素明 X-knowledge社
お師匠さんの本です。 見る見るわかる解剖学 Sean Riehl 
翻訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんの本です。
【 指圧 】 SHIATSU

指圧法とは、徒手で母指、手掌等を用い体表の一定部位を押圧して生体の変調を矯正し、健康の維持増進をはかり、または特定の疾病治癒に寄与する施術である。
大正9年(1920年)頃に、指圧療法の原型となる指圧が浪越徳治郎によって確立された。
浪越徳治郎は、わずか7歳の時に多発性関節リウマチで苦しむ母を救いたい一心から、母指と手掌による押圧中心の手技を独自に会得し、最初は圧迫療法、後に指圧療法と名付けた。
その後マリリン・モンローやモハメド・アリ、吉田茂首相をはじめとした歴代の総理大臣、A級戦犯を裁いた東京裁判のジョセフ・キーナン首席検事など、国内外の著名人を治療したことにより、日本はもとより全世界に指圧(SHIATSU)を普及させた。
また、彼の設立した日本指圧専門学校は、中国伝来の経絡理論を初めて指圧に取り入れて、経絡指圧を確立した井沢正をはじめ、海外では禅指圧(Zen Shiatsu)と呼ばれて欧米を中心に普及している増永式の増永静人、念仏を取り入れて精神統一を図るタオ指圧(Tao Shiatsu)の遠藤喨及、指圧のツボを経絡経穴に当てはめ解剖学生理学的に解明したツボ指圧(TSUBO SHIATSU)Tsubo Shiatsuの池永清など国の内外で活躍する多くの卒業生を輩出している。
現在、指圧は英語名でもそのままSHIATSUと訳され、日本の独特の手技療法として世界中に普及している。

浪越 徳治郎(なみこし とくじろう、1905年11月15日 - 2000年9月25日)は、香川県仲多度郡多度津町出身。指圧療法創始者。日本指圧協会元会長。 浪越徳次郎は指圧について語っている。「指圧の心は母心」押せば命の泉湧くと評価している。
【 カイロプラクティック 】 chiropractic

カイロプラクティックとは、脊髄神経の機能を正常化して、身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持させることを目的とする手技療法です。
カイロプラクティックは、1895年アメリカのD.D.パーマ(Daniel David Palmer 1845〜1913)によって名づけられた療法です。
ギリシャ語の“Cheir(手)”と“Practos(技術)”から作られた造語で、手による療法(手技療法)ということを意味しています。
日常生活や習慣的動作などによって人体の骨格、関節が歪み、身体不調を招きます。
カイロプラクティックは、脊椎、骨盤、四肢の歪みに対して解剖学的・生体力学的・神経学的にアプローチし、手技をもって瞬間的に矯正し改善に導きます。

カイロプラクティック創始者 D.D.パーマ(Daniel David Palmer 1845〜1913) カイロプラクティック:脊椎、骨盤、四肢の歪みに対して解剖学的・生体力学的・神経学的にアプローチし、手技をもって瞬間的に矯正し改善します。 カイロプラクティックスキル David Byfield 
翻訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんの本です。 カイロプラクティック・テクニック総覧 D.Peterson/T.Bergmann 
翻訳 大谷素明 エンタプライズ社
お師匠さんの本です。
【 オステオパシー 】 Osteopathy

オステオパシーとは、脊髄動脈の機能の正常化を図る手技療法です。
骨格・関節・筋膜や、それらに関連する血管・リンパ・神経系の要素を含む身体の内部環境を安定させ、身体の構造と機能の変性を正します。
この結果、身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持させることができます。
オステオパシーは、1874年アメリカ合衆国の外科医A.T.スティルによって始められた手技療法です。
彼は「血液の正常循環(とくに動脈)が人体の構造と機能を結び付けている」という基本理論を導き出したといわれています。
1875年、スティルは最初のオステオパシー医学校「アメリカン・オステオパシー・スクール」を創立し、後進の育成を始めます。
その後の教育改革と認知の広がりによって、1917年にアメリカ全州で医師資格DO(Doctor of Osteopathy)が承認されました。
オステオパシーは現在、身体各部の働きの性質により筋骨格系・内臓系・頭蓋仙骨系・循環系の4つに分類されます。
間接法と直接法のふたつの矯正法でアプローチの仕方を変えるなどの進化を遂げ、活用されています。

オステオパシー創始者 Dr.アンドリュー テーラー スティル DO、MD オステオパシー:骨格・関節・筋膜や、それらに関連する血管・リンパ・神経系の要素を含む身体の内部環境を安定させ、身体の構造と機能の変性を正します。
オステオパシーテクニック・ハンドブック Laurie S. Hartman 
翻訳 大谷素明 科学新聞社
お師匠さんの本です。 軟部組織の診かたと治療 Leon Chaitow 
翻訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんの本です。 マッスルエナジー・テクニック レオン・チャイトウD.O. 
監訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんのDVDです。 ハーモニックテクニック Eyal Lederman 
翻訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんのDVDです。
【 クラニアル 】 頭蓋仙骨療法 Cranial-Sacral Therapy

頭蓋仙骨療法は、1900年代初め、米国オステオパシー医師であるDr.サザランドによって創始された技法です。 頭蓋仙骨療法は、頭蓋骨(Cranial-クラニアル)と仙骨(Sacral-セイクラル)間を流れる脳脊髄膜を調整することで正常なリズムを取り戻すというものです。
頭蓋骨は8つの頭骨と14の顔面骨、計22の骨から形成されています。
それらの骨は縫合と言われる、線維性連結構造を持ち硬くしっかりと結合されていて動かないとされていましたが、近年それらの骨が極微量ではあるが、触診可能な頭蓋骨の動き、または律動があることが証明されてきました。
その微量な動きは大変重要で、動きが凝り固まると脳脊髄液(CSF)の流れが悪くなり自律神経症状(イライラや不眠など)頭痛、偏頭痛、慢性的な肩こりなどの症状に悩まされる事も年々明らかにされてきています。
クラニアル矯正は、その固まってしまった微量な動きを一つ一つ緩めていく治療です。

【体内の拍動】・心拍:60〜80/分 ・呼吸:16〜18/分 ・Craniosacral Rhythm:6〜12/分
【後頭骨の屈曲】頭蓋全体は横にふくらむ 体幹部・四肢は外旋 
【後頭骨の伸展】頭蓋全体は縦にふくらむ 体幹部・四肢は内旋 

Dr.ウィリアム・ガナー・サザランド William Gamer Sutherland DO(1873-1954) クラニアル・マニュピュレーション 「CSF=脳脊髄液」とは、脳室内の脈絡叢(側脳室、第三脳室、第四脳室)で産生され、脳内では上矢状静脈洞内に突出するクモ膜顆粒で吸収され、脊髄では脊髄神経内へ流入し、神経周囲腔を通り神経末端まで流れ、末端の組織で吸収される。 脊髄神経内へ流入したCSFは神経周囲腔を通り神経末端まで流れ、末端の組織でリンパ、組織液となる。 クラニアルマニピュレーション Leon Chaitow  
監訳 大谷素明 医道の日本社
お師匠さんのDVDです。
【 SOTブロック 】 仙骨後頭骨テクニック Sacro Occipital Tecnnic

仙骨後頭骨テクニックとは、米国オステオパシーとカイロプラクティックの医師であるDr.デジャネットにより創始された技法です。
オステオパシー頭蓋骨調整法のDr.サザーランドの技法をより発展させ後頭骨と骨盤に注目した技法です。
後頭骨と骨盤(仙骨)が正常に動作しなければ脳脊髄液の循環がスムースに行われずに身体に様々なトラブルが発生するという理論に基づく治療法です。
後頭骨と仙骨を正常な位置へ整え 正常な身体への回復を手助けする技法です。

カイロプラクティックとオステオパシーのドクター Dr.メジャー バートランド デジョネット博士 SOTブロック カテゴリーT

カテゴリー SOTブロック 適用疾患
カテゴリーT 【腹臥位】
PI:大転子
AS:上前腸骨稜
ブロックが向い合う
筋筋膜症腰痛
股関節症
椎間関節症
側湾症
カテゴリーU 【仰臥位】
PI:腸骨稜(水平)
AS:坐骨結節(45度)
仙腸関節症
大腿部痛
額関節症
カテゴリーV 【腹臥位】
PI:大転子
AS:上前腸骨棘
椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
すべり症
ぎっくり腰

【 アクティベータ 】 activator

アクティベータは、Warren C. Lee, DCとArlan W. Fuhr, DC により共同開発されたカイロプラクティック・テクニックです。
アクティベータは、体中をコントロールしている「神経系」をピンポイントで正常にする施術法で、「自然治癒力」を最大限に発揮させ、症状を改善することができます。
アクティベータ・メソッド・カイロプラクティック・テクニック(AMCT)では、神経機能異常をサブラクセーションと呼びます。
AMCTは、多くの人が抱えている身体的、精神的問題を含めた様々な症状の根本的な原因は神経機能異常(サブラクセーション)の結果と捉えています。
AMCTは「生命の源」神経の原理原則というべき神経の流れの乱れを改善することによって、各症状の改善を目的とし、さらに、ストレスと神経機能を調和させることによって心身ともに統合され、有機的に調和がとれた健康体をつくる原因施術法です。
ここが、身体を機械的な診かたで、症状はおさえるが症状の原因施術をしない対処療法的な現代医学との大きな違いです。
腰痛の根本原因は、腰の関節周辺で神経の流れが悪くなっていることです。これが、サブラクセーションです。この時、片脚も短くなります。
アクティベータ・メソッドの創始者、Dr.Fuhr D.C. は、神経の流れが悪くなっているサブラクセーションを発見するために、この片足が短くなる反応を検査に応用しました。

Arlan W. Fuhr, DC 1914年12月8日ミネソタ州Villard 生まれ。 アクティベータV アクティベータ・メソッドでは、神経の流れを正常にするために、効率よく、必要最小限の矯正ができるように、アクティベータと呼ばれる小さな施術器を使って施術します。
【 AKA−博田法 】 関節運動学的アプローチ Arthrokinematic Approach
                           (アルスロキネマティックアプローチ)


AKA−博田法とは、、「関節運動学に基づき、関節神経学を考慮して、関節の遊び、関節面の滑り、等の関節包内運動の異常を治療する方法、および関節面の運動を誘導する方法」と定義され、 1979年から約10年かけて博田節夫(はかたせつお)先生によって開発された治療法です。
この方法は本来、関節拘縮(動きの悪い関節)の治療の為に開発されたものですが、その研究過程で関節面の動きの改善が痛みやしびれに著しい効果を示すことがわかり、今では痛みの治療法として知られています。 従来、痛みは神経の刺激によると考えられていましたが、AKAの研究から神経に原因のある痛みはむしろ非常にまれで、殆どは関節に原因があることが分かって来ました。痛みは仙腸関節(骨盤後面にある関節)、椎間関節(首から腰までの背骨の間にある関節)、肋椎関節(背骨と肋骨の間)、胸肋関節(背骨と肋軟骨の間)、足首から足指の間の関節など、外から動きを見ることの出来ない関節に起こります。 仙腸関節、脊椎や肋骨の関節の痛みは遠く手足にも放散し、痛みだけでなくしびれや突っ張りも同じ領域に起こります。
関節は自分では動かせない方向へも少し動きがあるのが通常です。これを関節の「遊び」と言い、これがなくなると痛みやしびれといった症状が出ることがあるのです。AKA-博田法では、この関節の「遊び」の減少をチェックし、減少した部位を復元させることによって症状をとっていくのです。
痛みの原因としては次の3つがあります。

(1)関節機能異常
関節面のすべりが悪くなったもので、1〜2回のAKAにより3週間以内に治ります。 仙腸関節にもっとも多く、次いで肋椎関節、椎間関節、足の関節などにおこりやすいものです。

(2)単純性関節炎
仙腸関節に起こりやすく激しい腰痛が発生します。下肢の痛みやしびれ、頚部の痛みなどを伴うことがあります。 月1回のAKAで2〜3ヶ月で治療します。

(3)関節炎特殊型
特に仙腸関節に起こる関節炎の特殊なもので、腰痛だけの事もあるが、全身の色々な部位の痛みやしびれを起こすことがあります。月1〜2回のAKAで主として2〜3ヶ月、時に6ヶ月以上かけて改善します。 治療当初はAKA後も変化が見られないものがあり、その多くは2〜3ヶ月目より徐々に改善し始めます。症状はAKAにより著しく軽減します。 再発を繰り返します。このタイプには老化によるものと、体質的に関節が弱いものがあります。

博田節夫(はかたせつお)1933年高知県生まれ AKA−博田法 仙腸関節
【 オーリングテスト 】 O-Ring Test

オーリングテスト(正式名:Bi-Digital O-Ring Test)は、ニューヨーク在住の日本人医師大村恵昭先生 が創始・開発された医学的補助診断法です。 親指ともう1本の指の先をくっつけて、アルファベットの"O"(オー)のように丸いリングにして調べることからきています。 圧や電磁場などによる微小な刺激を体が感じ取っており、また、その刺激に対して脳が適不適の判断をしています。 そのとき脳が筋力におよぼす反応を読みとる方法です。 具体的には、調べられる人が片手の2本の指で輪をつくり、それを調べる人も両手の指を輪にして左右に開こうと引っ張ります。 開かれまいと抵抗する指の筋力の変化を読み取ることによって、脳が判断した情報を引き出します。


<オーリングテスト方法>
調べられる人が片手の2本の指で作った輪を左右に開こうと引っ張り、抵抗する指の筋力がいろいろな刺激によってどう変化するかを調べます。

1.調べられる人の準備
電気や磁気を持つ物や薬などを遠ざけて、装身具をはずし、ポケットの中のものを出しておきます。片手の2本の指、例えば親指と人差し指でできるだけ丸い輪(O−リング)を作ってもらいます。 反対の手は体から離し、指を握っておきます。

2.筋力のテスト
調べられる人のオーリングの中に調べる人は左右の指、例えば人差し指を入れ、その指と親指とで検者も輪を作って左右に引っぱり、調べられる人のオーリングを開こうとします。調べられる人はオーリングが開かれないよう抵抗します。

3.存在診断(局在診断)
サンプルと同じものが存在しているかどうか、またそれがどこに存在しているかを知ることができます。細菌のサンプルを使えば、どんな菌が感染しているかがわかりますし、病理標本を使えば潰瘍や癌などの診断ができます。 化学物質などのサンプルを用いて、どのような変化が起こっているかを推察することもできます。

4.イメージング
病気の範囲や、臓器の形などを体の表面に図示することができます。

 1.〜3.までの診断と、1.〜3.のそれぞれの場面で使える4.のテクニックを使うと、苦痛なく、また高価な機械を使わずに、あらゆる疾患の診断と、適切な治療薬を決定することができます。さらに治療行為を評価したり、治療経過を確認することができます。  またこれらの方法には、本人の指を使ってテストをする直接法と、第三者を介してテストをする間接法とがあります。間接法を使うと赤ちゃんや動物でもテストができますし、熟練すれば体外の標本や物質を対象にすることができます。  医学以外の様々なの分野での研究・調査に応用が可能です。また、日常での健康で安全な生活のための有力な指針を与えてくれます。

大村恵昭教授は、1934年に富山県でお生まれ。電気工学と医学の両方の大学を卒業し、両分野の大学教授になる。 直接法:竹の棒で胃の代表点を調べている/間接法:金属棒で胃の代表点を調べている オーリングテスト
【 井穴・頭部刺絡療法 】 21世紀の医学

井穴・頭部刺絡療法は、浅見鉄男博士が内科医を捨てて、半世紀かけての研究・実践のすえに開発された、東洋の優れた療法です。
井穴というツボや、頭頂部のツボを針で刺し、少量出血させることにより、自律神経や体性神経(運動神経と感覚神経)を刺激して、さまざまな症状を改善するという斬新な治療法です。


■井穴刺絡(せいけつしらく)療法

井穴とは、手足のつめのはえぎわにあるツボのこと。
病気や症状に対応したツボを選び、針で少量出血させます。
そのことにより、自律神経と体性神経を刺激して、さまざまな症状を改善することができます。
自律神経と体性神経(運動神経と感覚神経)を調節できる治療法なので、応用範囲が広くさまざまな病気に効果があります。
●内臓系の病気(肝臓、腎臓、心臓、胃腸、肺、子宮、前立腺、膀胱、高血圧、低血圧、糖尿病などの病気)
●アレルギー性の病気(ぜんそく、アトピー性皮膚炎、ジンマシン、花粉症などの病気)
●五十肩や坐骨神経痛、生理痛などの痛みの症状、手足のしびれ
●かぜ
●癌やパーキンソン病、リウマチなどの難病


■頭部刺絡(ずぶしらく)療法

頭部刺絡は、井穴刺絡学の理論に基づき、頭のつぼを針で刺激して、10〜20滴を点状出血させることで、自律神経や体性神経の異常から来る病症を治していく治療法です。
脳・神経中枢の異常が原因となって起こる、ストレス病、自律神経失調症、心身症、脳梗塞、脳出血、眼科、耳鼻科などの病気には即効性があります。
パソコンなどによる目の疲れ、目の充血には“百会(ひゃくえ)”というツボの刺絡が効果的です。
頭痛には、その痛い部分の刺絡によって症状が良くなります。
ストレス性の病気(自律神経失調症や心身症)は、後頭部の“視床点”というツボへの刺絡が効果的です。
脳梗塞や脳出血による脳疾患などの治療も頭部刺絡によって、手足の動きが改善され回復が早まります。

親指 H1 少商(肺経)
   呼吸器系
F1 隠白(脾経)消化器系
F2 大敦(肝経)肝臓
示指 H6 商陽(大腸経)
   大腸・腕痛
F6 れい兌(胃経)
   胃・脚痛
中指 H2 中衝(心包経)
   内臓系・脳梗塞後遺症
 
薬指 H5 関衝(三焦経)
   アレルギー疾患
F5 足きょう陰(胆経)
   アレルギー疾患
小指 H3 少衝(心経)心臓
H4 少沢(小腸系)小腸・頚痛・肩痛
F3 内至陰(腎経)腎臓
F4 至陰(膀胱経)膀胱・腰痛・背部痛

