タコ日記2001 5月 5月の最初から読む



2001年5月31日(木) ネームの神は酸欠の脳に降臨する。

 朝方に仮眠を少し。片づけて片づけて片づけて。
 で、点検を受けた我が家の火災警報装置。どうやら、4つの内の1つが毀れているらしい。点検会社のニイチャン曰く、
「これ、鳴りませんので、火の元にはくれぐれも気をつけて下さい」
 わかったよ、気をつけるよ。できるだけ。で?いつ直しに来るんや?今度、いつ来るんや?正確な日程を教えていけや!また徹夜で掃除させるつもりか、おりゃ〜!

 で、煮え煮えになった頭で、ネーム直しにいそしめば、あれよあれよという間に出来ました。もう一生寝るなってか。寝るよ。取りあえず。
 で、目覚めてちゃんとした頭でネームを見直すと、涙がとまんニャいのがいつものパターンなんだけどな.....。

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4月の日記



2001年5月30日(水) たすけて〜。

 明日、警報装置の点検だってよ。警報機器の会社の人が来て、部屋ごとにチェックして回るんだって。押入の中も片づけろってよ。管理人も一緒にくるんだってよ。

 んなこと急に言われても!

 修羅場中やっちゅうねん!
 来週出す原稿、ネームまだやりかけのページあるっちゅうねん!
 下描きも入ってへん真っ白ページが半分あって泣いとるっちゅうねん!
 背景先に入れてもらってるから部屋中アシだらけやっちゅうねん!
 資料がエロビデも混じって山ほど散らばっとるっちゅうねん!
 その資料、使う順に分類して出してあるんやっちゅうねん!
 どうせいっちゅうねん!

 ちなみに管理人は俺の仕事の中身を知りません。徹夜で部屋の掃除をしろってか.......。あああああ。(錯乱中)



2001年5月28日(月) 言い訳三昧。

 ここしばらく、嬉しいメールをぎょうさんもろた。励ましてもらって、嬉しくて、何回も読み返している。しかし、誰一人として、私から返事をもらった人はない。私がお返事を書いてないからじゃ。もしかしたら6月5日以降に返事がいくかもしれません。でも、いかないかも。わからない。
 ちゃんと、お返事しなくてはと思うと、書いては削除、書いては削除の繰り返しなんです....。ごめんなさい。夏までにはなんとか.........。



2001年5月25日(金) 俺を殺す気か!

 最近、実家の母親が天然水オタクになっていて、各社の水を注文しまくっている。宣伝のために、顧客の知り合いにもサンプルを一ケース送るサービスを実施している会社があるんだな。そういうわけで、うちにもサンプルが来たんだね。500mlのペットボトルが一ケース。
 最近暑くなってきたからおいしい水は有り難い。冷蔵庫で冷やして風呂上がりにキュ〜ッといくと美味いんだよね。

 風呂からあがった私がほっこりしていると、窓際でKちゃんがなにやらごそごそと探し物をしている。
「Kちゃん、何してるの〜?」
「なあなあ?ここにあった水は?誰か知らん?」
「冷蔵庫に入れといたで。なんでわざわざそんなとこに置いてたんや」
「え!こっちに置いといたのは、仕事の合間に鉄アレイの代わりにしようと思って、空きボトルに水道水入れたやつやねんけど......」
 それ、たぶん、私が飲みました。推定4日ほど日向に寝かせて置いた水道水。

 そのせいかどうか、いや、そのせいに違いないんだけど。夜は酷い腹下しで寝てました。というか、寝そべって呻り続け、間欠的に飛び起きてトイレに走り、泣いてました。くくくくくう。もう腸汁以外に何も出ません。かんべんして。

 それにしても、同じ水を飲んだKちゃんは元気なんだよなあ。
 私が軟弱すぎるのか?!Kちゃんがワイルドすぎるのか?!どっちよ?!
 それ以前に、おいしい水と水道水の区別がつかなかった自分の馬鹿っ舌に衝撃を受ける今日この頃.....。



