iMaclieタコ日記・2002・4月 
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2002年4月30日(月・夜) 換装自分メモ。

 えらいこってした....。

 まず、先日衝動買いしたIBMのハードディスク(バルク品)Deskstar、モデルはIC35L080AVVA07-0、容量は82.3ギガバイトをKちゃんに頼んでフォーマットしてもらいました。3−3−2−35−35の5パーティションに切ってもらい、とりあえず2つめのパーティションにOS9を入れてもらって準備完了。
 何の準備かというと、俊一さんの現ハードディスクの中身をこのIBMの新しいハードディスクにコピーするための準備なんですな。iMacの蓋をあけてひっくり返したまま電源とIDEケーブルを分岐して一気にコピーしちまおう、と。そうすると危なくてCDからはブートできないので、先に新HDにOSを入れておこうと。

 iMacのケーブル類を全部はずし、床に座布団をひいて、俊一さん(iMacRev.B)をひっくり返します。ここらへんからロジックボードを引っぱり出し、換装を始めるまでの手順やうまいこといった話はとっても詳しい本やサイトがたくさんあるので、そちらを見てもらうとして、私は失敗例を書きとめるのです。
 
 そう。失敗というか苦闘というか只のタコかトホホかという。そのあれこれを記録して、もしも誰かが同じ道を来たら、私はその人を照らす光になるのです。しかし、この道には誰も来ない予感。そう、それほどのトホホ道。
 
 無事に俊一さんから取りだしたハードディスク、QuantumのFireball 4.0GB 。お世話になりました、購入してからこっちずっとずっとね。ちょっと感慨深い。
 分岐ケーブル買ってきてたんだよね。で、それを使って俊一さんのQuantumに入ったデータをIBMの方にコピーしてしまおうというわけです。ジャンパー設定はQuantumのをマスターに、IBMのをスレーブに。すごく主従関係の淫靡なカホリ。くす。両方の電源ケーブルをつなぐ。よしよしうまくいった。次はIDEケーブルだ。
 IDEケーブルの青いコネクタをiMac本体に差そうとしたら。
 iMac側のピンが40本出ているのに、コネクタの穴は39個しかありません!QuantumちゃんもIBMちゃんもピンは39個。なのになぜ、この俊一さんのコネクタは?!上下を間違わないように最近のケーブルは穴を潰してあるものがあるって。でもiMac本体が40ピン!どうしたら!何をどうしても穴のないところに突っ込むなんてコトはどんなレイプ犯でも不可能です!つかピンが毀れるし!

 床に突っ伏したまま暫く考えてみたものの、このまま脳味噌ぶちまけ状態で俊一さんを放っとくわけにはいきません。意を決して、泣く泣くコピーを諦めました。IBMちゃんのジャンパー設定をマスターに戻し、せこせことケーブルを元にもどして繋ぐのです。電源ケーブルは鬼のように固く、ちょっとやそっとじゃはずれません。私は握力が20ないのです。左手はたぶん15もないのです。「Kちゃんまかせた!」と力自慢のKちゃんと交代。Kちゃん勢い余ってシャーシで手の甲を切り大流血。それなのにKちゃんの体より、血がロジックボードに飛ばなかったかどうかを気にする私。鬼と呼ばれても反論できません。
 そして蓋をするのです。CDドライブがこんなにもいい加減にセットしてあるだなんて。開けてみるまでしらなかったよベイベ。などと無駄口を叩きながら。

 さて、無事に組み立てることができた俊一さんに電源ケーブルとキーボード、マウスを繋いで起動です。電源スイッチ、オン!
 「じゃ〜〜〜〜〜ん!」
物まね起動音(by私)が空しく響きます。俊一さん、起動しませんがな。『?』アイコンが延々点滅しとりますがな。
 慌てた私は思わず、電源ボタンを押して俊一さんを強制終了させてしまい「どアホ!」の怒号とともにKちゃんにしばかれて自分も強制終了しそうになりました。
 CDのトレーを開けて、OSXのインストールCDを入れました。ひょっとして、OSがないのかもと思ったからなのでした。そして、たぶんこれが悲劇を招いたのでした。

 OSXのインストールCDの手順に従って進んでいくと、インストール先のディスクを選ぶように言われます。ところが、選ぼうにもディスクがないし!さっきの『?』マークは『ハードディスクがないぜ、こら!』って意味だッたのか!
 ど、ど、どうしようと焦りつつ、インストール中断。「再起動しろ」とインストールCDに促され実行したらば。灰色の画面左上に小さく、
bootr,unknown word
Failed to boot
Apple iMac Open Firmware 云々

の文字列が!?