浅見鉄男(あさみてつお)博士 浅見鉄男先生と井穴刺絡研究会にて
井穴 H5/F5 井穴刺絡のしくみ
【 福田-安保理論 】 自律神経免疫療法

福田稔先生と新潟大学大学院の安保徹教授との共同研究によって、自律神経と免疫の関係を明らかにしたのが「福田ー安保理論」と呼ばれるものです。
この理論に基づき、自律神経のバランスを整えて免疫を高める治療が自律神経免疫療法です。
自律神経のバランスが、白血球中のリンパ球と顆粒球の割合と数に影響を及ぼすというこの発見は、とても大きな意味を持ちます。
なぜなら、あらゆる病気が生じる要因につながってくるからです。自律神経と免疫の関係を明らかにした「福田ー安保理論」
自律神経のバランスがくずれることによって免疫が低下して発病し、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができるという理論です。
この理論によって、病気の起こるしくみと治るしくみが解明されました。

福田稔 医師・日本自律神経免疫治療研究会 福田稔先生と自律神経免疫療研究会にて
【 爪もみ療法 】 自律神経免疫療法

爪もみ療法は、安保徹先生と福田稔先生という免疫の専門家が編み出した「福田-安保理論」に基づく、免疫を高めて病気をなおす自律神経免疫療法です。
爪の生え際は神経線維が密集しており、ここを刺激すると、過度なストレスなどで乱れた自律神経を、バランスのとれた状態に戻してくれます。
すると、免疫力も正常化するため、さまざまな病気や症状に対して効果を発揮します。
手足の先には、動脈と静脈を結ぶ血管もたくさんあります。
心臓から送られた血液は、ここを迂回して静脈血に合流しますが、浸透圧が低かったり、老廃物が多いと流れにくくなります。
爪の生え際を刺激することが、ポンプのような役割を果たし、手足の先で血液が迂回する流れを、スムーズにする効果もあると考えられます。

【爪もみ方法】
爪の生え際にある10カ所の点を、少し痛いくらいの強さで10秒ずつ押して刺激します。
とくに痛みを感じるところは、20秒くらいに伸ばしても構いません。1日2〜3回を目安に繰り返してください。
下半身の症状を改善し、血流のバランスを整えるために、足の爪の生え際も、少し痛く感じるくらいに刺激していきます。
同様に10カ所の点を10秒ずつ、とくに痛みを感じるところは20秒ほど刺激してください。足の爪もみは、入浴時に行なうのが効果的です。

【症状別のやり方】
自分が治したい症状が複数ある場合はいちばん悩んでいる症状に対応する指を、20秒ずつ揉みましょう。
爪もみ療法によって症状がおさまった場合、あるいは病気の予防が目的の場合は、薬指以外の指を、10秒ずつ揉むと良いでしょう。

親指 <肺などの呼吸器系>
アトピー性皮膚炎、セキ・ぜんそく、リウマチ、ドライマウス、円形脱毛症、ガンなど
示指 <胃や腸などの消化器系>
潰瘍性大腸炎、クローン病、胃・十二指腸潰瘍、胃弱など
中指 <耳の症状>
耳鳴り、難聴など
小指 <心臓や腎臓などの循環器系>
脳梗塞、認知症、パーキンソン病、物忘れ、不眠、メニエール病、高血圧、糖尿病、肩こり、腰痛、老眼、動悸、頭痛、腎臓病、頻尿、肝炎、手足のしびれ、肥満、生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害、顔面神経マヒ、自律神経失調症、不安神経症、うつ状態など

安保徹(あぼとおる)1947年生まれ。東北大学医学部卒業。新潟大学大学院医歯学総合研究科教授 左側が、福田稔先生。右側が、安保徹先生 爪もみ療法で刺激する場所 爪もみ療法のやり方
【 頭皮針療法 】 朱氏頭皮針 

頭皮針療法は、頭皮上に刺針することによって病気を治療する針治療法である。
頭皮とは頭部の有髪部位を指す。この部分は気血の集まっているところあり、『素問』には「頭は精明の府と為す」とあり、中医学では「五臓六腑の精気は皆上りて頭に注ぐ」とされている。
したがって頭皮の特定の部位に針を刺すと、気血をめぐらせ、陰陽を調和させ、経絡の流れをよくし、扶正去邪をはかることができる。
朱氏頭皮針はまたの名を頭穴透刺療法ともいい、頭部有髪部位にある特定の経穴透刺治療帯に針を刺すことによって全身の疾病を治療する療法です。

朱明清教授 1940年2月8日生まれ。上海中医学院針灸系第一期卒業生 朱氏頭皮針の翻訳者 兵頭明先生(後藤学園中医学研究所所長)と万里の長城にて 朱氏頭皮針の翻訳者 関口善太先生(中醫堂)と高田馬場にて 朱氏頭皮針治療帯定位図
【 耳針療法 】 耳ツボ 

耳針療法は、耳介上の反応点(耳つぼ)を探りだし、それに針を刺すなどの刺激を与え、病気を治療する針治療法である。
中国の伝統医学の基礎の上に発展した新しい針療法です。
1957年 ドイツの針灸学雑誌に、フランスの医師P.ノジェ氏の解剖学的見地からまとめた『耳と人体との関係』の論文を載せています。
P.ノジェ氏は、耳に圧痛点を求めて、その圧痛点に針治療を行うと、その疾患に効果があることを報告し、その圧痛点部位で、患部を知ることも出来るし、逆に患部によって、圧痛点の起こる部位がわかるという論文です。
耳の反射点の特定は、Dr.ノジェの25年にわたる研究によるものである。この体系化によって耳針療法は一段と発展しました。
1977年 アメリカのロバート M.ジラー博士は、論文の中で耳ツボの刺激は肥満を改善すると報告し、世界的に注目を浴びました。
岡山大学医学部付属病院では、肥満に悩む患者さんを集め、耳ツボの減量効果を確かめたところ、かなりの効果をあげました。

リヨンに住んでいたフランス人医師P.Nogier(ポール・ノジェ) 耳ツボ反射区 中国耳ツボ反射区
【 オリキュロセラピー 】 auriculotherapy

オリキュロセラピーは、耳介の神経終末へ微弱な電流刺激を与えることによって、安全で効果的に体の生理学的及び心理学的働きを整える療法です。
元々は中国の鍼に基づくものですが、耳介の特定ポイントと身体の部分との関連付けは近代のフランスで初めて開発されました。
1957年にフランスのDr. Paul Nogier医師によって研究が始められ、後に中国と米国での研究によりその診断の科学的精度が確認されました。
中国では2000名以上の被験者に対して耳介のポイントと疾病や症状との関連が調査され、カリフォルニア大学LAでは40人の被験者を対象にした筋骨格の痛みに対する診断が75%の精度を示しました。
WHOでは耳介反射ポイントを国際的に標準化するための専門家組織を結成しました。
オリキュロセラピーはしばしば耳鍼と混同されますが、理論も治療法も異なります。 オリキュロセラピーではつぼや経絡の代わりに神経経路を用いています。耳介には4つの脳神経と3つの頚神経節の終末が存在し、全身の働きに関連しています。
オリキュロセラピーでは鍼は使わずそれらの耳介の神経反射ポイントに微弱な電流刺激を行います。これらの反射ポイントへの刺激はそれぞれ脳の関連部位に伝えられます。

オリキュロセラピー仕組み 耳介の神経終末 耳ツボ反射区
Dr. ホルダー 耳介の神経反射ポイントに微弱な電流刺激 耳介の神経終末
【 リフレクソロジー 】 足裏反射 Reflexology

リフレクソロジー(Reflexology)とは、反射療法とも呼ばれ、主に足の裏(手の平等を含む場合もある)の特定部位を押せば体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、疲労の改善などをはかる療法である。 名称の由来は、REFLEX(反射)とOLOGY(学や論の意味を表す名詞を作る接尾語)を合わせた造語。
リフレクソロジーは、アメリカが発祥である。アメリカ人医師であるウィリアム・フィッツジェラルド (William H. Fitzgerald) (1872年 - 1942年)が手術中の患者がベッドの梁などに手足を押し付ける行為を観察し、 これを医学的に研究したところ、痛みを和らげる効果があることがわかり、「ゾーン・セラピー」という本を発表した。アメリカの理学療法士、ユーニス・イングハム (Eunice D. Ingham) (1899年 - 1974年)は、 フィッツジェラルドのゾーン・セラピーを発展させ、足の特定の部位(内臓反射区)が身体の各部位に対応していることを突き止め、「フットチャート」(足の地図)を作った。
フットチャートは「足裏反射区図」と呼ばれることもあり、面としてとらえているところに特徴がある。
日本では「英国式」と「台湾式」と呼ばれるものが有名である。いずれも元はアメリカが発祥である。
台湾式と呼ばれるものは、別名「若石健康法」ともいう。英国式にくらべ刺激が強いとされている。

ウィリアム・フィッツジェラルド (William H. Fitzgerald) (1872年 - 1942年) ゾーンチャート 足裏は体全体を投影しています 足裏ボ反射区
【 奇経治療 】 

奇経治療とは奇経八脈を使って治療を行う方法で、その論拠については『難経』の二十七難、二十八難および二十九難に書かれている。
故間中喜雄博士や浜松の長友次郎氏らにより、基本的治療方法が発表された。
経絡理論においては、十二経を正経とし、これに気血が平らに運行するものを平人無病とする。しかし人体は常に内外の邪気によって冒されるので、十二経の気血循環にも大過不及のひずみを生ずる。
しかし、正経に気血満溢する時は、奇経がこれを受けて調整するという仕組みになっており、いうならば、奇経は経絡循環における排水路の役目を果すことになる。
奇経は八脈ありその名称を列記すると、督脈、任脈、陽驕脈、陰矯脈、陽維脈、陰維脈、衝脈、帯脈となる。
その治療法は、「正経に満溢した気血を受けて排水路の如くその循行を補正する」というのである。

 次にその組み合わせを列記する

(1)衝脈(公孫) N極(+)−陰維脈(内関) S極(−)
(2)帯脈(臨泣) S極(−)−陽維脈(外関) N極(+)
(3)督脈(後谿) N極(+)−陽矯脈(申脈) S極(−)
(4)任脈(列欠) S極(−)−陰驕脈(照海) N極(+)

間中喜雄博士 1911年 神奈川県小田原に生まれる。1935年 京都帝国大学医学部卒業。1957年 京都大学医学部で学位を受け医学博士。 医学博士 間中喜雄博士が創案したイオンパンピング(ダイオードを組み入れたした電線でツボとツボを結びつける)
【 マクロビオティック 】 Macrobiotic

マクロビオティック (Macrobiotic) は、食生活法・食事療法の一種である。
名称は「長寿法」を意味する。第二世界大戦前後に食文化研究家の桜沢如一が考案した。
桜沢如一は、マクロビオティックを世界平和運動として位置づけ、そのライフスタイルの普及のために、30カ国以上を訪れ、7千回以上の講演を行い、著書は3百冊を超える。
超人的な活動力で、日本や海外で多くの病人を救い、たくさんの若者を指導者として育て上げた。欧米ではジョージ・オーサワとしてその名を広く知られる。
思想的な基盤は、食育で著名な明治時代の薬剤監であり医者であった石塚左玄の食物に関する陰陽論である。
食生活法は、「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」「食養」「正食」「マクロビ」「マクロ」「マクロビオティックス」「マクロバイオティック」「マクロバイオティックス」とも呼ばれる。
また、マクロビオティックを実践している人のことを、マクロビアンと呼ぶこともある。
玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法である。

桜沢 如一(さくらざわ ゆきかず、生来はにょいち。1893年10月18日 - 1966年4月23日)は、思想家・食文化研究家。
マクロビオティックの提唱者として有名で、海外ではジョージ・オーサワ(George Osawa)の名で知られている。 石塚左玄の食養 
1.食本主義 「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり」と、心身の病気の原因は食にあるとした。
2.人類穀食動物論 人間の歯は、穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本なので、人類は穀食動物である。
3.身土不二 居住地の自然環境に適合している主産物を主食に、副産物を副食にすることで心身もまた環境に調和する。
4.陰陽調和 当時の西洋栄養学では軽視されていたミネラルのナトリウム(塩分)とカリウムに注目し、さらにそのバランスが崩れすぎれば病気になるとした。
5.一物全体 一つの食品を丸ごと食べることで陰陽のバランスが保たれる。「白い米は粕である」と玄米を主食としてすすめた。 玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食とする。
【 三軸修正法 】 三軸自在

三軸修正法とは、全く新しい発想の健康法です。
三軸修正法創案者の池上六朗先生が、すべてのものごとを先入観にとらわれずに自由自在に考え直してみよう、というコンセプトとして「三軸自在法」を提唱してから約20年になります。
肩が凝る、腰が痛いといった不快感がある時は、 不快感が軽減するように腰をかがめたりして、楽な姿勢を取るものなのです。 これは、見せかけ上の良い姿勢よりも、本人が一番楽な姿勢を取ることによって、カラダの内部の自由度が高くなるためなのです。
楽な姿勢にすると、 カラダのどこにも無理な応力や張力がかからず、カラダの歪みが生じなくなり、不快感が一掃されます。
一般的には、姿勢が悪いからカラダに歪みが生ずるのだという事実とは全く反対の常識があるため、無意識に良いといわれる姿勢をつくり、自分で歪みをつくってしまっているのです。
私たちが日頃感じる痛みや不快感は、カラダの中に生ずる歪みを感じ取る大切な能力です。
肩凝りや腰痛などは不快なので、その痛みを取り除くことを考えがちですが、痛みはカラダの歪みを感じる能力が発揮されている証拠ですので、痛みそのものを取り除くと言うのは、必要な能力を取り除くことと同じなのです。 機能的な姿勢と、見せかけ上の良い姿勢。そのギャップを埋める効率の良い方法が、三軸修正法です。

池上六朗(いけがみろくろう)1936年、長野県松本市生まれ。 池上六朗先生と三軸修正法講習会にて
【 真向法 】 Makkoho

真向法は昭和8年、長井津(わたる)先生によって創案された健康法です。
長井津先生は大病を患われ、身心共に奈落の底に突き落とされたような状態でした。
そこで先生は、病気は治らないまでもせめて心だけでも救われたいとの思いから、仏典を読まれました。
その仏典の中に、仏弟子たちが釈尊に対して礼拝をしたというくだりがあり、その礼拝を毎日朝晩続けられました。
ところが心の救いを求めて始めた礼拝でしたが、日が経つにつれて体にも多大な影響を与え、元の健康体を取り戻されました。
この体験をもとに先生は、病気で苦しんでいる多くの人々にこの妙法を伝えて、健康で過ごせることの喜びを分かち合いたいと発意され、それ以後は「救世救人・真向法」を標榜し、その普及に生涯を捧げられました。
特に終戦直後は敗戦で打ちひしがれた日本人を激励するために、東京駅や大阪の街頭で莚(むしろ)を敷いて、通り行く人々に真向法を勧められました。
真向法体操は、1回3分、たった4つのシンプルエクササイズです。
股関節を中心に呼吸と合わせて運動(ストレッチ)することにより、体調不良、腰痛、肩こり、血液循環の改善、歪んだ骨盤や姿勢を整え心身をリフレッシュする効果があります。
また、特別な道具も必要なく、子供から大人、年齢や性別、体力に関係なく、どなたでも、何処でも(畳1枚のスペースがあればOK)、手軽に出来る健康法なのです。

真向法創始者 長井津(わたる)福井県の勝鬘寺というお寺の生まれ。 仏典に学ぶには、仏弟子たちと同じように礼をしなければならないと考え、そして自分の心だけでなく、体も硬化しきっている事に驚きました。
それからお経を読むのをやめ、この腰を屈伸する礼拝体操というべき謙虚な“お辞儀”の練習を一生懸命はじめることになりました。
そもそもこれが真向法体操の原型であり、はじまりなのです。

■第一体操
第一体操
足の裏の外側を合わせて座ります。
両膝が右図のように床に付けば、背筋は自然に真っ直ぐに立つようになります。
顎を引いて、胸を張り、背中を真っ直ぐに伸ばし、肩の力は抜いてください。この正しい姿勢を「真向の姿勢」と言います。
「かかと」と股の間を、握りこぶし一つから、一つ半ぐらい空けます。
「真向の姿勢」から、背中を曲げずに(イメージ)、息を吐きながら、ゆっくりと上体を股関節から前に倒します。
この時、おへそをかかとに近づけ、お腹、胸、顔の順で床に近づけるイメージで!そして、息を吐き終えたら、上体は元の「真向の姿勢」まで戻します。 これを、十回反復します。


■第二体操
第二体操
両脚を伸ばして坐り脚の後ろ側を伸ばし、さらに、足首を鋭角に立てるのが理想です。
膝を伸ばしたまま、第一体操と同じ要領で「真向の姿勢」から、背中を曲げずに(イメージ)、息を吐きながら、ゆっくりと上体を股関節から前に倒します。
お腹、胸、顔の順で床に近づけるイメージで!そして、息を吐き終えたら、上体は元の「真向の姿勢」まで戻します。これを、十回反復します。


■第三体操
第三体操
脚を左右に開き背筋を伸ばし、腰を立てて坐ります。
両脚を約120〜130°ぐらい開き(150°を限度とします。最初は、90度くらいで、かまいません)、そして、足首が70度ぐらい返れば理想的です。
膝を伸ばしたまま、第一、第二体操と同じ要領で「真向の姿勢」から、背中を曲げずに(イメージ)、息を吐きながら、ゆっくりと上体を股関節から前に倒します。
お腹、胸、顔の順で床に近づけるイメージで!そして、息を吐き終えたら、上体は元の「真向の姿勢」まで戻します。これを、十回反復します。


■第四体操
第四体操 両足をお尻の幅だけ広げその間にお尻を下ろします
正座の状態から、両足をお尻の幅だけ広げその間にお尻を下ろします。
両膝を付け、背筋はピンと伸ばし肩の力を抜きます。
この座り方を「割坐=わりざ」といいます。
ゆっくりと後ろに倒れたら両腕を真っ直ぐ伸ばして両耳に着けます。
呼吸は腹式呼吸で、特に吐く息を意識して細く長く均一 に、そして深く静かに整えます。この姿勢で約1分くらい 行います。
※膝の悪い方や、膝の関節が硬くてお尻が着かない方は、決して無理をしないで下さい。
【 WHO鍼灸適用疾患 】

WHO(世界保健機関)では次の疾患に対し鍼灸治療の有効性を認めています。
神経系疾患 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症
頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩
腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患 気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)
胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖・泌尿器系疾患 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎ED
婦人科系疾患 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)
小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
【 保険適用疾患 】

鍼灸の保険適応疾患は次の疾患です。
神経痛(頭、顔、腕、手、足などあらゆる場所の慢性の疼痛)
リウマチ(手・足など多くの関節が腫れて痛む)
頚腕症候群(慢性的な首、肩、腕の痛み、しびれ)
五十肩(肩関節が痛く、腕が上がらない)
腰痛症(慢性的に腰が痛い、重い)
頚椎捻挫後遺症(交通事故などによるむち打ちの後遺症)
■保険利用手順