2001年5月24日(木) 電脳タコ絵描き。

 フォトショで作ってCDに焼いて送ったカラーのことで電話があった。

 『空を生かせば肌が曇り、肌を生かせば空が曇る』とデザイナーさんが悩む出来映えになっておったそうだ。うちのiMacのモニターでは綺麗に見えているんだがナア。あ、でも、打ち出してみると全然違う色になるよナア。
「colorSyncとかで調整してますか?」
「iMacを買ってからこのかた一度も色合わせしたことないです!」
 担当Kさんが電話の向こうで絶句している様子が伝わってきた。どうやらうちのモニターは、相当な嘘っこ色になっちまってるらしいや。
「Kさん、それも味と言うことでひとつヨロシク」
 人物の顔色が悪かろうが、夏の空が灰色に曇っていようが私は気にしませんが、それではダメですか?
「ダメです」
 やっぱりそうか。ガ〜ン!
 青いフィルタをかけた後で画像を統合してしまったので、そいつの一部の色調を触るためにはマスクが必要。幸いにも統合する前のレイヤーが手元に残っていた。
「肌の色が明るい、人物だけのレイヤーを再送して下さい」
 イエッサー!合点でい!

 Kさんから電話を代わったMac者、Fさんの指導で画像をメールに添付して送ってみた。送信ボタンをぽちっとな、して30分。送信終了、その瞬間、メインプロバイダさんからメッセージがやってきた。『メールボックスの容量を超えているので送信を完了できません』とか言われてしまった。あうううう。
 Fさん.....「20メガバイト程度なら、うちはいつもメールに添付して送ってますから大丈夫ですよ」って言ったじゃん...。私は大丈夫じゃなかったようです。しくしくしく。
 羨ましいニャ。いいサーバといい回線を使っている人は。
 そうなんだよね、うちのメインプロバ、メールボックス容量5メガバイトだったよ。12メガバイトの書類なんか、送れるわけないじゃん!なんで送る前に気がつかないかな、私........。しかもうちはISDNだから送信速度も遅い遅い遅いよ〜時間がかかるかかるかかるよ〜(泣)あげくにエラーメッセージだよ〜(大泣)

 気持ちを切り替えて、画像をStuffItで.sit形式に圧縮して6メガバイト強になったやつを、借り物スペースにアップロードした。URLをメールしてFさんに取りに行ってもらったら、今度は成功。Kさんから「これで大丈夫!」と電話がかかってきた。
 ホッとしましたです....。

 予備のための50メガバイトの無料HPスペース、これまで全然活用できてなかったんだけど、借りておいた甲斐がありましたですよ、本当にヨカッタっすよ...。やっぱ、転ばぬ先の杖っすよ。
 以上、カラー原稿電脳入稿顛末記でした。

 モニターの色合わせしないとなあ......。(←今頃言っているようでは絵描き失格です!)



2001年5月23日(水) 愛が現実に負けるとき。

 俊一さん。好き。あなたのルックスに一目惚れして、その可愛いルックスを裏切る高性能に、またまた惚れ直して。二人で幾多の困難を乗り越えてきたわよね。
 でも、でもね、カラー原稿をあなたで作ろうと決心したその日から、私、もう、どうしたらいいのかわからないのよ。だって、ちょいと画像反転やら回転したとたんに『手のひらでストップをかける絵が出てくる)コマンド○○を完了できません。仮想記憶容量の空きディスクがありません』って、アナタ、そんな、つれないセリフ〜〜〜〜(滝涙)
 再起動をかけて、メモリを綺麗にしてみたら、出来る操作もあるんだけど、何をどうしても途中で完了できない操作もあるのよ。あああああああ。