 何か恐ろしいことが起こってしまったようなので、再び俊一さんをひっくり返し、ケーブルの確認をするのです。そのとき、横で分岐ケーブルをしげしげと眺めていたKちゃんが言うことには。
「このコネクタ....錐で穴開けたら使えるんちゃうか?
 40ピンのまん中のピンは使われてないとやら。マジですか。とか調べてる間に、Kちゃんもう、穴開けてるし!ほんでもって、「あ、差せる」とか言うて俊一さんに繋いでるし!
 なんかもうやけくそです。失敗して元々、毀れてなんぼな気分になってきました、再び分岐ケーブルにチャレンジです。
 ホストコネクタ、穴を開けて40個にした青いコネクタを俊一さんのロジックユニットに、黒コネクタはプライマリなので、取りあえずQuantumに繋ぎ、灰色のセカンダリをIBMに。電源ケーブル、黄色い線を外側に。慎重に、慎重に二つのハードディスクと俊一さんのロジックユニットを繋いでいきます。
 そしてCDドライブはずしたままで、内臓さらした状態で逆立ちモニターになっている俊一さんの筐体の電源ケーブルをロジックユニットに繋ぎ、起動確認です。電源スイッチオン!
 ........パワーボタンがオレンジランプのまま、うんともすんとも言いません........
 毀れちゃったの....?いやん....。
 よく考えてみると、モニター繋いでませんでした
 要するに、筐体からロジックユニットに出て入るケーブルは全て繋がなければならないのでした。ぜえはあ。繋いで再びスイッチオン!
 ........灰色の画面に
bootr,unknown word
Failed to boot
の文字が。ぐへあ!
 ジャンパーピンを触ってみても、ケーブルを触ってみても、思いつく限りの全てのことをしてみても、俊一さんを最初の状態に戻してみても何をやってもFailed to boot!
 もしかして、逝っちゃいましたか、俊一さん....
 しかし、諦めない。まだ完全に逝っちゃいないはずだ俊一さん。で、松之介でネット検索「Failed to boot iMac」をキーワードに「日本語のページ」をgoogle検索。
bootr,unknown word Failed to boot→PRAMクリアで直った』という記述を発見!
さっき、不自然な形でOSXのインストールを中断したせいでPRAMがいかれちゃってたかもしれん。
 よし!PRAMクリアじゃ!
 「p」+「r」+「option」+「コマンド(林檎マーク)」を全部同時に押しながらパワーボタンをスイッチオン!「じゃーん!」と鳴ってもそのまま4つのキーを押さえ続ける。もう一度「じゃーん!」と鳴るのを待って、手を離す。
 ....Quantumに入っているOS8.5が起動しました!IBMの中身もちゃんとマウントされています。おおお。感動です。

 さて、続いて、起動ディスクをIBM側に切り替えて、Quantumの中身をIBMにコピーするのです。再起動、えい。........なぜだかIBMに入れてあるOS9は起動しません。もういいです。このままコピー始めます。というわけで、デスクトップにあるQuantumのハードディスクをつまんで、IBMのパーティションにドラッグアンドドロップです。15分で3ギガ相当のコピーが完了しました。
 
 さて、ここからが問題です。コピーが出来たとはいえ、先ほどと同じ状況でIBMのディスクだけを俊一さんに積んだのでは元の木阿弥。なぜに俊一さんはIBMのディスクから起動できないのでしょう。疑わしいのはジャンパーピン。Deskstarちゃんのピン上には16と15の二通りのLogocal headのピン設定を書いたシールが貼ってあります。気になります。しかしKちゃんはG4にはデフォルトの設定で乗せても大丈夫だったと言うし。16のままではMacに乗らないというわけでもなさそうな。
 他の理由を思いつかないので、松之介で「iMac」「IBM」「設定」「ジャンパー」をキーワードに検索をかけ、藁をも掴みたい心境の溺れる私です。そしてとうとう、『IBMのDeskstar、品番がIC35L〜iMacDV以降推奨』『15Logocal headにジャンパーピンの設定を変えたら起動した』という記述を発見。すがるのです、藁に。ジャンパーピンをキュッと抜いてギュッと差し替えます。そして再び、祈りを込めてIBMだけを乗せた俊一さんを起動します。........起動しました!ああああ嬉しい〜〜!しかしまだここで終わってはいけません、CDドライブを乗せて組み上げなくては。さあ、仕上げです。蓋をして................最初にはずしたネジ、どこかに消えました........もういいです。そのうち見つけたらつけます。ああ、何があってももう、絶対保証の対象外です。いや、それは筐体を開けた瞬間からもう、わかっちゃいましたが。

 元の棚に俊一さんを納め、起動させました。立派に起動します。準備から5時間半、換装無事に終了です。この後不具合が出ないことを祈るばかり。放熱とか、どうだろうなあ....。これから熱くなるし。まあ、その時はその時さ。

 1 
 Quantum Fireball(Master)
 □■□□□
  ■□□□
 

 2
 IBM Deskstar
 16Logical Head(Slave)
 □□□■■
  □□■■
 

 3
 IBM Deskstar
 16Logical Head(Master)
 □■□□■
  ■□□■
 

 4
 IBM Deskstar
 15Logical Head(Master)
 □■□■■
  ■□□□
 

ジャンパーピンの設定、上から順に、

1:iMacRev.Bに乗っかっていたQuantumのデフォルト設定。

2:分岐ケーブルで繋いでいるときのIBMの設定。起動ディスクをこちらに入っているOS9に設定しても勝手にQuantumの方のOS8.5で起動してしまった。

3: IBMのデフォルト設定。Masterなので大丈夫だろうとこのまま組んでしまうと泣きを見るらしい初期のiMac。(G4はこのままでも大丈夫だった)