1.まずは、ご相談ください。
2.医師へのご依頼書と同意書をお渡しします。
3.医師の診察を受け、同意書を記入してもらいます。
4.同意書、保険証、印鑑を持参いただくと保険で鍼灸治療が受けられます。保険証、印鑑は毎月最初の来院時にご持参ください。

■注意事項

・保険で鍼灸の治療を受けている時同時に医療機関で同じ病名で治療は受けられません。当院で腰痛症で保険治療を受け、医療機関で高血圧などの他の病名で治療を受ける事は可能です。
・鍼灸の健康保険は「療養費払い」といい、本来は鍼灸治療にかかった治療料金の全額を治療院に払い、その後患者様自身が保険者(保険組合等)に対し、自己負担を除く費用を請求する制度ですが、手続きが複雑なため患者様に代わり当院が代理請求いたします。
 その委任のため印鑑が必要になります。
【 美容鍼 】

鍼によって、ツボを刺激し、顔のリンパの流れ・血流を盛んにさせ美しく若返ります。
年齢とともに、活動をしなくなってきた、リンパの流れ・筋肉を再び動かすことによって 顔を若返らせます。顔には、肌のハリに大切なコラーゲンの分泌を促すツボもあるので、 リフティング効果も期待できます。

美容鍼 美容鍼に使うツボ 美容鍼灸のパイオニア 北川毅先生(YOJO SPAオーナー)と中医美容学にて

■ 美容鍼の効果
リフトアップ 顔の経穴刺激と鍼によりむくみやたるみの引き上げ
顔の歪み 顔のバランスが整う
しわ 鍼により皮膚のコラーゲン生成
しみ 鍼による新陳代謝が促進
にきび にきびの原因の体質改善
乾燥肌 鍼により細胞の活性化とコラーゲン生成
【 肝斑 】

肝斑(かんぱん)は、ほほ骨のあたりや額、口の周辺などにシミが左右対称性に広がるように生じるシミの一種です。
老人性色素斑(日光性黒子)が左右の似たような場所に似たような大きさで出ることもあるので、輪郭がはっきりしない、薄い褐色で広い範囲にもやっと広がっているのが肝斑です。
また、肝斑は目の周囲にはできず、色が抜けたように見えることもあります。
肝斑は、30〜40歳代に発症年齢が集中しています。60歳代からは症状が治まることも多い。一般に色は冬は薄く夏は濃くなります。
日本人の皮膚は肝斑ができやすく、皮膚の色が浅黒い人ほどできやすい。 肝斑の発症には女性ホルモン(黄体ホルモン:プロゲステロン、妊娠・経口避妊薬)やストレスをはじめとする不規則な生活、睡眠不足などが原因と考えられています。
レーザー治療では悪化するといわれています。
東洋医学ではストレスと気血不足やお血(血流の停滞)が原因なので気血を補ったり血の流れをよくする鍼灸治療が効果的です。
また、耳つぼの内分泌点も有効です。

肝斑の画像1肝斑の画像2

■肝斑の治療

【鍼灸】 配穴:三陰交・血海・隔兪・肝兪・大衝・内分泌(耳つぼ)
【漢方】 桂枝茯苓丸(25:ケイシブクリョウガン/お血) 桃核承気湯(61:トウカクジョウキトウ/お血)
【お薬】 トラネキサム酸を主成分とするトランシーノ(第一三共ヘルスケア)の効果が認められています。
■検査・治療器

【 血圧計 】

当院では、施術前に必ず血圧を測定いたします。

血圧計

日本高血圧学会の診断基準
血圧値 最低血圧mmHg
〜8080〜8585〜9090〜100100〜110110〜
最高
血圧
mmHg
180〜 重症高血圧
160〜180中等症高血圧重症高血圧
140〜160軽症高血圧中等症高血圧
130〜140正常高値血圧軽症高血圧
120〜130正常血圧正常高値血圧
〜120至適
血圧
正常血圧
【 超音波治療器 】

当院では、症状により超音波治療器を使用して鎮痛・治癒促進を行います。

超音波治療器(US-100)
【 キネシオテープ 】  
キネシオロジーテープ キネシオロジーテープ効果
キネシオテープとは従来の固定・圧迫・保護に使うスポーツ用テープと違い、筋肉に沿うように貼っていくテープ。 血液・リンパ液循環の改善、筋肉や関節の動きをサポート、皮膚の緊張緩和などが期待できます。 また、通気性が良く撥水加工が施してあるので貼ったままの入浴が可能です。
【 カッピング・吸玉 】

カッピング 吸玉
吸玉療法

別名「吸角・きゅうかく」ともいいます。タコの吸盤のようなガラス玉を肩や背中やお腹に吸い付けます。 エステティックサロンでもお馴染みです。
【 肥満遺伝子 】

■肥満遺伝子タイプとは?

50以上もある肥満関連遺伝子から、日本人の肥満に関係しているのは主に3つの遺伝子であることが研究により分かってきた。

肥満遺伝子タイプ

日本人に関係する主な肥満遺伝子はの3つある。

1:β3アドレナリン受容体(β3AR)、日本人の約34%
  内臓脂肪がつきやすく、おなか回りが出っ張った「リンゴ型肥満」になりやすい

2:脱共役たんぱく質1(UCP1)、日本人の約25%
  内臓脂肪よりも下半身を中心に皮下脂肪がつきやすい「洋ナシ型」

3:β2アドレナリン受容体(β2AR)日本人の約16%
  やせてひょろっとした「バナナ型」

■■■ あ な た は ど の タ イ プ ? ■■■

【 リ ン ゴ 型 】
□ 太り始めると お腹が出てくる
□ 小さいころ、顔も丸くぽっちゃりしていた時期がある
□ ご飯、パン、パスタ、麺類など主食が好き
□ 甘いものに目がない
□ お腹がすくといらいら、カリカリする
□ 顔は、丸顔太り始めるとすぐ二重あごになる
□ 割とおっとりしていて、「天然だね」といわれることが多い
□ ダイエットするとすぐに痩せるが、リバウンドも早い
□ 基本的に運動は嫌い。走るのはとってもイヤ

【 洋 ナ シ 型 】
□ 下腹が出て太ももが太くなり、明らかに下半身太り
□ 小さいころ太ってなくても太ももやおしりがしっかりしていた
□ 主食よりおかずが好き。唐揚げやフライなど脂っこいものが好き
□ お腹がすいても我慢できる
□ 顔は卵型か、あごが尖ったシャープな逆三角形
□ しっかりしているといわれることが多い
□ ダイエットしてもなかなか痩せない
□ 筋トレや運動をすると、筋肉がパンパンに張ってしまう
□ どちらかというと体が硬く、肩こりも激しい

【 バ ナ ナ 型 】
□ 太ったことがない、もしくは全体的にぽっちゃりしている
□ 手足が長く全体的にヒョロッとしている
□ 魚、豆腐、野菜などのあっさり系が好き
□ 食事を抜いても大丈夫
□ 顔は面長。 顔が小さいねといわれることもある
□ 神経質で完ぺき主義。くよくよしやすい一面も
□ ダイエットしたことがない、してもなかなか痩せない
□ 筋トレをしても筋肉がなかなかつかない
□ 胃腸が弱く、割と体調を崩しやすい

もしこのチェックシートで、洋ナシとバナナのチェック数が同じだったり、どのタイプが今ひとつわからないという人、複数の遺伝子変異を持っているタイプの可能性あり。

■■■ タ イ プ 別 ダ イ エ ッ ト 法 ■■■

【 リ ン ゴ 型 】(β3AR:ベータ・スリー・アドレナリン受容体)
リンゴ型さんってどんな人??

●一日の基礎代謝量が200kcal少なく、太りやすい
●糖質の代謝が苦手なので糖質で太りやすい
●ご飯やパスタ、麺、甘いものに目がない
●内臓脂肪がつきやすく、ウエストから太る
●血糖値の低下に体が敏感。運動をあまり好まない

たまった内臓脂肪は心拍数アップで燃やす!

リンゴ型に効くダイエットは → 有酸素運動+腹筋

糖質の代謝が弱いリンゴ型の場合、余った糖質は内臓脂肪として蓄積されやすい。
そのため、ウエストにくびれが少なく、お腹から太ってしまう、内臓脂肪には、一般に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的。 さらに、腹筋が衰えている人が多いので、ピンポイントで腹筋も鍛えたい。内臓脂肪は、運動をすることで比較的早く落ちやすい。 りんご型が最もダイエットのスピードが早い。

食事バランスはこれ!
1:最初にたっぷり野菜・キノコ・海藻類
2:次にそこそこ魚、肉などのおかず
3:最後に少なめのご飯やパンなどの主食こんな食べ物に注意!リンゴ型の方は、ズバリ、炭水化物と甘いもので太る。 これらを減らすことがダイエットの近道。食べる順番と量の目安は上を参考に。 ダイエット中は、甘いものやおせんべい、スナック類の間食や、ビールは極力避けたい。 かんてん、ところてんやゼリー、リンゴやイチゴ、グレープフルーツで我慢して。『低糖』食品が目印。


【 洋 ナ シ 型 】(UCPI)
洋ナシ型さんってどんな人??

●一日の基礎代謝量が80〜100kcal少なく、太りやすい
●脂肪の代謝が苦手なので、脂肪で太りやすい
●主食よりおかず好き。肉や唐揚げ、フライが好き
●下腹、お尻、太ももに皮下脂肪がつきやすい
●運動すると筋肉が張りやすく、体が硬い

下半身の皮下脂肪は大きく伸ばして撃退!

洋ナシ型に効くダイエットは → 下半身筋トレ+ストレッチ

食べた脂肪がいつまでも血液中にあって、やがて下半身に貯えられるのが洋ナシ型さん。
脂肪を筋肉などで燃やすのが下手で、下腹やお尻、太ももにたまりがち。 そんな洋ナシさんには、有酸素運動+下半身の筋トレが効果的。 スクワットやステッパー(足踏み)などの運動がいい。 でも、足腰の皮下脂肪が厚いので股関節周辺の動きが悪くなり血流が下がるのが最大の問題。 そこで下半身中心のストレッチもお薦め。 筋肉中の血流がよくなり、体がスッキリと締まってくる。

食事バランスはこれ!
1:最初にたっぷり野菜・キノコ・海藻類
2:次にそこそこご飯やパンの主食
3:最後に少なめのお肉など

こんな食べ物に注意!

洋ナシ型の方は、脂肪を減らすことがダイエットの近道。
肉や揚げ物以外でも、ケーキ、アイスクリーム、クッキー、スナック菓子も脂肪たっぷり。 シチューやカレーなどのルーもの、牛丼などの丼ものも控えて。 フルーツOK。かんてん、ところてんやなどで空腹をカバー。『低糖』食品が目印。

【 バ ナ ナ 型 】(β2AR:ベータ・ツゥー・アドレナリン受容体)
バナナ型さんってどんな人??

●若い頃痩せていた方で、いったん太ると痩せにくいタイプ
●この遺伝子型には120kgを超える方も多い
●一般的に「あっさりとした」ものが好き
●筋肉が少ないため、体力がない
●30代を過ぎると、徐々に太り、痩せにくい

若い頃「ほっそり」、でも「太ると痩せにくい」

バナナ型に効くダイエットは → 筋肉をつける!食事+スポーツ

バナナ型遺伝子を持つ方は、一般的に「あっさりとした」ものを好みます。そのため、たんぱく質の摂取量に注意する必要があります。この遺伝子の方は、ふだんの生活の中でも、例えば鶏ささみなど、筋肉を育てるたんぱく質の摂取量を増やすなどの意識をしましょう。 また、バナナ型の作用が強い方は筋肉量が他のタイプに比べると少ないため、ついた脂肪が比較的落ちにくいという特徴があります。バランスの良い食事と運動で、筋肉をつくるダイエットに取り組みましょう!

【 ロコモティブシンドローム 】

■ロコモティブシンドロームとは?

骨、関節、筋肉などの障害のために、要介護になる危険が高かったり、要介護になっていたりする状態がロコモティブシンドローム、略してロコモです。
転倒・骨折などを起こしやすく、寝たきりになってしまうこともある怖い状態です。

運動器症候群

■7つのロコチェック

1つでも当てはまるものがあれば、ロコモである心配があります。

1.□ 階段を上るのに手すりが必要である
2.□ 家のなかでつまづいたり滑ったりする
3.□ 15分くらい続けて歩けない
4.□ 横断歩道を青信号で渡りきれない
5.□ 片脚立ちで靴下がはけない
6.□ 2Kg程度の買い物をして持ち帰ることが困難である
   (1リットルの牛乳パック2個程度)
7.□ 家のやや重い仕事が困難である

ロコチェック

■ロコモの原因

ロコモの原因としては主にこのようなものが考えられます。
変形性関節症、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさく)、骨粗しょう症は治療が必要な病気です。

ロコモの原因

■ロコモーショントレーニング(ロコトレ)

●ロコトレその1 開眼片脚立ち
片脚立ちを左右の足それぞれ1分ずつ行います。これを1日3回行いましょう。

・まずはつかまって片脚立ちをし、手を離してもできそうだったらつかまらずにやってみて下さい。
・床につかない程度に片足を上げます。体が傾かないようにしましょう。
・痛みを感じたらやめて下さい。

ロコトレ1 開眼片脚立ち


●ロコトレその2 スクワット
呼吸をするペースでスクワットを5〜6回くり返します。これを1日3回行いましょう。

・イスに腰かけるように、お尻をゆっくり下ろします。
・お尻を軽く下ろすところから始めて、膝は曲がっても90度を超えないようにします。
※ 膝がつま先より前に出ないようにします。足はかかとから30度くらいに外に開きます。

ロコトレ2 スクワット

日本整形外科学会 ロコモパンフレット

【 美容体操 】

自分でできる美容体操を用意しましたのでご活用ください。


【 ツムラ漢方番号 】

001 葛根湯(カッコントウ)
【効能】 汗をかきにくい体質の方で肩〜首にかけての凝りがある方。

002 葛根湯加川きゅう辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)
【効能】 汗をかきにくい体質の方で肩〜首にかけての凝りや鼻づまりがある方。

003 乙字湯(オツジトウ)
【効能】 痔がある便秘傾向の方に。

005 安中散(アンチュウサン)
【効能】 冷え性で胃の調子が悪く胃酸過多ぎみの方に。

006 十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
【効能】 冷え性のアトピー・湿疹の方や、アレルギー体質の方のにきびに。

007 八味地黄丸(ハチミジオウガン)
【効能】 足腰の冷えがあり、足や腰に痛みやむくみがある方に。

008 大柴胡湯(ダイサイコトウ)
【効能】 上半身に緊張が強く、食欲不振があり、便秘傾向の方に。

009 小柴胡湯(ショウサイコトウ)
【効能】 上半身に緊張が強く、疲れやすく食欲不振のある方に。

010 柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)
【効能】 上半身に緊張が強い方に。

011 柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ)
【効能】 上半身に緊張が強く、不眠や不安・イライラのある方に。

012 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
【効能】 上半身に緊張が強く、不眠や不安・イライラが強い方に。

014 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)
【効能】 胃腸に炎症症状がある方に。

015 黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
【効能】 からだの上部に充血があり、比較的体力がある方に。

016 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
【効能】 冷え性ぎみで、のどのつまりやイライラがある方に。

017 五苓散(ゴレイサン)
【効能】 むくみのある方に。

018 桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)
【効能】 冷え性でむくみがちの方で、痛みがある方に。

019 小青竜湯(ショウセイリュウトウ)
【効能】 上半身に緊張が強い方に。

020 防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
【効能】 水太りの体質で汗をかきやすい方に。

021 小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
【効能】 悪心・嘔吐のある方に。

022 消風散(ショウフウサン)
【効能】 慢性化した湿疹など分泌物がある皮疹があり、かゆみが強い方に。

023 当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
【効能】 ホルモンバランスの乱れがある方に。

024 加味逍遙散(カミショウヨウサン)
【効能】 ホルモンバランスの乱れがある方に。

025 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
【効能】 血液の流れが悪い方に。

026 桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)
【効能】 冷え性で不眠や不安・イライラが強い方に。

027 麻黄湯(マオウトウ)
【効能】 悪寒のある方や、咳のある方に。

028 越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)
【効能】 汗かきなのにむくみがちの方やリウマチの方に。

029 麦門冬湯(バクモンドウトウ)
【効能】 喉の乾燥と咳のある方に。

030 真武湯(シンブトウ)
【効能】 冷え性で虚弱体質の方に。

031 呉茱萸湯(ゴシュユトウ)
【効能】 冷え性で、頭痛や肩の凝りがある方に。

032 人参湯(ニンジントウ)
【効能】 冷え性や、胃の弱い方に。

033 大黄牡丹皮湯(ダイオウボタンピトウ)
【効能】 便秘気味の方で、下半身に炎症がある方に。

034 白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)
【効能】 喉の渇きや、顔に炎症がある方に。

035 四逆散(シギャクサン)
【効能】 胆嚢炎・胆石症など、上半身に緊張が強い方に。

036 木防已湯(モクボウイトウ)
【効能】 炎症とむくみのある方に。

037 半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)
【効能】 胃腸の弱い冷え性の方の頭痛やめまいに。

038 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
【効能】 手足が冷えやすく、足が冷えると足又は下腹部が痛くなりやすい方に。

039 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)
【効能】 冷え性で立ちくらみ・めまい、動悸のある方に。

040 猪苓湯(チョレイトウ)
【効能】 泌尿器に炎症があり、尿が出にくい方に。

041 補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
【効能】 比較的体力が低下している方に。

043 六君子湯(リックンシトウ)
【効能】胃のむかつきがあり、疲れやすく貧血気味で冷え性の方に。

045 桂枝湯(ケイシトウ)
【効能】 悪寒やそれに伴なう頭痛のある方に。

046 七物降下湯(シチモツコウカトウ)
【効能】 冷え性・乾燥肌で目の充血か高血圧のある方に。

047 釣藤散(チョウトウサン)
【効能】 比較的暑がりで高血圧があり、頭痛・めまい・肩こりのある方に。

048 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)
【効能】 冷え性で体力のない方に。

050 荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
【効能】 からだ上部に熱や炎症がある方に。

051 潤腸湯(ジュンチョウトウ)
【効能】 便秘がちの方に。

052 よく苡仁湯(ヨクイニントウ)
【効能】 冷え性でむくみがちの方で、関節や筋肉に痛みがある方に。

053 疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)
【効能】 冷え症・むくみがちの方の神経痛に。