 ウェブ用の画像を触っているときには、こんなストレス感じないんだけどなあ。今回左右見開き2枚でひとつのカラーだったから、サイズが滅茶苦茶大きくなっちゃったんだよなあ.....。人はこのようにして、次の恋に思いをはせてしまうのでしょうか.....。
 HD換装の大英断の時は今なのか?しかし、それでクロック数が速くなるわけではなし。ああ、どうしたものか....。



2001年5月21日(月) 涙。

 SO503i。不良品につき、交換の手はずが整い次第回収だと。24日から『iモードもいっしょ』が始まるのに......。どうやらケータイ側に保存したデータは保証してもらえないらしい。docomoへの怨念で煮溶けそうな私.....。



2001年5月18日(金) 炎のチャレンジャー。

 あかん......。カラーが出来上がる前に燃え尽きそうだぜ....。
 コマ割のあるページにカラーをつけるの初めてなんだよ〜。どうしていいのか、これでいいのか、わかんないよう〜。でも、泣いていても、原稿はできあがらないから、萎えそうな心を奮い立たせてひたすら塗りまくるのだ。がんばれ〜!がんばれ私〜!

 ■本日のフォトショ■
 ・主線のスキャニングはグレースケール600dpiで。
 ・取り込んでからトーンカーブで画面を整える。
 ・ゴミとり。
  1:白い部分を選択して、選択範囲を縮小(5ピクセル)。
  2:クイックマスク(選択範囲に色を付けるにチェック)。
  3:ゴミ部分を鉛筆ツールで塗りつぶす。
  4:クイックマスクを解除して選択範囲を白で塗りつぶす。
 ・あちこち散らばった同色部分を選択するには、まず一カ所選択しておいてから「近似色を選択」だ。
 ・グレースケールからCMYKに。600dpiから350dpiに。それから色塗り。



2001年5月17日(木) 勝手知ったるなんとやら。

 本日はカラーを描くので、俊一さんのメンテナンス。バックアップを取って、捨てられる物は捨てて、空き容量を作った。
 久々にノートン先生でディスクを診断したら、
ファイル検査
下に示すファイルで重度のエラーが見つかりました。
ファイルに損傷したリソースフォークがあります。
(15,1,2)
Norton Disk Doctor はこの問題を解決できません。
俊一1:システムフォルダ:初期設定:Apple Menu Options Prefs』
だってよ!

 でも、もう驚かないのさ。他のファイルならいざ知らず、Apple Menu Options Prefsは何回も毀れているからね。初期設定フォルダの中に入っているこいつを摘んでゴミ箱にポイだ。これでオッケー。
 なんとなく、偉い子ちゃんな気分の本日の俺。さあ、カラー描くぞ♪



2001年5月14日(月) プチやさぐれ。

 5月には、友人に会う予定が4つあった。しかし、4つともふっとんだ。そしてもちろん、チケットは払い戻しされないのだ。
 だ〜れのせいでもありゃしない〜♪みんな、オイラがわるいのさ〜♪


2001年5月13日(日) カッコ悪いザンス。

 かあちゃんとおばちゃんと買い物に行った。レジで、俺が全額払った。
 「精算するよ」
 という二人に、
 「いいよ、母の日だからな。おごられておきなよ。ふ」
 と答えた俺は、かなり格好良かった。

 はたと気がついて、財布を確かめてみたら、岡山駅までのバス代がなかった。これでは大阪に帰れない....。
 かあちゃんに、
 「スマンが、千円だけ貸してくれ」
 と、言ったら、とっても呆れられた。しくしくしく。どうちてこうなるのかちら.....。しかも、駅まではおばちゃんが車で送ってくれた。そうと知っていたら、新幹線のチケットは持っていたんだし、「かあちゃん、千円貸して」などとは、死んでも言わんかったものを〜〜〜〜〜。ぎりぎりぎり(歯ぎしり中)。



2001年5月7日(月) ライバルは敵じゃない。

 などと、『あしたのジョー』を見ていて思ったよ。
 敵は、いないにこしたことがない。いたらしんどいもんな。でも、ライバルがいるのはいいことだよ。追い抜こうとしたり追い抜かれまいとしたりして、もがき苦しむことは人生のスパイスになるよ。憧れと憎しみが紙一重なのも、恋に似て、いいものだよね。

