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パソコンの構造

パソコンは下記のような構造で成り立っています(いわゆるハードウエアです)
パソコンの構造

●CPU: コンピュータの主要な構成要素の一つで、他の装置・回路の制御やデータの演算などを行う装置。演算装置と制御装置を統合したもので、現代では一枚のICチップに集積されたマイクロプロセッサ(MPU:Micro-Processing Unit)を用いる。

●メモリー:主記憶装置とも呼ばれるプログラムやデータを記憶する装置のことである。特に、RAMやROMなどの半導体記憶装置のことである。利用者がパソコンを使うときは、使用するソフトと保存データを補助記憶装置(HDD/SSD)から主記憶装置へコピーし、仕事をする。多量の仕事をするときは、メモリーが大きいほど素早く処理ができる。理由は、CPUは、主記憶装置(メモリー)との交信スピードは非常に速いが、補助記憶装置(HDD/SSD)との交信は非常に遅い。メモリーが小さいと仕事をするために必要なソフトとデータの保存ができず補助記憶装置に一時保存をして仕事をするため非常に時間がかかる。

●HDD or SSD:補助記憶装置であり、補助という名の通り コンピュータの主記憶装置容量の不足を補ってくれる装置 のことである。 主記憶装置のメモリは、電源を切るとデータが消えることや、記憶容量が少ないといった欠点があります。 補助記憶装置は、パソコンの電源を切ってもデータは消えない、記憶容量が多いという特徴があります。

●光学ドライブ: CD・DVD・ブルーレイディスク等の光学ディスクを読み込んだり、光学ドライブに書き込んだりすることができる物理的なドライブのことを指しています。各ディスクの読み込みや書き込みを行うためにレーザー光を利用する仕組みになっている。

●インターフェース:二つ以上の装置を連結するための連結装置 (または連結回路) をいう。二つ以上のプログラムによって使用される記憶装置の一部やレジスタ,また二つのプログラムやシステムをつなぐためのソフトウェアをいう場合などがある。コンピュータは,多くの装置が相互に接続されて構成されているため,機種間に互換性をもたせる必要があり,特に入出力装置とコンピュータ本体の入出力チャンネルとの間のインターフェースの標準化が行なわれている。(USBメモリー、プリンター、外付けHD、等)

パソコンを動かすソフトウエア

パソコンは、ハード(機器)だけではただの箱です。ソフトウェアがなければ、動きません。ソフトウェアには、2種類あって、 OS(オペレーティングシステム)は基本となるシステムソフトウェアで、パソコンではWindowsかMac、スマホではiOSかAndroidのどちらかが搭載されていることが一般的です。 一方、アプリケーションは特定の目的をもったソフトウェアで、必ず土台となるOSの上にインストールして利用します。OSはハードウェアを動かすためのソフトで、アプリケーションはそのOSの上で動くメールなどの具体的な作業をするためのソフトです。
    
●OS(Operating System)(オペレーティングシステム)の略:コンピュータ全体を制御してユーザーが使いやすくするためのシステムです。OSは「ソフトウェアとハードウェアを仲介する」という重要な役割を担っています。OSは自作パソコンなどの特別な場合を除いて、基本的にユーザー自らがインストール作業をすることはありません。 つまり、パソコンにしろスマホにしろ全てのデバイスは、予めOSがインストールされた状態で販売されているのです。 選択肢も実質的に2~3種類しかないので、私たち消費者はその中からどのOSを使いたいかを選び購入することになります。     

●APP(Application software(アプリケーションソフトウェア)の略):アプリケーションは、無料のものや有料のものが何百種類もあるため、自分で選んでインストールして使うことになります。 また、一度使ってみて気に入らなかったアプリケーションは、後からいつでもアンインストールして削除することも可能です。 ケータイの機種を機種変するのと同じように、アプリケーションも新しいものに変更したり追加したり自由にできます。

OSとアプリケーションソフトの関係

コンピュータは「ハードウェア」と「ソフトウェア」で構成されます。 ソフトウェアは「OS」と「アプリ」があります。OSはハードウェアを動かすプログラムで、アプリは利用者が仕事をするために使うプログラムです。OS がハードウエア―とプログラムの間で仕事の処理をします。    

パソコン構造図