054 抑肝散(ヨクカンサン)
【効能】 貧血気味で上半身の凝りがあり、神経が高ぶりやすい方に。

055 麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)
【効能】 気管支喘息の方に。

056 五淋散(ゴリンサン)
【効能】 頻尿で排尿痛のある、尿道炎や膀胱炎などに適する。

057 温清飲(ウンセイイン)
【効能】 からだの熱がこもりやすく、皮膚が乾燥しやすい方に。

058 清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
【効能】 からだ上部に充血が起こりやすい方に。

059 治頭瘡一方(ヂヅソウイッポウ)
【効能】 便秘気味で湿疹がある方に適する。

060 桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)
【効能】 冷え症で腹痛(しぶり腹)のある方に。

061 桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
【効能】 血液の流れが悪く、のぼせなどの症状が起きやすい方に 。

062 防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
【効能】 腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな方に。 ただし冷え性の方には適しません。

063 五積散(ゴシャクサン)
【効能】 冷え性で、冷えると痛みが生じやすい方に。

064 炙甘草湯(シャカンゾウトウ)
【効能】 冷え性で体力がなく、動悸・息切れのある方に。

065 帰脾湯(キヒトウ)
【効能】 胃腸が弱く疲れやすく貧血気味で冷え性の方で不眠症などに。

066 参蘇飲(ジンソイン)
【効能】 咳・痰のある風邪の初期の方に。

067 女神散(ニョシンサン)
【効能】 のぼせとめまいのある方に。

068 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)
【効能】 筋肉のけいれんなど、急な痛みが起きる方に。

069 茯苓飲(ブクリョウイン)
【効能】冷え性で胃が弱く、げっぷや胸焼けのある方に。

070 香蘇散(コウソサン)
【効能】 胃腸の弱い、 風邪の初期の方に。

071 四物湯(シモツトウ)
【効能】貧血気味で冷え性の方に。

072 甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)
【効能】 夜泣きなど、興奮しやすい子供に。

073 柴陥湯(サイカントウ)
【効能】 咳が続き、胸の痛みがある方に。

074 調胃承気湯(チョウイジョウキトウ)
【効能】 便秘がちの方に。

075 四君子湯(シクンシトウ)
【効能】 胃腸が弱く、食欲が無く、疲れやすく貧血気味で冷え性の方に。

076 竜胆瀉肝湯(リュウタンシャカントウ)
【効能】 比較的体力があり、下腹部筋肉が緊張する傾向のある方に。

077 きゅう帰膠艾湯(キュウキキョウガイトウ)
【効能】 貧血気味の冷え性の方で、痔の出血がある方に。

078 麻杏よく甘湯(マキョウヨクカントウ)
【効能】 冷えやむくみのあるリウマチなどの神経痛に。

079 平胃散(ヘイイサン)
【効能】 胃が弱いかた、消化不良や食欲不振の方に。

080 柴胡清肝湯(サイコセイカントウ)
【効能】 からだ上部に熱や炎症がある方に。

081 二陳湯(ニチントウ)
【効能】 悪心・嘔吐の続く方に。

082 桂枝人参湯(ケイシニンジントウ)
【効能】 冷え性や、胃の弱い方で、頭痛や肩こり・動悸のある方に。

083 抑肝散加陳皮半夏(ヨクカンサンカチンピハンゲ)
【効能】 貧血気味で上半身の凝りがあり、神経が高ぶりやすく、吐き気のある方に。

084 大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)
【効能】 便秘ぎみの方に。

085 神秘湯(シンピトウ)
【効能】 喘息や気管支炎で咳が続き、吐き気を伴なう方に。

086 当帰飲子(トウキインシ)
【効能】 貧血気味で冷え性の方の、慢性湿疹やかゆみに。

087 六味丸(ロクミガン)
【効能】 足や腰に痛みやむくみがある方に。

088 二朮湯(ニジュツトウ)
【効能】 疲れやすく、むくみやすい体質で、食欲不振や肩こりがある方に。

089 治打撲一方(ヂダボクイッポウ)
【効能】 打撲によるはれ及び痛みがある方に。

090 清肺湯(セイハイトウ)
【効能】 痰が多く慢性化した咳の方に適する。

091 竹じょ温胆湯(チクジョウンタントウ)
【効能】 体力が低下し悪心・嘔吐や発熱・咳や痰が続き、不眠やイライラがある方に。

092 滋陰至宝湯(ジインシホウトウ)
【効能】 慢性の咳や痰が続いている貧血ぎみの方に。

093 滋陰降火湯(ジインコウカトウ)
【効能】 慢性の咳や痰が続き、発熱により貧血ぎみになっている方に。

095 五虎湯(ゴコトウ)
【効能】 気管支喘息の方に。

096 柴朴湯(サイボクトウ)
【効能】 冷え性ぎみで、疲れやすく食欲不振があり、上半身に緊張が強く、のどのつまりやイライラがある方に。

097 大防風湯(ダイボウフウトウ)
【効能】 冷え性で体力のない、リウマチなどの方に。

098 黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ)
【効能】 からだが冷えやすく、胃腸が弱く、皮膚の弱い小児に。

099 小建中湯(ショウケンチュウトウ)
【効能】 からだが冷えやすく、胃腸が弱い小児に。

100 大建中湯(ダイケンチュウトウ)
【効能】 胃腸が弱く、冷えると腹痛の起きやすい方に。

101 升麻葛根湯(ショウマカッコントウ)
【効能】 感冒・皮膚病の初期の方に。

102 当帰湯(トウキトウ)
【効能】 胸〜背中にかけての痛みのある方に。

103 酸棗仁湯(サンソウニントウ)
【効能】 イライラがあり、不眠ぎみの方に。

104 辛夷清肺湯(シンイセイハイトウ)
【効能】 鼻炎症状が強く、冷え性ではない方に。

105 通導散(ツウドウサン)
【効能】 月経不順や月経時にイライラのある、便秘がちの方に。

106 温経湯(ウンケイトウ)
【効能】 冷え性、貧血気味の方で皮膚の乾燥があり、月経不順や更年期障害の方に。

107 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)
【効能】 足腰の冷えがあり、足や腰に痛みやむくみが強い方に。

108 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)
【効能】 冷え性で体力のない方、呼吸器疾患の病後などに。

109 小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ)
【効能】 上半身に緊張が強く、疲れやすく食欲不振がありのどが痛む方に。

110 立効散(リッコウサン)
【効能】 抜糸後や歯の痛みのある方に。

111 清心蓮子飲(セイシンレンシイン)
【効能】 膀胱炎が慢性化していつまでも不快感が残る方に。

112 猪苓湯合四物湯(チョレイトウゴウシモツトウ)
【効能】 貧血気味で、 泌尿器に炎症があり、尿が出にくい方に。

113 三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)
【効能】 暑がりでのぼせやイライラなどの症状のある方に。

114 柴苓湯(サイレイトウ)
【効能】 頭痛や嘔吐・下痢などの症状がある方に。

115 胃苓湯(イレイトウ)
【効能】 消化不良で胃や腸に水分が停滞し、吐き気や下痢がある方に。

116 茯苓飲合半夏厚朴湯(ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ)
【効能】 冷え性で胃が弱く、げっぷや胸焼けのあり、のどのつかえや不安感が強い方に。

117 茵ちん五苓散(インチンゴレイサン)
【効能】 むくみがあり、体調不良の方に。

118 苓姜朮甘湯(リョウキョウジュツカントウ)
【効能】 冷え性で、腰のあたりに冷えが強い方に。

119 苓甘姜味辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ)
【効能】 慢性気管支炎の方に。

120 黄連湯(オウレントウ)
【効能】 二日酔いなどのげっぷや悪心・嘔吐など胃炎症状がある方に。

121 三物黄ごん湯(サンモツオウゴントウ)
【効能】 手足のほてりが強い方に。

122 排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)
【効能】 皮膚が化膿し赤く腫れた方に。

123 当帰建中湯(トウキケンチュウトウ)
【効能】 貧血気味でからだが冷えやすく胃腸の弱い方に

124 川きょう茶調散(センキュウチャチョウサン)
【効能】 かぜで頭痛のある方に。

125 桂枝茯苓丸加?苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)
【効能】 血液の流れが悪い方に。

126 麻子仁丸(マシニガン)
【効能】 便秘気味の方に。

127 麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)
【効能】 寒気が強い、感冒や気管支炎の方に

128 啓脾湯(ケイヒトウ)
【効能】 胃のむかつき・下痢があり、疲れやすく貧血気味で冷え性の方に。

133 大承気湯(ダイジョウキトウ)
【効能】 腹部膨満感の強い便秘の方に。

134 桂枝加芍薬大黄湯(ケイシカシャクヤクダイオウトウ)
【効能】 冷え症で便秘があり腹が張って苦しくなる方に。

135 茵ちん蒿湯(インチンコウトウ)
【効能】 黄疸があり、便秘がちの方に。

136 清暑益気湯(セイショエッキトウ)
【効能】 夏ばての方に

137 加味帰脾湯(カミキヒトウ)
【効能】 上半身の凝りやのぼせの症状があり、イライラしやすく、 胃腸が弱く疲れやすく貧血気味で冷え性の方に。

138 桔梗湯(キキョウトウ)
【効能】 扁桃炎による喉の腫れがある方に。

501 紫雲膏(シウンコウ)
【効能】 皮膚に乾燥や炎症がある方に。

【 澤田流秘伝経穴 】

「鍼灸ノートブック」澤田流秘伝経穴公開(山田國弼著)灸療秘訳いろは歌

のちより 長き希う人々よ 脛の三里を 常にたしなめ

くまくと 胸の動悸を治すには 手のげき門が何よりも効く

らいたか 食い合わせより 起りなば 直ちにすえよ 裏の内庭

わかなる 胃の痙攣を止むには 膝の上なる 粱丘の穴

こほこと 冷えたる腰を温むには 腎兪 次りょう 三陰の交

んきょうや 仕事がすぐに 倦きるとき 脾兪 中かん 身柱 肩井

つぜんに 腹痛くなる 盲腸は 気海をすえて 跡形もなし

うじえん 痛み激しき その時は 照海 曲池 三陽の絡

んびよう(淋病)や しょうかち(消渇)などで 悩むには 腎兪 中極 次りょう 曲泉

ばたまの 子故に闇に 迷うなよ 可愛ゆき子には身柱−火を

いれきや 腺病質も 案ずるな 肩井 曲池 肺兪が良し

んなには 命定めと 出産も 脾と腎兪で いつも安産

きがにも お灸は実は 効くものぞ 天宗 極泉 曲池 少海

たこりは 種々原因も あるけれど 肩井や肺兪 天りょう

うちょうや なぷとその他の 腫物は 養老穴と手の三里

えがたき 痔の痛みには 承山と孔最 百会 気海 中りょう

うまちや 神経痛は いずれとも 痛む穴所に 直に灸せよ

っとうや 脳貧血を 治すには 手の三里 少沢に灸

ぎづきの めくりのたびに 苦しむは 肝と腎の兪 気海 外陵

しょうべん 冷え性なぞは 関元に身柱 腎の兪 中りょう

ないまく(子宮内膜症)や 卵巣炎は 三陰交と志室 次りょうに陽陵の泉

うすいや 高血圧を 防ぐには 曲池 三里(足)と百会 肩井

なさわぎ 動悸いきぎれ 治すには 巨闕 膈兪 気海 げき門

んうんと きばって便の 出ぬときは 神門 承山 三里(足) 大横

かすいや 胃アトニーには 肝の兪と 胃兪 腎兪 さいの周囲

ど痛み 扁桃腺が腫れたらば 少商 曲池 照海がよし

お痛と 頬を押さえる 虫歯には 上は解谿 下は遍歴

すぐす 鼻づまりする 蓄膿には しん会 合谷 天柱 肩井

れやれと 足腰さする 疲労には 腎命門 次りょう 三里 陽陵

てしばし 子無き婦人も なげくなよ 脾兪 腎兪 次りょう 気海 外陵

いびなる かぜと思うて 油断すな 直ちにすえよ後谿 風門

つかよい 頭痛吐き気で 悩むとき三里(足) 築賓 気分一新

うけい後谿は 感冒や肺炎 チブス等 すべての熱を 引き下げるなり

きりだと 気付き時は いち早く 気海 天枢 命門(小児用)がよし

が痛み 腕の上らぬ その時は 臑兪 天宗 曲池 肩ぐう

三里 陽陵泉に 地機と風市 承山は 脚気治す穴

いさいに お腹こわして 痩せる子に 身柱 命門(小児用)さらに天枢

うの字を 久しき火とぞ 読みなして 賢しき人は 百日もえいゆ

きの下 救命丸も きかぬとき 身柱 少衝 ひきつけ(驚かん)を治す

の病 結膜炎や ほしめなど 曲池 肩井 三里(足)肝の兪

ぎひだり 床に唾れぬ その時は 身柱 肝兪 三里(足)肩井

んぞうで 顔や手足の むくみには 地機 水分に解谿がよし

くぼより 健康美こそ 尊とけれ 脾兪 腎兪 曲池で 肌はすべすべ

いびいと 腹下りして 痛むには 水分 気海 粱丘 天枢

のもらい まぶたにできて うるさくば 二間 曲池で すぐ消ゆるなり

んそくや 百日咳に 悩むとき 中府 上かん 肺兪 尺沢

らすらと 重き病は 治らぬぞ たゆまずしゅよ根を絶やすまで

【 経絡経穴 】

経絡(けいらく)・経穴(けいけつ)・脈流注の説明
明堂銅人図(はりきゅうミュージアム所蔵)
※ 354穴:WHOでは、7穴を追加して361穴としている。


■ 手の太陰肺経 11穴

手の太陰肺経

【脈流注】
足の厥陰肝経の脈を受けて、上腹部から始まり、大腸をまとい、肺に属し、気管、喉頭を巡って前胸部上外側にたっする。ここから上腕前内側、前腕前外側を経て、 拇指外側爪根部におわる。前腕下部から分かれた枝は、次指外側爪根部に至り、手の陽明大腸経につながる。

【経穴】
中府(ちゅうふ)  雲門(うんもん)  天府(てんぷ)  侠白(きょうはく)    尺沢(しゃくたく)  孔最(こうさい)  列缺(れっけつ)  経渠(けいきょ)  太淵(たいえん)  魚際(ぎょさい)  少商(しょうしょう)

■ 手の陽明大腸経 20穴

手の陽明大腸経 手の陽明大腸経
手の陽明大腸経 手の陽明大腸経

【脈流注】
手の太陰肺経の脈を受けて、次指外側爪根部から始まり、前腕の後ろ外側、上腕の外側を登って、鎖骨上窩から胸中に入り、肺をまとい、さらに下って大腸に属する。 鎖骨上窩から分かれた枝は、側頸部を昇り、左右交差して鼻翼の外側で足の陽明胃経につながる。

【経穴】
商陽(しょうよう)  二間(じかん)  三間(さんかん)  合谷(ごうこく) 陽谿(ようけい)  偏歴(へんれき)  温溜(おんる)  下廉(げれん)  上廉(じょうれん)  三里(さんり)  曲池(きょくち)  肘りょう(ちゅうりょう)  五里(ごり)  臂臑(ひじゅ)  肩ぐう(けんぐう)  巨骨(ここつ)  天鼎(てんてい) 扶突(ふとつ)  禾りょう(かりょう)  迎香(げいこう)

■ 足の陽明胃経 45穴

足の陽明胃経 足の陽明胃経
足の陽明胃経 足の陽明胃経
足の陽明胃経 足の陽明胃経

【脈流注】
手の陽明大腸経の脈を受けて、眼下部に始まり、下って下顎、耳前鬢発(もみあげ)のふちを上り、前顎に行く。本経は、下顎から分かれて総頸動脈にそって下り、鎖骨上窩に入る。 胸中に入るものは、横隔膜を貫いて胃に属し、脾をまとう。(連絡をしている)直行するものは、胸部では乳頭線上を、腹部では正中線の外方二寸の部を下方し、さらに大腿・下腿前外側を下って、足背から足の第二指 外側爪根部におわる。 足 背部で第二、第三中足骨間から分かれた枝は、 足の拇指内側爪根部に至り、足の太陰脾経につながる。

【経穴】
承泣(しょうきゅう)  四白(しはく)  巨りょう(こりょう)  地倉(ちそう)  大迎(たいげい)  頬車(きょうしゃ)  下関(げかん)  頭維(ずい)  人迎(じんげい)  水突(すいとつ)  気舎(きしゃ)  缺盆(けつぼん)  気戸(きこ)  庫房(こぼう)  屋翳(おくえい)  膺窓(ようそう)  乳中(にゅうちゅう)  乳根(にゅうこん)  不容(ふよう)  承満(しょうまん)  梁門(りょうもん)  関門(かんもん)  太乙(たいいつ)  滑肉門(かつにくもん)  天枢(てんすう)  外陵(がいりょう)  大巨(たいこ)  水道(すいどう)  帰来(きらい)  気衝(きしょう)  髀関(ひかん)  伏兎(ふくと)  陰市(いんし)  梁丘(りょうきゅう)  犢鼻(とくび)  三里(さんり)  上巨虚(じょうこきょ)  条口(じょうこう)  下巨虚(げこきょ)  豊隆(ほうりゅう)  解谿(かいけい)  衝陽(しょうよう)  陥谷(かんこく)  内庭(ないてい)  れい兌(れいだ)

■ 足の太陰脾経 21穴

足の太陰脾経 足の太陰脾経
足の太陰脾経 足の太陰脾経

【脈流注】
足の陽明胃経の脈を受けて、足の拇指内側爪根部から始まり、足部の内側から内踝前を通って脛骨内側縁を上行し、大腿の前内側を経て、腹部では、正中線の外方三寸五分、胸部では、正中線の外方六寸の部を昇り、側胸部中央に至り、前胸部外側を経て、総頸動脈部で咽喉をはさみ、舌下に達して終わる。 上腹部から分かれた枝は、脾に属し胃をまとい、横隔膜を貫いて、心に注ぎ、手の少陰心経につながる。

【経穴】
隠白(いんぱく)  大都(だいと)  太白(たいはく)  公孫(こうそん) 商丘(しょうきゅう)  三陰交(さんいんこう)  漏谷(ろうこく)  地機(ちき)  陰陵泉(いんりょうせん)  血海(けっかい)  箕門(きもん)  衝門(しょうもん)  府舎(ふしゃ)  腹結(ふっけつ)  大横(だいおう)  腹哀(ふくあい)  食竇(しょくとく)  天谿(てんけい)  胸郷(きょうきょう)  周栄(しゅうえい)  大包(だいほう)