 私にとって一番の敵はなにかというと、「こんなことしていて何になるんだ」という殺伐とした虚無感だな。
 こいつにだけは決して負けてはいけません。心の中の強敵。
 ちょっと油断したら、「で、生きていて何になるんだ」と自問自答し始めてすごくヤバイ。自分の脳味噌の中を吹き荒れる寂寥感....こいつと闘うのが一番しんどいよなあ....。

 もっとも、生活が切羽詰まると、虚無ってる場合じゃなくなるんだね。
 餓えを感じると雑念の全てが吹っ飛ぶよ...。家賃払わないと...。ああ...。



2001年5月6日(日) バロメーター。

 BGMが縦ノリになってきたら、原稿完成の日が近づいた証拠。
 がっがっがっがっがっとカッターを使いながら、ヘッドバンキングで絶好調だオラオラァ!寝るなオラァ!

 ところで、フジロックフェスにニール・ヤング来るのか......そうか.......
(行けそうにないので、しょんぼり......)



2001年5月2日(水) 夢で会いましょう。

 今朝方、夢を見た。
 とある場所に出掛けていき、昇りエスカレーターで流れてくる人を上から私はぼんやり眺めていたのだ。すると、随分前に死んだ友達Tが、昇ってくる人波の中にいた。嬉しくて呼ぶと、私の周りにそのころの友達(今も友達)が集まってきて、皆で近況を報告し会った。みんなそれぞれに苦労したり、幸せなことがあったりしながら、頑張っていた。
 「私もがんばるよ〜!」と拳を握りしめてエキサイトしていると、Tが「まあまあ、無理はしない程度に」と笑った。
 目が覚めてから、少し泣いた。
 確か、Tの葬式で、『トーマの心臓』だったかの一節の「人は二度死ぬ、一度は肉体的に死ぬときで、二度目ははみんなから忘れられたときである。だから、誰かが覚えている限り、人は死なない」という話をしたんだったな。残された人間はそうやって、元気をもらうことがあるんだな。
 T、また会いに来てね。また、しつこいくらい、好き好き!言うちゃる。

 Tといっしょに私を励ましてくれた存命中の友との宴会が、GW中にセッティングされていたのに、忙しくて行けない。くすん。
 お〜い!聞こえるか〜!俺はがんばってるぞ〜!みんなも体に気をつけて無理せず生き抜けよ〜!



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●俊一さん......いまとなっては懐かしいボンダイブルーのiMac Rev.B。G3・233。メモリを128MB乗っけてます。OSは8.5。深井はこいつに一目惚れしたせいで、長い長いタコロードに.....。パソとしては既に数世代前の御方となりつつある今日この頃。でも好き.....。
●朝子ちゃん......iBookタンジェリン。OSは8.6(現在0S9)。買った直後にOS9搭載のバージョンが出て悲嘆にくれたり。お値段据え置きでHD容量倍増バージョンが出て床を転がり回ったり。グラファイト色が出て呪詛の言葉を吐きまくったり。それでもやっぱり可愛いと思ってしまうのがMacの恐ろしさなり......。
●松之介(マッキーくん)二代目......インディゴのiMacDV+。アシKちゃんが背景のパース作成など着々上達中。初代松之介を下取りに出して、安く出ていた中古のこいつを飛びつくようにして購入したとたんに同じ値段で新品が売られていた。ふ...世の中ってそんなもんさ。ビデオ編集は楽しいね。
●そしてVAIO。PCG-C1R。名前はまだない。何故だろう。ノートや手帳に名前をつけないのと同じ感覚だろうか....。こやつからは、Macのような人格をまだ感じ取れない。あくまでも道具、文房具の一環という感じ。だんだんなじんでくるだろうかなあ。