■ 手の少陰心経 9穴

手の少陰心経

【脈流注】
足の太陰脾経の脈を受けて、心の中から始まり心に属し、横隔膜を貫いて下行し、小腸をまとう。本経は心から肺を経て、腋窩に下り、上腕の内側、前腕の前内側、手掌を経て、小指外側爪根部に終わる。

【経穴】
極泉(きょくせん)  青霊(せいれい)  少海(しょうかい)  霊道(れいどう)  通里(つうり)  陰げき(いんげき)  神門(しんもん)  少府(しょうふ)  少衝(しょうしょう)

■ 手の太陽小腸経 19穴

手の太陽小腸 手の太陽小腸
手の太陽小腸 手の太陽小腸

【脈流注】
手の少陰心経の脈を受けて、手の小指内側爪根部から始まり、 前腕後面の内側、上腕の後内側を昇り、肩甲部を経て、左右交差して鎖骨上窩に入る。さらに心をまとい、下って横隔膜を貫き、胃部を巡って小腸うに属する。 鎖骨上窩から分かれた枝は、側頸部を昇り、ほおから外眼角を経て、耳の中に入り、耳朶の直前に終わる。

【経穴】
少沢(しょうたく)  前谷(ぜんこく)  後谿(こうけい)  腕骨(わんこつ)  陽谷(ようこく)  養老(ようろう)  支正(しせい)  小海(しょうかい)  肩貞(けんてい)  臑兪(じゅゆ)  天宗(てんそう)  秉風(へいふう)  曲垣(きょくえん)  肩外兪(けんがいゆ)  肩中兪(けんちゅうゆ)  天窓(てんそう)  天容(てんよう)  顴りょう(けんりょう)  聴宮(ちょうきゅう)

■ 足の太陽膀胱経 63穴

足の太陽膀胱経 足の太陽膀胱経 足の太陽膀胱経
足の太陽膀胱経 足の太陽膀胱経 足の太陽膀胱経

【脈流注】
手の太陽小腸経の脈を受けて、内眼角から始まり、眉毛内端を通り、頭部では正中線の外方一寸五分を走行し、後髪際で二至に分かれる。 本経は、脊中の外方一寸五分、薦骨部まで下行し、ここから腰部に至り、深部に肺って腎をまとい、膀胱に所属する。さらに腰部から下って薦骨穴を巡って大腿後側の中央を通って膝窩中央に至る。 後髪際から分かれた分枝は、脊中の外方三寸を下行し、薦骨部、大腿後外側を経て、膝窩中央で本経と合する。 さらに、下腿後側中央から下腿外側を下り、外踝の後側を通って、足の小指外側爪根部に至る。

【経穴】
睛明(せいめい)  攅竹(さんちく)  曲差(きょくさ)  五処(ごしょ)  承光(しょうこう)  通天(つうてん)  絡却(らっきゃく)  玉枕(ぎょくちん)  天柱(てんちゅう)  大杼(だいじょ)  風門(ふうもん)  肺兪(はいゆ)  厥陰兪(けついんゆ)  心兪(しんゆ)  膈兪(かくゆ)  肝兪(かんゆ)  胆兪(たんゆ)  脾兪(ひゆ)  胃兪(いゆ)  三焦兪(さんしょうゆ)  腎兪(じんゆ)  大腸兪(だいちょうゆ)  小腸兪(しょうちょうゆ)  膀胱兪(ぼうこうゆ)  中膂内兪(ちゅうりょないゆ)  白環兪(はっかんゆ)  上りょう(じょうりょう)  次りょう(じりょう)  中りょう(ちゅうりょう)  下りょう(げりょう)  会陽(えよう)  承扶(しょうふ)  殷門(いんもん)  浮げき(ふげき)  委陽(いよう)  委中(いちゅう)  附分(ふぶん)  魄戸(はっこ)  膏肓(こうこう)  神堂(しんどう)  いき(いき)  膈関(かくかん)  魂門(こんもん)  陽綱(ようこう)  意舎(いしゃ)  胃倉(いそう)  肓門(こうもん)  志室(ししつ)  胞肓(ほうこう)  秩辺(ちっぺん)  合陽(ごうよう)  承筋(しょうきん)  承山(しょうざん)   飛陽(ひよう)  ふ陽(ふよう)  崑崙(こんろん)  僕参(ぼくしん)  申脈(しんみゃく)  金門(きんもん)  京骨(けいこつ)  束骨(そっこつ)  通谷(つうこく)  至陰(しいん)

■ 足の少陰腎経 27穴

足の少陰腎経 足の少陰腎経 足の少陰腎経

【脈流注】
足の太陽膀胱経の脈を受けて、足底の中央から始まり、内踝の後ろを回り、下腿の内側、大腿の後内側を昇り、腹部では、正中線の外方五分を上行して、臍の外方部から腎に属し、膀胱をまとう。 さらに、腎から上腹部諸穴を経て、胸部では、二寸の部を上行し、手の厥陰心包経につながる。

【経穴】
湧泉(ゆうせん)  然谷(ねんこく)  太谿(たいけい)  大鐘(だいしょう)  照海(しょうかい)  水泉(すいせん)  復溜(ふくりゅう)  交信(こうしん)  築賓(ちくひん)  陰谷(いんこく)  横骨(おうこつ)  大赫(だいかく)  気穴(きけつ)  四満(しまん)  中注(ちゅうちゅう)  肓兪(こうゆ)  商曲(しょうきょく)  石関(せきかん)  陰都(いんと)  通谷(つうこく)  幽門(ゆうもん)  歩廊(ほろう)  神封(しんぽう)  霊墟(れいきょ)  神蔵(しんぞう)  或中(いくちゅう)  兪府(ゆふ)

■ 手の厥陰心包経 9穴

手の厥陰心包経 手の厥陰心包経

【脈流注】
足の少陰腎経の脈を受けて、胸中から始まり、心包に属し、下って三焦をまとう。心包から出たI脈は、胸中を巡り、乳頭の外方一寸の部から腋窩を過ぎ、上腕の内側から肘窩および前腕の前面、手掌の中央を下って、手の中指外側爪根部に終わる。

【経穴】
天池(てんち)  天泉(てんせん)  曲沢(きょくたく)  げき門(げきもん)  間使(かんし)  内関(ないかん)  大陵(だいりょう)  労宮(ろうきゅう)  中衝(ちゅうしょう)

■ 手の少陽三焦経 23穴

手の少陽三焦経 手の少陽三焦経 手の少陽三焦経
手の少陽三焦経 手の少陽三焦経 手の少陽三焦経

【脈流注】
手の厥陰心包経の脈を受けて、薬指内側爪根部から始まり、手背を経て、前腕、上腕の後ろ側を上行し、肩の後ろ上方から鎖骨上窩を経て、両乳頭間の中央に達し、心包をまとい、下って三焦に属する。 両乳頭間の中央から分かれた枝は、第七頸椎棘突起の下を経て、側頸部を昇り、耳の下から耳後ろ部、耳上部を経て、側頭窩を過ぎ、目の下に至る。 耳の下から分かれた枝は、耳の前に出て、眉毛外端の部で足の少陽胆経につながる。

【経穴】
関衝(かんしょう)  液門(えきもん)  中渚(ちゅうしょ)  陽池(ようち)  外関(がいかん)  支溝(しこう)  会宗(えそう)  三陽絡(さんようらく)  四涜(しとく)  天井(てんせい)  清冷淵(せいれいえん)  消れき(しょうれき)  臑会(じゅえ)  肩りょう(けんりょう)  天りょう(てんりょう)  天ゆう(てんゆう)  翳風(えいふう)  けい脈(けいみゃく)  顱息(ろそく)  角孫(かくそん)  耳門(じもん)  和りょう(わりょう)  絲竹空(しちくくう)

■ 足の少陽胆経 43穴

足の少陽胆経 足の少陽胆経 足の少陽胆経
足の少陽胆経 足の少陽胆経 足の少陽胆経

【脈流注】
手の少陽三焦経の脈を受けて、外眼角から始まり、耳前を通って耳上部、耳後ろ部に行く。 再び耳後ろ部から耳上部を昇り、前髪際を経て、外眼角に行き、 ここから、頭部膀胱経の外側にそって進み、側頸部、肩上部、鎖骨上窩を経て、胸中を下り、肝をまとい、胆に属する。 鎖骨上窩から直行する本経は、側胸部、側腹部を下行し、大腿、下腿の外側を通って、外踝の前から足背を経て、あしの第四指外側爪根部に終わる。

【経穴】
瞳子りょう(どうしりょう)  聴会(ちょうえ)  客主人(きゃくしゅじん)  頷厭(がんえん)  懸顱(けんろ)  懸釐(けんり)  曲鬢(きょくびん)  率谷(そっこく)  天衝(てんしょう)  浮白(ふはく)  竅陰(きょういん)  完骨(かんこつ)  本神(ほんじん)  陽白(ようはく)  臨泣(りんきゅう)  目窓(もくそう)  正営(しょうえい)  承霊(しょうれい)  脳空(のうくう)  風池(ふうち)  肩井(けんせい)  淵腋(えんえき)  輙筋(ちょうきん)  日月(じつげつ)  京門(けいもん)  帯脈(たいみゃく)  五枢(ごすう)  維道(いどう)  居りょう(きょりょう)  環跳(かんちょう)  中涜(ちゅうとく)  陽関(ようかん)  陽陵泉(ようりょうせん)  陽交(ようこう)  外丘(がいきゅう) 光明(こうめい)  陽輔(ようほ)  懸鐘(けんしょう)  丘墟(きゅうきょ)  臨泣(りんきゅう)  地五会(ちごえ)  侠谿(きょうけい)  竅陰(きょういん)

■ 足の厥陰肝経 13穴

足の厥陰肝経 足の厥陰肝経
足の厥陰肝経 足の厥陰肝経

【脈流注】
足の少陽胆経の脈を受けて、足の拇指外側爪根部から始まり、足背部、内踝の前方を過ぎ、下腿の前内側、大腿の内側を昇り、鼠径部を経て、陰毛陰毛に入る。 さらに後ろ上方に進み、第十一肋骨前端から 第九肋軟骨付着部に至り、肝に属し、胆をまとう。 第九肋軟骨付着部から分かれた枝は、上腹部に至り、手の太陰肺経につながる。

【経穴】
大敦(だいとん)  行間(こうかん)  太衝(たいしょう)  中封(ちゅうほう)  蠡溝(れいこう)  中都(ちゅうと)  膝関(しつかん)  曲泉(きょくせん)  陰包(いんぽう)  五里(ごり)  陰廉(いんれん)  章門(しょうもん)  期門(きもん)

■ 任脈 24穴

任脈 任脈
任脈 任脈

【脈流注】
任脈は骨盤腔から始まり、会陰部・腹部・胸部および前頸部の正中線を上行しオトガイ唇溝の正中にいたり、顔面を巡って目に至る。

【経穴】
会陰(えいん)  曲骨(きょっこつ)  中極(ちゅうきょく)  関元(かんげん)  石門(せきもん)  気海(きかい)  陰交(いんこう)  神闕(しんけつ)  水分(すいぶん)  下かん(げかん)  建里(けんり)  中かん(ちゅうかん)  上かん(じょうかん)  巨闕(こけつ)  鳩尾(きゅうび)  中庭(ちゅうてい)  だん中(だんちゅう)  玉堂(ぎょくどう)  紫宮(しきゅう)  華蓋(かがい)  せんき(せんき)  天突(てんとつ)  廉泉(れんせん)  承漿(しょうしょう)

■ 督脈 27穴

督脈 督脈
督脈 督脈

【脈流注】
督脈は、会陰部に始まり、尾骨先端から脊中にそって、正中線上を上り、頭部および尾部の正中を経て上歯肉上際の中央に終わる。

【経穴】
長強(ちょうきょう)  腰兪(ようゆ)  陽関(ようかん)  命門(めいもん)  懸枢(けんすう)  脊中(せきちゅう)  筋縮(きんしゅく)  至陽(しよう)  霊台(れいだい)  神道(しんどう)  身柱(しんちゅう)  陶道(とうどう)  大椎(だいつい)  あ門(あもん)  風府(ふうふ)  脳戸(のうこ)  強間(きょうかん)  後頂(ごちょう)  百会(ひゃくえ)  前頂(ぜんちょう)  しん会(しんえ)  上星(じょうせい)  神庭(しんてい)  素りょう(そりょう)  水溝(すいこう)  兌端(だたん)  齦交(ぎんこう)

■ 奇穴(きけつ)

歴史的にも受け継がれてきているもので、有効な施術点で十四経には属していない。

【経穴】
印堂(いんどう)  太陽(たいよう)  眉衝(びしょう)  四神聡(ししんそう)  翳明(えいめい)  定喘(ていぜん)  巨闕兪(こけつゆ)  中枢(ちゅうすう)  上仙(じょうせん)  督兪(とくゆ)  気海兪(きかいゆ)  関元兪(かんげんゆ)  痞根(ひこん)  腰眼(ようがん)  肩内陵(けんないりょう)  腰痛穴(ようつうけつ) =腰腿点(ようたいてん)  落枕(らくちん)  急脈(きゅうみゃく)  風市(ふうし)  鶴頂(かくちょう)  膝眼(しつがん)  胆嚢穴(たんのうけつ)  蘭尾(らんび)  魚腰(ぎょよう)  裏内庭(うらないてい)

【 四象医学 】

■ 四象体質とは?
四象体質医学は、朝鮮の東武・李済馬(イ・ジェマ)先生(1836年〜1900年)によって長い韓医学の歴史の中で独創的に創設されたものです。
李済馬先生は自分の体を実験台にして体質医学の研究を進められ、やがて哀しみ、怒り、喜び、楽しさの感情の変化が肺・脾・肝・腎など臓器に影響することを悟られ、喜怒哀楽の偏りが、病をいっそう重くすることを明らかにされました。 その体験をふまえ人々に自らの体質を悟らせ、喜怒哀楽の感情の過剰を抑制し、正しい善なる生活を送ることを勧め、また病にかかったら、体質に合った薬物による治療が必要なことを説きつつ治療活動を続けられました。 1894年、李済馬先生は長年の臨床体験をふまえご自分の考えを「四象医学」として体系化され、『東医寿世保元』を執筆されました。

李濟馬  (イジェマ)東武・李済馬(1836−1900)

■ 四象体質の種類
四象体質論は人間の体質、性格、感情の関係から疾病の原因と生成、その治療法を説く独創的なものです。
人間は、4種類の体質に大別されるといわれ、太陽・太陰・少陽・少陰に別れます。それぞれの特徴としては、

太陽は肺が強く、肝臓が弱い
太陰は肝臓が強く、肺が弱い
少陽は脾臓が強く、腎臓が弱い
少陰は腎臓が強く、脾臓が弱い

     

〈太

極〉

     
     

     
     

〈両

儀〉

     
     





     
     

〈四

象〉

     
   

太陰

少陽

少陰

太陽

   
     

〈八

卦〉

     


順地


止山


陥水


入風


動雷


麗火


説沢


健天


■ 四象医学によって分けられた人間の種類

【太陽人】

<性格的特徴>
太陽人の性格は他人達とよく疏通し、思い切りがよく、奇抜性が強い。反面、計画性が足りず、広く心を開けず、人を攻撃するのが好きで後退する事を知らない。度がすぎた英雄心と自尊心が強く、うまく行かない時にはひどく怒りやすい。 また頭が切れ、すぐれた創意性があり、誰も思いつかないような事を研究する。太陽人はその数が少なく、李濟馬も多くの研究をすることができなかったと言っており、自分の経験を通じて二つの病症とこれに対する処方の記録と、食べ物に関しても何種類か分類しただけだ。 故朴正煕大統領や不世出の英雄ナポレオンや世界を恐怖に追いこんだヒトラーなどが典型的な太陽人の風貌を持っており、皆共通的な類型を持っている。 しかし、太陽人が社会によく適応することができないきらいがあり、適者生存法則にも弱い方でそのまま落伍する人も多い。

<身体的特徴>
肺が大きく肝臓が小さいために、襟首が丈夫で頭が大きい。顔は丸い方で厚くなく、額が広くて頬骨が出て、目には光沢がある。 また肝臓が小さいので脊椎と腰が弱く、長く座っていることができず、寄りかかって座ったり横になるのが好きで、また足に力がなくて長く歩くことができない。 だいたい、体は痩せ型で、太陽人の女は、体が元気でも、子宮発育がうまくいかず、子供をできない場合がある。

<よくかかる疾病>
太陽人は肺機能が丈夫で肝臓間機能が弱いまま生まれた。漢方医学で肺は単純に息のみを吸う臓器ではなく、人体が生きているということは動くということで、あらゆる動きにはエネルギーが必要だ。 人体が生きて呼吸して活動するためには、正しく気を動かす臓器になる。肺の気があふれると、気象を高め自信ある仕事を進める原動力になる。 しかし上昇した気が降りなければ頭痛や、めまい、鼻血が出たり、耳なり、目が充血するとか痛みのある症状に苦しむようになる。 一番丈夫ではなければならない肺の機能が落ちると、太陽人はそれこそ救済するすべがない。 それで太陽人は少しでも、過った健康管理をすると病魔に苦しむようになる。先天的に肝機能が落ちる場合が多いので、いつも貧血に関わる症状がよく現われる。 顔が青白くてやつれ、唇に血の気がなく、いつもふらつき、手足に元気がなく、よく痺れ、腰が痛くてよりかかって座らなければならない。 胸がどきどきするとか、よく驚いて夢をシリーズで見る場合が多く、深い眠りにつけず、寝ることがよく来ない場合がたくさんある。ともすると、世の中をひねくれて見て、それによって精神疾患に苦しむこともある。

<健康管理法>
太陽人は肝臓機能がひどく劣っているため血液をうまく作ることができず、いろいろな症状がよく現われる。 そのため精神安定ができずに現われる、不安神経症などの症状がたくさんある。(血が不足すれば心が不安になる) また、気の流れが円満ではなくて上昇した気が下降しなければならないのに、上部にたまって気逆症状が現われて、腰以下が弱くて起こる症状と、ちょっと偏よった視覚で世の中を見るせいで起こる精神疾患などに留意しなければならない。 だからいつも気の流れを盛んにして、円滑にすることが重要なので、太陽人は運動と一緒に丹田呼吸と精神修養をよくして心を落ち着ける事が重要だ。また食べ物をまんべんなく食べることがよい。

<体に合う食べ物・合わない食べ物>
太陽人体質のように気運がよく変わって、失敗の多い人は常に自分の心を調節しなければならない。 海産物と菜食をした方が良く、油っこい肉食は慎まなければならない。 普段に、小便がすっと出てきたら、大きい病気はないと判断できる。


【太陰人】

<性格的特徴>
太陰人の性格は表では物柔らかだが、内は陰険でめったに本音を現わさない。 心の広い時は海のようで、頑固で偏狭な時には針の穴のように狭い。 明らかに誤った事だとしりながら、無謀に信じ、推し進めようと思う愚鈍性があり、まるで牛にたとえることができる。 座っている席からぐずぐずして飛び出そうと思わない。 たとえ黙黙としていても、内では無窮無限な設計をし、これを実現に移すようであれば大成することができる。 太陰人の楽易とは、高等贅沢を意味し、道楽が大好きである。一度始めたことは最後までつかんでへこたれない持久力があって成功する人が多い。 自分の主張を陳べる時には、他人が好もうが好まなかろうが最後まで所信を貫くしつこい性格で、聞いた上では筋がなく非論理的のようだが、必ず骨がある。 また人より考える時間がのろいが、一度発言を始めたら重みがあり幅広い内容の雄弁をする。そのため、大きい企業体を運営する人の中には太陰人が一番多い。 太陰人中にも善良で慈しみ深く郎らかで寛大で、すべての人が推仰する人格者も多い。

<身体的特徴>
太陰人は肝大肺小で、腰が発達し襟首から上が虚弱である。 太陰人は大陸性体質で生れついたので、四象中で一番体格が大きい方だ。 骨格が太く背が高くて、肉体肥大な人が多く、特に手足が大きい方だ。肌と筋肉が堅くて、汗腺がまばらだ。 顔は輪郭がはっきりとし、目、鼻、耳、口が大きく、唇が厚ぼったい。あごが長く反っていて驕慢に見える。 上体より下体が安定しているので、歩く時は少し顎を落として前をうつむき加減に見て、お腹を突き出して足を地につくのが安全性があり、歩き方が重く感じられたりあるいは鴨歩きのように歩く。 上体を前に下げて両班歩みのように威厳ありげに腕を振るので驕慢な印象を与える。 女性の場合には、目元の姿態はないが明快で、男性の場合は目のふちが上に上がっていて常に怒った印象を与える。 体には常に汗っぽく、活動をすればよく汗が流れる。冷や飯を食べる時も汗を流す人はたいてい太陰人に多い。 汗を流しても健康には異常がなく、かえって新陳代謝がよいので、健康な証拠だ。 女性は冬に手が比較的乾燥するほうで、よくあかぎれしやすい。

<よくかかる疾病>
太陰人は肝臓機能が丈夫で、肺機能が弱く生まれた人を言う。 だから肺機能の低下と係わる疾患のかかりやすい。咳、気管支炎、肺結核、肺気腫などの肺気管支疾患にいつも気を付けなければならない。 肺と大腸は金に属する。だから肺機能の落ちた人は、普通大腸も弱りやすい。それで一般的に太陰人は大腸疾患を病む場合が多い。 便秘で苦労するとか便秘と下痢を繰り返すとか少しだけ過って食べても下痢をするとかの疾患が多い。漢方医学では肺は気を主観する臓器になる。 太陰人は肺が弱いまま生まれたので、気の流れが円滑でないなど弱りやすい。 気の力が弱くなると、肌の汗腺調節能力が劣りやすい。だから少しだけ動いても息がぜえぜえし、冷や汗を流したりする。太陰人はもともと汗の多い体質だが、この場合の汗は自汗症という疾病と見ている。 すべての動きにはエネルギーが必要だ。また動く所にはいつも気が流れる。この気が弱くなればまず血の巡りの障害を起こって来る。だから太陰人は血の巡りと関わる疾患が多い。 血の巡りが円満ではなければ、心臓に負担を与える。それで肥満と共に高血圧、糖尿病、動脈硬化、各種心臓疾患などは大部分が太陰人が占める。 もともと骨格が大きくて、肌が厚いから肥満が多い。その上太陰人は動くのを嫌い、やや怠ける場合が多い。肝臓と消化器が丈夫だからたくさん食べる。 また気の力もか弱くなりやすいので、「東醫寶鑑」にも太る人が痩せた人より虚弱だと書かれている。 このような理由で太陰人は肥満にかかる確率が他の体質に比べて数値が高い。 95年10月に国の漢医院肥満クリニックで168人の一般検査患者を対象に肥満度を調査したところ、肥満患者の中で太陰人が60%を占め、太陰人中でも48%が肥満に該当した。それで太陰人の二人に一人は肥満だと見られる。

<健康管理法>
太陰人は少し食べただけでも太りやすい。また太陰人の肥満は遺伝的な要素が多いため他の体質に比べて、特に肥満に気を使わなければならない。 絶対に食べ過ぎを慎しみ、自分に合わない食べ物を長期間食べるようになれば殆ど肥満になるといっても過言ではない。 太陰人によく合う運動は主に筋肉を発達させるボディービルなどで、ウェートトレーニングのような運動をするれば筋骨格がもっと大きくなる。 肺機能が落ちやすい太陰人は競走やスイミング等心臓と肺機能を向上する運動をすれば肥満の恐怖から脱することができる。 太陰人は肉類が好きで食べ過ぎやすいので、絶対的に肉類は減らし、食べ過ぎを避け、酒と煙草を慎まなければならないでしょう。これは肥満の直接的な原因になる。 太陰人が肥満を予防すると各種成人病を予防することのようだ。太陰人は先天的に肺機能が他の臓器に比べて弱く生まれたため、煙草は特に有害で、汗をかかないことは健康の異常信号である。 だから心臓と肺機能を高めるために毎日たゆまぬ運動をし、適当な汗を流した方が良い。

<体に合う食べ物・合わない食べ物>
太陰人体質のように消化器が丈夫でどんな食べ物でもよく食べる人には、度を越えた肉類摂取は制限した方が良い。肉類を過度に取れば気の循環障害になりやすく、このため血液代謝障害が生じ成人病が発生するので多様な菜食をしなければならない。 肉食をよくし、肥大になった人には運動療法と食餌療法を一緒に並行した方が良い。運動を怠ってはいけない。 いつも気の力を遠くまで発散するようにすることが重要だ。普段汗が出れば健康だと認められる。 汗がなければどこか弱っている兆候だ。


【少陽人】

<性格的特徴>
少陽人は比較的性格がせっかちでそそっかしい面がある。いつも外の仕事が好きで家庭や自分の仕事は軽率に思う。 他人の事には犠牲を惜しまないで、その事にやりがいを感じるので自分の仕事をしている暇がない。 非常に判断が早いが、計画性が足りなく、うまく行かない時には諦めも早い。 義憤が生ずる時は火も水もいとわなく、行動に移して首に刀をあててもしようとする。 しかし相手が過ちを悔やむ時には、すぐに同情に変わって、しばらく後にはその事を忘れて再び論じない。 もし間違いがあれば後悔が深く、哀心に変わって、体に害をおよぼす。 見ためは軽薄だが、多感で奉仕精神が強くて人が好感を持つ。 少陽人の気質は何かを作るとか開拓するには粘りがあるが、計画力と仕上げるのは不足している。 正直で腹の中にあることはすべて打ち明けて、少しの飾り気も嫌やがる。だから利害・打算に主張を変えない。 四象中で一番欲が少なく、性質がせっかちで、娯楽は好きだが芸がない。また、色気はあるが好色家にはなれない。

<身体的特徴>
少陽人は脾臓が大きく腎臓が小さいので脾臓の上の胸郭が発達して、腰の下の換骨部が弱い。 たいてい体は肥厚しない方で、上体が充実し、下体が軽くて足つきが早い。いつも遠い所を眺めながら歩き、そばをよく察しない。頭は前後が出ていたり、丸い方だ。 眉目が澄んで、目が反射的で、ともすると他人が視線を合わせるのが恐ろしいぐらいだ。口はあまり大きくなくて唇が薄くてあごがとがっている。肌は白いが潤いが少なく、汗があまりでない。 声は朗々とし、無駄な理論が嫌で、話す時には論理的に出来ない。見た目は、軽軽しくて、すべての事をすぐに始めてすぐに終わらせるから間違いが多く、仕事が荒くて、飽きを感じやすくて竜頭蛇尾になる。 女は腎臓機能が弱くて多産をすることができず、男は陽気不足が多い。

<よくかかる疾病>
少陽人は脾臓機能は丈夫だが、腎臓機能が弱い方だ。漢方医学で腎臓と言えば、新陳代謝機能のみを言うのではない。腎臓は五行(木火土金水)中に水に属する臓器だ。 水気がか弱いため、まずは新陳代謝異常がよく生じる。また腰以下が不充実しているため、精力の損傷を受けやすい。 そのため腰が痛いとか足が弱くなりやすい。また男性は精力弱化や女性は子宮弱化による疾病にかかりやすい。 概して腎臓、子宮、膀胱の疾患が多い。 水気が不足すれば水剋火(水が火を抑制すること)することができずに、火の臓器である心臓が不安定になりやすい。だから熱が上部で沸き上がってくる症状がよく現われる。 頭痛や鼻血、口が乾いて炎症ができること、目が乾燥して簡単に疲れること、耳なりがすること、視力が低下すること、首がよく痛むこと、胸が息苦しくて、ため息をよくつくこと、胸がどきどきするとかぎゅっとして、ひどければ痛みを感じる症状などすべて、水気の不足から来る症状で、少陽人によく現われる。少陽人は火気がよくわくために、性質が激しやすく、明らかに分かりながらも過ちをやらかしやすい。性質が激されるほど、焦りやすく、これによって他の体質に比べてストレスによく勝つことが出来ずに爆発しやすい。 ストレスが続けば心臓の圧迫がひどくなって、肌が乾燥するとか、ひどければ熱症状まで現われる。 ストレスによって部分肥満だけではなく各種少陽人の疾患が誘発されるので、いつも適当な運動でストレスを解消しなければならないでしょう。

<健康管理法>
体を凉しく維持するのが必要だ。たくさん食べても太らない人は少陽人や少陰人と同じで、部分肥満が大部分を占める。体に熱気が多いので熱いことを好きになれば、疾病にかかりやすい。普段大便が円滑に排泄されれば、ある程度は健康だという表示だ。足は細いのに、お腹が割と前に出るとか、下体にだけ脂肪が多く、活動する時大変苦しがる人々が多い。少陽人は消化機能は比較的良くて、よく食べても太らない。しかし性質が比較的せっかちな方で周辺環境が抑圧されている場合、よく堪えることができないきらいがある、このような環境を乗り越えることができない場合、他の体質より精神的なストレスの強度が高くて、思いきり食べて眠るきらいがある。 このような場合が持続すれば肥満になると思われる。 生活を積極的にして、適当な運動と郎らかに暮すことが、肥満予防だとおもわれる。 また少陽人は腰と下半身が肥満になり易い。だから普段腰以下の運動を怠ってはいけないろう。 上で少陽人は腎臓、子宮、膀胱の疾患によくかかって、火気の上昇による疾患によくかかり、ストレスに堪えることができないきらいがあると説明した。 だから少陽人はいつも下体を鍛錬させる運動をすること、冷ややかな食べ物を楽しんで、自分だけのストレス解消方を捜さなければならないし、特に心を穏やかにする事が一番重要だ。 冷ややかな食べ物を楽しんで、自分だけのストレス解消方を捜さなければならないし、特に心を穏やかにする事が一番重要だ。

<体に合う食べ物・合わない食べ物>
少陽人体質のように体に熱が多い人には、温めるとか煮るとか火を利用した食べ物と薬は避けた方が良い。 このような人には凉しくて淡泊な食べ物や生温かいか冷たい性質をもった食べ物を食べなければならない。 鶏肉や酒、辛い食べ物は暑い気があるので避けた方が良い。


【少陰人】

<性格的特徴>
少陰人は内省的で比較的小心な人が多い。表では柔軟でも内は強い。 小さな事にも細心で過敏性があって常に不安定な心を持つ。自分本位に思うきらいがある。 実利のためには手段を選ばない。頭が聡くて判断が早く、非常に組織的で事務的だ。 引き受けた仕事は一分のすきもなく処理が見事で、上司の機嫌を取り、度をすぎたお世辞もいう。 自分がする事に他人が手をつけることを一番嫌やがって、他人がよく出来る事には嫉妬がひどい。 また知能が発達して、過って流れれば、無惨な事件をやらかす。偏屈で人を誤解しやすく、一度根に持てばなかなか解れないし、同じことを二度三度繰り返す。 打算的なので少しの損害もしないようにし、けち臭くて不信する事が多い。 自分より強い者の前では、よく後退し、他の機会をうかがって、側面攻撃が上手い。 典型的な少陰人の場合、けち臭く、酷で守銭奴との声を聞く事も多い。 暮し方は少陰人の女性が一番上手だ。こぎれいで真面で赤んぼうをたくさん生んで、事毎に緻密で、外出しないで、それこそつつましい家庭を構える。 しかしすべてのものが度を超えるので、家族たちと調和を成すことができず、また嫉妬がひどくて小さな事にも心を荒立てて常に不安定な心を持っていて、神経性疾患が一番おおい。 他の体質に比べて少陰人が病気が多い理由もここにある。

<身体的特徴>
少陰人は消化器が虚弱で腎臓・膀胱(四象:腎臓、大腸)の機能が発達していて、上体よりは下体が充実で、体形は概して上下の均衡がいい。 体は比較的細い方で容貌は上手く整っていて、女は行き届いて手際がよく、細細しくきれいで愛嬌がある。 額が出ていて目・鼻・口が大きくなく、目に生気がない。眼光は少陽人が反射型なら少陰人は吸収型だ。 肌が非常に柔らかくて密着して、汗が少なくて冬にも手が荒れない。 体が均衡がとれて、歩く時自然でおとなしく、話す時微笑みを作って、静かで沈着で緒がある。 しかし度を越えた理論や浅薄なジェスチャーを使う時には返ってさもしく見える。 たまにため息をつく事があって、悩みがあるように見える。

<よくかかる疾病>
少陰人は脾臓機能が弱く反対に腎機能は丈夫なまま生まれた。 だからいつも他人より消化器障害と係わる疾患がたくさん現われることがある。 消化がうまくいかず、胃がもたれるとか車酔いをよくしたり、消化時や食事前の中が空腹時にげっぷしたりなどの現象や、食欲がないとか、よく吐いたりするとかなどの症状が他の体質に比べて数多い。 また消化液の分泌機能も他の体質より弱い方なので、急にたくさん食べるとか、飢えたりする場合、消化器疾患にかかりやすい。消化障害があったり消化液分泌がよくない場合には、貧血や循環障害による 手足の痺れる症状がよく現われる。また、少陰人は他の体質に比べて、比較的内省的で鋭敏な人が多い。 自分の感情を外によく現わさないで堪えるきらいがあるので、神経性症状がよく起こる。 たいしたことでもないのに不安で苛立たしい場合が多く、夢をたくさん見るし、ひどく鋭敏で寝ても深く寝る事が出来ず、不眠に苦しむ場合が多く、ストレスがたくさんたまった場合には、気鬱症症状が現われる。 気鬱症と言うのは、気の力が鬱体したもので、みぞおち端に固まり、よく消化しなくなり、みぞおちの端で塊になり易い。一般的に神経性消化障害の場合によく現われて、少陰人の大部分が神経性消化障害に苦しみやすい。また胸部で気が鬱体すれば胸がどきどきするとか、よく驚き、ひどければ胸が締めつけられる感じやキリキリときしむ症状があり、胸が息苦しくてため息をよくつくようになる。また極端にストレスを受け続けたり、強く受けた時などは気が首で固まったようになり、刺がのどに刺さった場合と同じ症状が起こる。これを間違って判断して耳鼻咽喉科に通う人々がたびたびいる。 また少陰人は比較的細い場合が多く、手足が冷えて内に冷気がある場合が大部分だ。下腹が冷たく痛い人が多く、月経痛がひどくて、腰がとても痛く、生理が10日以上遅く出る場合が多い。これ以外にあんまり食べることができなく、食べ過ぎすれば頭が痛くて吐きそうな場合をたくさん見ることがある。

<健康管理法>
肥満である場合、少陰人は主に部分肥満形態で現われて、肥満の部位は強い部位と弱い部位に大別することができる。強い部位は下体で下体と顔は年を取ってもきれいで腹以上と肩上部に不均衡的な脂肪蓄積が起こったり、上体は均衡がいいのに下体だけ脂肪蓄積の起きる場合があるが、全体的な肥満はあまりいない。少陰人は主に部分肥満が大部分で長い間の食生活習慣と疾病によって全体肥満の場合もたまにある。少陰人は主に神経が鋭敏で消化障害にかかりやすい。少陰人の肥満は大部分がストレスと消化障害による肥満だと見れば良い。だから少陰人はストレスに勝つために適度な運動と、消化障害が生じれば直ちに治療して肥満を予防しなければならない。消化障害で肥満が生ずるという話は小耳にはさむが理解がよくできない。肥満の中にはむしろ正常な人よりもっと粗食をしているにもかかわらず、やせない場合が多い。ひどい場合は1日基礎消費量にも足りない食事量で、無理やりに食べ物を食べてもすぐ吐いてしまう場合もたびたび見られる。漢方医学で胃腸と脾臓は消化吸収のみを担当しない。脾臓機能は人体の一番重要な運化作用を主観する臓器だ。 運化作用と言うのは、体内で発生する運行と変化を調節する作用を言う。エネルギー代謝がまともに成り立つためには運化作用が円滑でなければならない。 運動中発生する脂肪エネルギー代謝も一種の運化作用だと見られる。だから脾胃腸が弱ければ運化作用の能力が劣り、これによって脂肪のエネルギー代謝が落ちて,少ししか食べることができないのにやせない場合が生ずるようになる。 少陰人は消化器障害、血液供給障害、神経症状、心臓衰弱、体が冷えてくる症状が主流を成す。だから少陰人はいつも体を暖かくすることが重要で、食べ物に節制があって温かい食べ物をたくさん食べて、冷たいものを慎んで規則的な食生活をしなければならない。 もとより神経が鋭敏な方なのでなるべくスピーディー活動的な生活と仕事をすることが不安神経症や心臓衰弱などを予防する道だ。

<体に合う食べ物・合わない食べ物>
いつも温かい気をうまく保存するのが健康のポイントになる。 普段は食べ物の消化さえうまくいけば健康と言える。それほど消化器官に気を使わなければならない。 少陰人体質のように消化器の弱い人は、冷たい料理や性質が冷たい食べ物を避けた方が良い。 したがって食べ物を炒めて蒸して焼いて温めるとか煮ることで冷気を防止しなければならない。 普段でも健康状態が良くない時は、豚肉、緑豆、小麦粉の食べ物、水分の多い果物などは気を付けなければならない。

■ 四象体質と食事と疾病の関係
一般的に人の体に良いとされる食べ物が、果たして全ての人の体質に合うと言えるでしょうか?
皆、人それぞれ食べ物の好き嫌いはあるものの、今の飽食時代を生きる人間、特に先進国に住む人間にとって、何が自分の体質と体調にあった食べ物なのか判断ができません。 本来人間が兼ね備えていたはずの本能がこの飽食文化によって鈍くなってしまったのです。 最近、チラシや広告などで「体に良い」「あなたの健康を支える」など、数知れないほどの健康食品の宣伝を目にする事がありますが、たとえ高価で希少価値の高い栄養があるものであっても、体質や病状によっては摂取してはいけない食べ物もあるのです。 それを知らずに体質にあわない食事を摂り続けてゆくと、不要もしくは害になりうる要素が体内に蓄積され内臓に負担がかかり、のちには体調を崩し、大病を招く事になりかねません。 自分の体質を正確に見分け、それにあった食事を心がける事で健康な毎日を過ごすことが出来るのです。 もちろん健康は食事だけで維持できるものではありません。 適度な運動とストレスをためない人間関係、何よりも気分よく笑ってすごせる環境にいる事が大切です。

■ 体質にあう食べ物 ・ あわない食べ物
自分がどの体質なのかを判断し、これらの特徴をふまえて、それにあった食べ物を摂れば健康を維持する事が出来ます。
※食事の際、極力水分と一緒に摂らないほうが良い。(消化不良を起こしやすい。)  ただし少陽人に限っては胃の消化が大変良いので、食事中に水分を摂ったほうが良い。 (胃酸が多いため、胃酸を薄める意味でも水分補給は不可欠)
※下線部分は特に良い食材

 

太陽人

少陽人

太陰人

少陰人

穀物

白米 そば 黒豆 緑豆 麦 黒小豆 エゴマ えんどう豆 いんげん豆

米 黒米  国産小麦粉 そば 黒豆 黒小豆 緑豆 えんどう豆 いんげん豆 とうもろこし エゴマ

玄米 もち米 もろこしきび うるち粟 もち粟 はと麦 いんげん豆 えんどう豆 白豆 赤小豆 ごま 国産小麦粉

玄米 もち米 もち粟 うるち粟 白豆 いんげん豆 えんどう豆 ごま

野菜

白菜 キャベツ ほうれん草 きゅうり チシャ 春菊 よもぎ なす パセリ トマト ピーマン じゃが芋 れんこん ごぼう ケール ねぎ 玉ねぎ ブロッコリー かぼちゃ もやし 里芋 のびる なずな コンフリー エゴマの葉 しその葉 松茸 椎茸 平茸

白菜 キャベツ ほうれん草 キュウリ 明日葉 セリ チシャ なす パセリ セロリ ピーマン ブロッコリー 大根 葉大根 春菊 ヨモギ レンコン ニンジン ごぼう カボチャ トマト なずな  にがな 緑豆もやし コンフリー ケール しその葉 エゴマの葉 里いも 少量のにんにく きのこ類全般

キャベツ ほうれん草 春菊 よもぎ パセリ きゅうり にんじん しその葉 なす トマト ピーマン じゃがいも レンコン 大根 ごぼう 山芋 里芋 さつま芋 かぼちゃ にら 豆もやし たけのこ ネギ 玉ねぎ にんにく 生姜 ききょう つるにんじん 不断草 のびる なずな ごま油 松茸 椎茸 平茸

キャベツ ほうれん草 チシャ 春菊 よもぎ なす なずな パセリ トマト ピーマン じゃがいも れんこん さつまいも 大根 ごぼう かぼちゃ にら 豆もやし 玉ねぎ ねぎ しその葉 生姜 にんにく のびる ふだんそう にがな 松茸 椎茸 平茸

肉類

なし (すべて良くない)

  かも 七面鳥 鶏卵

 豚 鶏 七面鳥  ヤギ 鹿

 牛 七面鳥 羊 かも ヤギ

魚介類

貝類 あわび サザエ 牡蠣 紅蛤 えび イカ タコ カニ ザリガニ 青魚(さば さんま いわし等)にしん カレイ 鯛 サケ フグ はも いしもち わかめ 海苔 こんぶ 青海苔

貝類全般 牡蠣 あわび エビ カニ ザリガニ タコ イカ 青魚(さば さんま にしん まぐろ マイワシ サメ) 鯉 ふぐ スッポン

鯛 カレイ いしもち さわら サケ 鯉 うなぎ どじょう ほや なまこ わかめ のり 青海苔 昆布

さわら 鯛 カレイ 太刀魚 いしもち 鮭 ひしこいわし うなぎ どじょう はも 鯉 わかめ 海苔 こんぶ 青海苔

果物

オレンジ みかん レモン グレープフルーツ ぶどう パイナップル 柿 花梨 桃 いちご バナナ キウイ 梨 いちじく ゆず あんず

スイカ(種ごと食べるととても良い) ブドウ  イチゴ まくわうり メロン パイナップル バナナ 梨 桃 キウイ いちじく トロピカルフルーツ全般(マンゴーを除く)

オレンジ みかん レモン りんご スイカ いちご 桃 いちじく 

りんご オレンジ みかん レモン グレープフルーツ いちご 杏 ゆず 桃 いちじく

木の実類

アーモンド 松の実

松の実 マカデミアナッツ

くるみ 栗 銀杏 松の実 ピーナッツ アーモンド

銀杏 くるみ

薬材

(太字は大変良い)

五加皮(たらの木の根の皮) ローヤルゼリー クロレラ キトサン ブドウ糖 よもぎ 松の葉 クエン酸 ビタミンC ビール酵母 大麦若葉

霊芝茸 キトサン ローヤルゼリー アロエ ブドウ糖 ビタミンE,C 松の葉 大麦若葉 五味子 枸杞子 決明子 ビール酵母

鹿の角 はちみつ 高麗人参 ローヤルゼリー クロレラ クエン酸 よもぎ 桂皮 ビタミンBC

高麗人参 鹿の角 桂皮 甘草 クエン酸 なつめ ローヤルゼリー はちみつ 松の葉 ビタミンABCD クロレラ うるし

酒類

なし

少量のビールとワイン

日本酒、ウィスキー、ウォッカなどの強い酒

日本酒、ウィスキーやウォッカなどの強い酒

その他

無精製糖 無精製塩 竹塩 柿酢 エゴマ油 緑茶 ココア チーズ

竹塩 焼き塩 黒砂糖 エゴマ油 柿酢 緑茶 ミネラルウォーター 湧き水 ココア チーズ ヨーグルト

無精製糖 無精製塩 カレー  こしょう からし チーズ 豆乳 緑茶

無精製塩 無精製糖 ごま油 カレー こしょう からし わさび 緑茶 杜仲茶 チーズ 豆乳

穀物

玄米 もち米 もち粟 とうもろこし 白豆 赤小豆 はと麦 ごま 白小麦粉

もち米 玄米 赤小豆 もち粟 うるち粟 白豆 きび はと麦 ごま

黒米 麦 蕎麦 緑豆 えごま 黒小豆 黒豆 とうもろこし

黒米 麦 そば 黒豆 緑豆 赤小豆 黒小豆 とうもろこし もろこしきび はと麦 えごま 小麦粉

野菜

サニーレタス 明日葉 にんじん 大根 にんにく 生姜 豆もやし 山芋 さつま芋 たけのこ せり にら セロリ キキョウ つるにんじん 

生姜 ネギ 玉ねぎ ジャガイモ 山芋 さつまいも たけのこ つるにんじん キキョウ にら サニーレタス

白菜 明日葉 サニーレタス エゴマの葉 ケール せり セロリー コンフリー

白菜 きゅうり 明日葉 せり セロリ エゴマの葉 にんじん 山芋 里芋 ケール もやし たけのこ コンフリー

肉類

すべて 牛乳 鶏卵 バター ヨーグルト

鶏 山羊 ヒツジ 鹿 牛乳 バター

鶏卵 バター 

豚 いのしし 牛乳 卵 ヨーグルト バター 

魚介類

うなぎ どじょう 太刀魚 鯉 なまこ ホヤ 川魚

鯛、ヒラメ、カレイ等の白身魚 どじょう うなぎ はも 太刀魚 イシモチ グチ わかめ のり 昆布

貝類 牡蠣 さざえ あわび 紅蛤 えび かに ザリガニ イカ タコ 手長だこ フグ さば さんま にしん いわし等青魚全般

貝類 牡蠣 さざえ あわび えび カレイ ザリガニ イカ タコ 手長だこ さば にしん さんま いわし 太刀魚 ホヤ なまこ

果物

りんご スイカ メロン 梅

りんご みかん グレープフルーツ 花梨 ゆず レモン マンゴ 梅

メロン 瓜 ぶどう バナナ 柿 梨 花梨 パイナップル キウイ マンゴ

梨 ブドウ 瓜 スイカ 柿 パイナップル メロン キウイ 花梨 バナナ 梅 マンゴ 

木の実類

くるみ 銀杏 栗 ピーナッツ

栗 銀杏 くるみ ピーナッツ アーモンド

なし (すべて良い)

ピーナッツ 松の実 アーモンド

薬材

ナツメ はちみつ 鹿の角 高麗人参 ビタミンABDE 全ての薬(漢方薬 西洋薬) 枸杞(くこ) 五味子 桂皮 決明子

高麗人参 高麗山参 高麗紅参 シナモン 鹿の角 ナツメ はちみつ 桂皮 うるし 葛根 五加皮 ビタミンB

霊芝茸 雲芝茸 枸杞(くこ) 決明子 五加皮 ブドウ糖 キトサン ビタミンC

葛根 五加皮 ブドウ糖 霊芝 雲芝 決明子 枸杞(くこ) 五味子 キトサン

酒類

すべて

強い酒(ウィスキー 中国酒)

ビール、ワイン

ビール、ワイン

その他

紅茶 コーヒー ごま油 こしょう カレー からし 精製塩 白砂糖 

紅茶 コーヒー 中国茶  ごま油 白砂糖 精製塩 人工調味料全般 清涼飲料水 加工食品 こしょう カレー わさび さんしょう からし

紅茶 コーヒー エゴマ油 精製塩 白砂糖 ココア 

紅茶 コーヒー エゴマ油 精製塩 白砂糖 ココア ビタミンE


【 筋肉の起始・停止 】

■頚部
●前斜角筋
【起始】C3〜C6(横突起の前結節)
【停止】第1肋骨(斜角筋結節)
【支配神経】頸神経叢
【主な機能】T1、第1肋骨の挙上

●中斜角筋
【起始】C2〜C6(横突起)
【停止】第1肋骨(鎖骨下動脈溝の後方)
【支配神経】頸神経叢
【主な機能】T1、第1肋骨の挙上

●後斜角筋
【起始】C4〜C6(横突起の後結節)
【停止】第2肋骨(上面)
【支配神経】頸神経叢
【主な機能】T2、第2肋骨の挙上

●頭板状筋
【起始】C7・T1〜3(棘突起)、項靭帯(下半分)
【停止】側頭骨(乳様突起)、後頭骨(上項線)
【支配神経】頸神経
【主な機能】頭部の伸展、側屈、回旋

●頸板状筋
【起始】T3〜6(棘突起)、棘上靭帯
【停止】C1〜2(横突起の後結節)
【支配神経】頸神経
【主な機能】頭部の伸展、側屈、回旋

■脊柱起立筋
●頸腸肋筋
【起始】第1〜6肋骨(肋骨角)
【停止】C4〜6(横突起)
【支配神経】胸神経
【主な機能】頸椎の伸展、側屈

●胸腸肋筋
【起始】第7〜12肋骨(肋骨角の内側)
【停止】第1〜6肋骨(肋骨角)
【支配神経】胸神経
【主な機能】胸椎の伸展、側屈

●腰腸肋筋
【起始】仙骨(背面)と腸骨(腸骨稜)
【停止】第7〜12肋骨(肋骨角の下縁)
【支配神経】胸神経、腰神経
【主な機能】腰椎の伸展、側屈

●頭最長筋
【起始】C1〜5(横突起下部)、C4〜7(関節突起)
【停止】側頭骨(乳様突起)
【支配神経】頸神経
【主な機能】頭部の伸展、側屈・回旋

●頸最長筋
【起始】T1〜5(横突起)
【停止】C2〜6(横突起)
【支配神経】頸神経・胸神経
【主な機能】頸椎の伸展、側屈

●胸最長筋
【起始】L1〜5(横突起)、仙骨(背面)
【停止】胸椎(横突起)、L1〜3(副突起)、全肋骨(肋骨角と肋骨結節の間)
【支配神経】胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の伸展、側屈

●頸棘筋
【起始】C7・T6・7(棘突起)
【停止】C2(棘突起)
【支配神経】頸神経
【主な機能】頸椎の伸展、回旋

●胸棘筋
【起始】L1、2・T11、12(棘突起)
【停止】T1〜4(棘突起)
【支配神経】胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の伸展、回旋

■横突棘筋
●頭半棘筋
【起始】C7、T1〜T6(横突起)、C4〜6(関節突起)
【停止】後頭骨(上項線と下項線の間)
【支配神経】頸神経
【主な機能】頭部の伸展、回旋

●頸半棘筋
【起始】T2〜T5(横突起)
【停止】C2〜5(棘突起)
【支配神経】頸神経、胸神経
【主な機能】頸椎の伸展、回旋

●胸半棘筋
【起始】T5〜11(横突起)
【停止】C5〜7・T1〜4(棘突起)
【支配神経】頸神経、胸神経
【主な機能】脊柱の伸展、回旋

●多裂筋群
【起始】C4〜7(関節突起)、胸椎(横突起)、腰椎、仙骨、腸骨
【停止】2〜4個またいだ上方の椎骨(棘突起)
【支配神経】頸神経、胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の回旋、伸展、側屈

●回旋筋群
【起始】椎骨(横突起)
【停止】1個(または2個)上方の椎骨(棘突起)
【支配神経】頸神経、胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の回旋

●棘間筋群
【起始】椎骨(棘突起)
【停止】隣接する椎骨(棘突起)
【支配神経】頸神経、胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の伸展

●横突間筋群
【起始】椎骨(横突起)
【停止】隣接する椎骨(横突起)
【支配神経】頸神経、胸神経、腰神経
【主な機能】脊柱の側屈

■胸壁筋
●外肋間筋
【起始】第1〜11肋骨(下縁と肋骨結節)
【停止】第2〜12肋骨(下位の肋骨の上縁)
【支配神経】肋間神経
【主な機能】吸気時に肋骨の挙上・胸腔拡大

●内肋間筋
【起始】第1〜11肋骨(内側縁)・肋軟骨
【停止】第2〜12肋骨(下位の肋骨の上縁)
【支配神経】肋間神経
【主な機能】吸気時に肋骨間の収縮

●肋骨挙筋
【起始】C7・T1〜T11(横突起)
【停止】下位の肋骨(肋骨結節と肋骨角の間)
【支配神経】肋間神経
【主な機能】肋骨の挙上(吸気)

●上後鋸筋
【起始】C7・T1〜T3(横突起)
【停止】第2〜5肋骨(上縁)
【支配神経】肋間神経
【主な機能】肋骨の挙上(吸気)

●下後鋸筋
【起始】T11〜12・L1〜2(棘突起)
【停止】第9〜12肋骨(下縁)
【支配神経】胸神経
【主な機能】肋骨の下制(呼気)

■体幹部
●横隔膜
【起始】胸骨部)剣状突起
    肋骨部)第7〜12肋骨・肋軟骨の内面
    腰椎部)L1〜3にわたる内側脚および前縦靭帯
【停止】腱中心
【支配神経】横隔神経
【主な機能】吸気時に横隔膜下制・胸腔拡大

●腹直筋
【起始】恥骨(恥骨稜)、恥骨結合
【停止】剣状突起、第5〜7肋骨
【支配神経】肋間神経
【主な機能】体幹の屈曲・側屈、腹腔内圧を高める

●外腹斜筋
【起始】第5〜12肋骨(外面)
【停止】腸骨(外唇)、鼠径靭帯、腹直筋鞘前葉
【支配神経】肋間神経
【主な機能】体幹の屈曲・側屈、反対側回旋

●内腹斜筋
【起始】腸骨筋膜、腸骨(腸骨稜)、腰筋膜
【停止】第10〜12肋骨、腹直筋鞘、(鼠径鎌)
【支配神経】肋間神経・腰神経
【主な機能】体幹の屈曲・側屈、同側回旋

●腹横筋
【起始】第7〜12肋軟骨、腰筋膜、腸骨稜、鼠径靭帯
【停止】剣状突起、白線、恥骨(恥骨結節、恥骨櫛)
【支配神経】肋間神経、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経
【主な機能】腹腔内圧を高める

●腰方形筋
【起始】腸骨(腸骨稜)、腸腰靭帯
【停止】第12肋骨、L1〜4(横突起)
【支配神経】胸神経・腰神経
【主な機能】腰椎の屈曲・側屈、第12肋骨の下制

■肩・胸部
●肩甲挙筋
【起始】C1〜C4(横突起)
【停止】肩甲骨(上角、内側縁上部)
【支配神経】肩甲背神経
【主な機能】肩甲骨の挙上、下方回旋

●大菱形筋
【起始】T1〜T4(横突起)
【停止】肩甲骨(内側縁下部)
【支配神経】肩甲背神経
【主な機能】肩甲骨の後退、下方回旋

●小菱形筋
【起始】C6・C7(横突起)
【停止】肩甲骨(内側縁上方)
【支配神経】肩甲背神経
【主な機能】肩甲骨の後退、挙上、下方回旋

●僧帽筋
【起始】上部)後頭骨、項靭帯
【停止】上部)鎖骨(外側1/3)
  中部)肩甲骨(肩峰、肩甲棘)
  下部)肩甲骨(肩甲棘)
【支配神経】副神経と頸神経叢
【主な機能】上部)肩甲骨の後退、挙上、上方回旋
  中部)肩甲骨の後退
  下部)肩甲骨の後退、下制、下方回旋

●前鋸筋
【起始】第1〜8(9)肋骨(外側面中央部)
【停止】肩甲骨(内側縁の肋骨面)
【支配神経】長胸神経
【主な機能】肩甲骨の前進、わずかに上方回旋 or 肋骨の挙上

●小胸筋
【起始】第3〜5肋骨(肋骨肋軟骨連結部)
【停止】肩甲骨(烏口突起)
【支配神経】胸筋神経
【主な機能】肩甲骨の下制、わずかに下方回旋 or 肋骨の挙上

●大胸筋
【起始】鎖骨部)鎖骨(内側1/2)
  胸肋部)胸骨、第1〜6肋軟骨 ※もしくはT2〜T7
  腹部)外腹斜筋の腱膜

【停止】上腕骨(大結節稜)
【支配神経】前胸神経
【主な機能】肩関節の内転、内旋、屈曲、水平屈曲

●広背筋
【起始】T6(7)〜L5(棘突起)、仙骨、腸骨
【停止】上腕骨(結節間溝 or 小結節稜)
【支配神経】胸背神経
【主な機能】肩関節の伸展、内旋、内転

●三角筋
【起始】鎖骨部・前部)鎖骨(外側1/3の前縁)
  肩峰部・中部)肩甲骨(肩峰)
  肩甲棘部・後部)肩甲骨(肩甲棘下縁)
【停止】上腕骨(三角筋粗面)
【支配神経】腋窩神経
【主な機能】鎖骨部・前部)肩関節の屈曲、内旋、水平屈曲
  肩峰部・中部)肩関節の外転
  肩甲棘部・後部)肩関節の外旋、伸展、水平伸展

■ローテーターカフ
●小円筋
【起始】肩甲骨(外側縁・下角)
【停止】上腕骨(大結節)
【支配神経】腋窩神経
【主な機能】肩関節の内転、伸展、外旋

●棘上筋
【起始】肩甲骨(棘上窩)
【停止】上腕骨(大結節)
【支配神経】肩甲上神経
【主な機能】肩関節の外転

●棘下筋
【起始】肩甲骨(棘下窩)
【停止】上腕骨(大結節)
【支配神経】肩甲上神経
【主な機能】肩関節の外旋、伸展

●肩甲下筋
【起始】肩甲骨(肩甲下窩)
【停止】上腕骨(小結節)
【支配神経】肩甲下神経
【主な機能】肩関節の内旋、水平屈曲

■上腕部
●大円筋
【起始】肩甲骨(外縁側・下角)
【停止】上腕骨(結節間溝 or 小結節稜)
【支配神経】肩甲下神経
【主な機能】肩関節の伸展(後方挙上)、内転、内旋

●烏口腕筋
【起始】肩甲骨(烏口突起)
【停止】上腕骨(内側縁)
【支配神経】筋皮神経
【主な機能】肩甲骨の内転、屈曲

●上腕二頭筋
【起始】長頭)肩甲骨(関節上結節)
    短頭)肩甲骨(烏口突起)
【停止】橈骨(橈骨粗面)
【支配神経】筋皮神経
【主な機能】肘関節の屈曲、前腕の回外

●上腕筋
【起始】上腕骨(遠位2/3の前面)
【停止】尺骨(尺骨粗面)
【支配神経】筋皮神経
【主な機能】肘関節の屈曲

●上腕三頭筋
【起始】長頭)肩甲骨(関節下結節)
    外側頭)上腕骨(後面)
    内側頭)上腕骨(後面)
【停止】尺骨(肘頭)
【支配神経】橈骨神経

■前腕部
●腕橈骨筋
【起始】上腕骨(外側上顆、上腕骨外側下部)
【停止】橈骨(茎状突起)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】 肘関節の屈曲、前腕を回内回外位から半回内位に回旋

●回外筋
【起始】上腕骨(外側上顆)、尺骨(回外筋稜)
【停止】橈骨(近位外側縁)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】前腕の回外

●長橈側手根伸筋
【起始】上腕骨(外側上顆)
【停止】第2中手骨(骨底背側)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】手関節の背屈、橈屈

●短橈側手根伸筋
【起始】上腕骨(外側上顆)
【停止】第3中手骨(骨底背側)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】手関節の背屈、橈屈

●尺側手根伸筋
【起始】上腕骨頭)上腕骨(外側上顆)
    尺骨頭)尺骨(斜線と後縁)
【停止】第5中手骨(骨底背側)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】手関節の背屈、尺屈

●方形回内筋
【起始】尺骨(遠位1/4の前面)
【停止】橈骨(遠位1/4の前面)
【支配神経】正中神経
【主な機能】前腕の回内

●円回内筋
【起始】浅頭・上腕骨頭)上腕骨(内側上顆)
    深頭・尺骨頭)尺骨(鉤状突起)
【停止】橈骨(中央の外側面)
【支配神経】正中神経
【主な機能】前腕の回内

●橈側手根屈筋
【起始】上腕骨(内側上顆)
【停止】第2・第3中手骨(骨底前面)
【支配神経】正中神経
【主な機能】手関節の掌屈、橈屈

●長掌筋
【起始】上腕骨(内側上顆)
【停止】手首の屈筋支帯、手掌腱膜
【支配神経】正中神経
【主な機能】手関節の掌屈、手掌腱膜の緊張

●長母指屈筋
【起始】橈骨(中部の前面)
【停止】母指末節骨(掌側面)
【支配神経】正中神経
【主な機能】母指の屈曲(主にIP関節)

●尺側手根屈筋
【起始】上腕骨頭)上腕骨(内側上顆)
    尺骨頭)尺骨(肘頭、後面上部)
【停止】豆状骨、豆中手靭帯、第5中手骨
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】手関節の掌屈、尺屈

■手の筋群
●指伸筋
【起始】上腕骨(外側上顆)
【停止】第2〜5指骨(末・中節骨の骨底)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】 第2〜5指の伸展(DIP、PIP、MP関節)、手関節の背屈

●浅指屈筋
【起始】上腕骨(内顆)、尺骨(烏口突起)、橈骨(外側)
【停止】第2〜5指骨(中節骨の骨底)
【支配神経】正中神経
【主な機能】第2〜5指の屈曲(PIP関節)、手関節の掌屈

●深指屈筋
【起始】尺骨(上部1/3の前面)
【停止】第2〜5指骨(末節骨の骨底)
【支配神経】正中神経(2〜3指)、尺骨神経(4〜5指)
【主な機能】第2〜5指の屈曲(DIP関節)、手関節の掌屈

●虫様筋
【起始】深指屈筋腱(第2〜5指の掌側)
【停止】指伸筋腱膜(第2〜5指の背側)
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】第2〜5指の屈曲(MP関節)、DIP・PIP関節の伸展

●背側骨間筋
【起始】中手骨(背側・側面)
【停止】指骨(基節骨の骨底)、指伸筋腱膜
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】第2〜5指の外転

●掌側骨間筋
【起始】中手骨(背側・側面)
【停止】指骨(基節骨の骨底)、指伸筋腱膜
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】第2、4、5指の内転

●示指伸筋
【起始】尺骨(遠位の背面、骨間膜)
【停止】示指(中・末節骨の骨底)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】示指の伸展、手関節の背屈

■手の筋群・母指
●長母指伸筋
【起始】尺骨(中央背面)
【停止】母指(末節骨の骨底背面)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】母指の伸展(IP・MP関節)

●短母指伸筋
【起始】橈骨(背面・及び骨間膜)
【停止】母指(基節の骨底背面)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】母指の伸展(MP関節)、外転

●長母指外転筋
【起始】橈骨・尺骨(背面・及び骨間膜)
【停止】第1中手骨(骨底外側)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】母指の外転、伸展

●短母指外転筋
【起始】大菱形骨・舟状骨(及び屈筋支帯)
【停止】母指(基節骨外側)
【支配神経】正中神経
【主な機能】母指の外転

●母指対立筋
【起始】大菱形骨(及び屈筋支帯)
【停止】第1中手骨(前面)
【支配神経】正中神経
【主な機能】母指の対立、屈曲(CMC関節)

●長母指屈筋
【起始】橈骨(前面中1/3)
【停止】母指(末節骨の掌側)
【支配神経】正中神経
【主な機能】母指の屈曲(IP・MP関節)

●短母指屈筋
【起始】大・小菱形骨(尺側、及び屈筋支帯)
【停止】母指(基節骨の骨底掌側)
【支配神経】正中神経
【主な機能】母指の屈曲(MP関節)

●母指内転筋
【起始】第3中手骨、第2中手骨、及び有頭骨、小菱形骨
【停止】母指(基節骨の骨底・内側)
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】母指の内転

■手の筋群・小指
●小指伸筋
【起始】上腕骨(外側上顆)
【停止】小指(中・末節骨の骨底)
【支配神経】橈骨神経
【主な機能】小指の伸展、外転

●小指外転筋
【起始】豆状骨(および豆鉤靭帯)
【停止】小指(基節骨の骨底内側)
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】小指の外転と屈曲(MP関節)

●短小指屈筋
【起始】有鉤骨(有鉤骨鉤)
【停止】小指(基節骨の骨底内側)
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】小指の屈曲(MP関節)

●小指対立筋
【起始】有鉤骨(有鉤骨鉤)
【停止】第5中手骨(尺側縁)
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】小指の対立

●短掌筋
【起始】手掌腱膜(中心部の尺側)
【停止】手の尺側の皮膚
【支配神経】尺骨神経
【主な機能】手掌内側部の皮膚にしわをよせる

■腸腰筋
●大腰筋
【起始】T12(椎体)、L1〜5(椎体、横突起)
【停止】大腿骨(小転子)
【支配神経】腰神経叢
【主な機能】股関節の屈曲(わずかに外旋)、脊柱の屈曲

●小腰筋
【起始】T12、L1(椎体、椎間円板)
【停止】腸恥隆起
【支配神経】腰神経叢
【主な機能】脊柱の屈曲の補助

●腸骨筋
【起始】腸骨(腸骨窩)
【停止】大腿骨(小転子)
【支配神経】腰神経叢、大腿神経
【主な機能】股関節の屈曲(わずかに外旋)、脊柱の屈曲

■臀部筋群
●大殿筋
【起始】腸骨(後殿筋線)、仙骨・尾骨(後面)、仙結節靭帯
【停止】大腿筋膜(腸脛靭帯)、大腿骨(殿筋粗面)
【支配神経】下殿神経
【主な機能】股関節の伸展(特に屈曲位から)、外旋

●中殿筋
【起始】腸骨(前殿筋線と後殿筋線の間)
【停止】大腿骨(大転子外側面)
【支配神経】上殿神経
【主な機能】股関節の外転、内旋

●小殿筋
【起始】腸骨(前 or 後殿筋線と下殿筋線の間)
【停止】大腿骨(大転子外側面)
【支配神経】上殿神経
【主な機能】股関節の外転、内旋

●大腿筋膜張筋
【起始】腸骨(上前腸骨棘、腸骨稜)
【停止】脛骨(外側)(腸脛靭帯を介して)
【支配神経】上殿神経
【主な機能】大腿筋膜の緊張、大腿の屈曲、外転、内旋

■深層外旋六筋
●梨状筋
【起始】仙骨(前面)、腸骨(大坐骨切痕)
【停止】大腿骨(大転子)
【支配神経】坐骨神経叢
【主な機能】股関節の外旋

●上双子筋
【起始】坐骨(坐骨棘、小坐骨切痕)
【停止】大腿骨(大転子)
【支配神経】仙骨神経叢
【主な機能】股関節の外旋

●下双子筋
【起始】坐骨(坐骨結節)
【停止】大腿骨(大転子)
【支配神経】仙骨神経叢
【主な機能】股関節の外旋

●大腿方形筋
【起始】坐骨(坐骨結節)
【停止】大腿骨(転子間稜)
【支配神経】仙骨神経叢
【主な機能】股関節の外旋

●内閉鎖筋
【起始】坐骨・恥骨(閉鎖孔縁)、閉鎖膜(内面)
【停止】大腿骨(大転子 or 転子間稜)
【支配神経】仙骨神経叢
【主な機能】股関節の外旋

●外閉鎖筋
【起始】恥骨(閉鎖孔縁下部)、閉鎖膜(外面)
【停止】大腿骨(転子窩)
【支配神経】閉鎖神経
【主な機能】股関節の外旋

■大腿四頭筋
●大腿直筋
【起始】腸骨(下前腸骨棘、寛骨臼の上縁)
【停止】脛骨(脛骨粗面)
【支配神経】大腿神経
【主な機能】膝関節の伸展、股関節の屈曲

●中間広筋
【起始】大腿骨(上部3/4)
【停止】脛骨(脛骨粗面)
【支配神経】大腿神経
【主な機能】膝関節の伸展

●外側広筋
【起始】大腿骨(大転子、粗線外側唇)
【停止】脛骨(脛骨粗面)
【支配神経】大腿神経
【主な機能】膝関節の伸展

●内側広筋
【起始】大腿骨(粗線内側唇)
【停止】脛骨(脛骨粗面)
【支配神経】大腿神経
【主な機能】膝関節の伸展

■大腿前面部筋
●縫工筋
【起始】腸骨(上前腸骨棘)
【停止】脛骨(上部の内側面)【鵞足】
【支配神経】大腿神経
【主な機能】股関節の屈曲、外旋、外転、膝関節の屈曲

■ハムストリングス
●大腿二頭筋
【起始】短頭)大腿骨(粗線外側唇)
長頭)坐骨(坐骨結節)

【停止】腓骨(腓骨頭)
【支配神経】短頭)腓骨神経
      長頭)脛骨神経
【主な機能】膝関節の屈曲、股関節の外旋、伸展

●半膜様筋
【起始】坐骨(坐骨結節)
【停止】脛骨(内側顆)、大腿骨(外側顆)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】股関節の伸展・内旋、膝関節の屈曲・内旋

●半腱様筋
【起始】坐骨(坐骨結節)
【停止】脛骨(上部の内側顆)【鵞足】
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】股関節の伸展・内旋、膝関節の屈曲・内旋

■下腿三頭筋
●腓腹筋
【起始】外側頭)大腿骨(外側顆)
    内側頭)大腿骨(内側顆)
【停止】踵骨(踵骨隆起)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】足関節の底屈、膝関節の屈曲

●ヒラメ筋
【起始】脛骨(ヒラメ筋線)、腓骨(頭、骨幹上部)
【停止】踵骨(踵骨隆起)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】足関節の底屈

■下腿筋群
●足底筋
【起始】大腿骨(外側顆の上部)
【停止】アキレス腱内側縁
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】足関節の底屈

●膝窩筋
【起始】大腿骨(外側顆)
【停止】脛骨(上部の後面)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】膝関節屈曲、膝窩の下床を形成する

●後脛骨筋
【起始】脛骨(後面)、腓骨(後面)
【停止】舟状骨、3個の楔状骨、立方骨、第2〜4中足骨
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】足関節の内がえし、底屈

●前脛骨筋
【起始】脛骨(外側面)、骨間膜
【停止】内側楔状骨、第1中足骨(基底部)
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】足関節の背屈、内がえし、足底のアーチ維持

●長腓骨筋
【起始】腓骨(上部の外側面、腓骨頭)、脛骨(外側顆)
【停止】内側楔状骨、第1中足骨(基底部)
【支配神経】浅腓骨神経
【主な機能】足関節の外がえし、底屈

●短腓骨筋
【起始】腓骨(下部の外側面)
【停止】第5中足骨(基底部)
【支配神経】浅腓骨神経
【主な機能】足関節の外がえし、底屈

●第三腓骨筋
【起始】腓骨(下部の前面)
【停止】第5中足骨(基底部)
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】足関節の背屈、外がえし

■足の筋群
●長趾伸筋
【起始】脛骨(外側顆)、腓骨(前縁上方)
【停止】第2〜5指(基、中、末節骨の骨底背面)
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】第2〜5趾の伸展

●短趾伸筋
【起始】踵骨(背面)
【停止】長趾伸筋腱
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】第2〜5趾の伸展

●長趾屈筋
【起始】脛骨(後面の中央部)
【停止】第2〜5趾骨(末節骨の骨底背面)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】第2〜5趾の屈曲(DIP関節)

●短趾屈筋
【起始】踵骨(内側結節および足底腱膜)
【停止】第2〜5趾骨(中節骨)
【支配神経】内側足底神経、外側足底神経
【主な機能】第2〜5趾の屈曲(PIP関節)

●足底方形筋
【起始】踵骨(下面の外側縁、内側縁)
【停止】長趾屈筋腱
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】長趾屈筋の補強

●虫様筋
【起始】長趾屈筋腱
【停止】第2〜5指の総指伸筋腱(脛骨)
【支配神経】外側足底神経(内側2趾は内側足底神経)
【主な機能】第2〜5趾の屈曲(MP関節)、DIP・PIP関節の伸展

●背側骨間筋
【起始】中足骨(側面)
【停止】趾骨(基節骨)
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】第1、第3、第4趾の外転

●底側骨間筋
【起始】第3〜5中足骨
【停止】第3〜5趾骨(基節骨)
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】第3〜5趾の内転

■足の筋群(母趾)
●長母趾伸筋
【起始】腓骨(および骨間膜の前面)
【停止】母趾(末節骨底の背面)
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】母趾の伸展(IP関節)

●短母趾伸筋
【起始】踵骨(背面)
【停止】母趾(指基節骨底)
【支配神経】深腓骨神経
【主な機能】母趾の伸展(MP関節)

●母趾外転筋
【起始】踵骨(踵骨隆起の内側突起、屈筋支帯、足底腱膜)
【停止】母趾(基節骨内側)
【支配神経】内側足底神経
【主な機能】母趾の外転

●長母趾屈筋
【起始】腓骨(後面の下部)
【停止】母趾(末節骨の骨底)
【支配神経】脛骨神経
【主な機能】母趾の屈曲(IP関節)

●短母趾屈筋
【起始】立方骨(内側縁)、楔状骨
【停止】母趾(基節骨の骨底両側)
【支配神経】内側足底神経、外側足底神経
【主な機能】母趾の屈曲(MP関節)

●母趾内転筋
【起始】横頭)第2〜5指中指関節の関節包
    斜頭)外側楔状骨、第3・第4中足骨
【停止】母趾(基節骨の骨底外側)
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】母趾の内転

■足の筋群(小趾)
●小趾外転筋
【起始】踵骨(踵骨隆起、内側隆起)
【停止】小趾(基節骨外側)
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】小趾の外転、屈曲

●短小趾屈筋
【起始】小趾の中足骨(骨底および長腓骨筋鞘)
【停止】小趾(基節骨の骨底外側)
【支配神経】外側足底神経
【主な機能】小趾の屈曲(MP関節)

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院長 森正樹
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