4:これが大丈夫な設定。15Logical Headの設定を選ぶのがミソ。


 ところで。
 換装はうまくいったといっても、悲しい出来事が。
 デスクトップに置きっぱなしだったホームページの書類が何もかもきれいさっぱり消えていました。今サーバ側に何かがあったら、うちのサイトは二度と修復できません。恥も多いことだし、きれいさっぱりなくなったってあまり困らないけど。でもやっぱり消えちまっては寂しいのであります。早くサーバからダウンロードしてきてこっちにバックアップを取っておかねば。ねば。デスクトップに大事なモノを置きっぱなしにしてはなりませぬ。ちゃんと片づけておきましょう。心底反省だよ。片づけろ、パソの中だけじゃなく、自分の部屋も自分の脳味噌もな。
 それから、オストスイッチ(再起動スイッチの上に貼って使うのだ。便利なのだ)が折れてしまったから買わなくちゃ。コード入り口のカバーの根元が欠けてしまったのは直らないんだろうか、無理だろうな。先頭8ギガまでを3分割して狭いところにOSを突っ込んだから、でかいアプリケーションはその後のパーティションに移さなくちゃ。
 まだまだ後始末に時間がかかりそうな予感。

 でもまあ、とりあえず、80ギガのハードディスクで、残量を気にせず使えるだけでも幸せだから、まあいいか、と。
 

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2002年1月
〜3月の日記



2002年4月29日(月・昼) ただいまより〜。

 俊一さんの改造手術(ハードディスク換装)を行います。
 深井の音信が今後暫く途絶えたら、何かヤヴァイことが起こったのだと思って下さい。それではまたのちほど。運が良ければお会いしましょう!
 



2002年4月29日(月・早朝) やっとラブラブ。

 原因不明の松之介の片思い(ファイル共有しようとしても松之介側から俊一さんにアクセスできない)は、松之介の0Sを9.2.1から9.2.2にアップグレードすることで解消されました。ダウンロードにえらい時間がかかったけどな。アップグレード分くらい、Mac雑誌の付録につけろやアップルめ。で、結局、9.2.1がアホたれだったということでファイナルアンサー?いや、松之介に放り込んだ何かが原因だったということも大いにあり得し。と、松之介のデスクトップを見てみると、手つかずのインストーラがそこに。まだ9.2.2入れてないし?!
 それじゃど〜お〜し〜て〜?
 結果オーライなんだけど....?
 



2002年4月28日(日) 劣化脳。

 大好きな友達と久しぶりに会ったよ。いつもの場所で。
 デート場所からの帰り道、電車の中でしゃべっていたら乗換駅を乗り過ごしそうになったよ。友達が「そろそろちゃう?」と気がついてくれたので、JRへ乗り継ぐ駅で降りたんだけど。だけどね。降りてから気がついたんだけど。俺、JRじゃなくて、地下鉄で乗り継いで帰るんだったよ。乗換駅は2つ向こうの駅だったよ。
 ああ〜、何回も通った道なのに、なぜ、ちょっとのブランクでわからなくなるのだ!つか、朝来たその道を夕方に逆向きに戻れないようでは、この脳は。
 



2002年4月27日(土) 理由なき彷徨。

 ビデオデッキを買いに、本日開店の某店に行った。1000円割引券を今度こそ使うのだ。
 人混みでごった返す店内に入って、しばらく彷徨ったあとで、その店には家電がないことに気がついた。暴れたいほどムカついた。ので、暴れ買い。特価品のハードディスク、バルク品を鷲掴み。分岐ケーブルも、このさいだから。
 出来もしないハードディスク乗せ変えをマジでやる気か、やめとけ、自分。しかしムカついたこの気持ちのぶつけどころが!どこに、どこに、ぶつければ!もう止まらん!
 30分ほどレジで並んでようやく私の番。財布をのぞき込んで、1000円券を忘れてきたことに気がついた。ぷしゅ〜っと脳味噌から何かが抜けていく音がした。
 結局、自分ちから5分のところにある家電店でデッキを買った。なんのために私は朝も早よから遠出を?ムカつく気力もすでにないですう〜〜〜〜(;_;)

 さて、バルク品。一緒に買い物にいったKちゃんが「ほんじゃ、一足お先にふふふふふ」と、自分のG4に増設を試みたそうだ。そしたらね、ネジがないのよ。ディスクを止めるネジが。バルクって、本体のみ、箱も説明書もデータ移し替えソフト(どうせ窓用オンリーだけど)もネジもないものなんだって。で、Kちゃんも「俺は何のためにハードディスク買いに朝も早よから」と泣きが入ってしまいましたとさ。
 明日ネジだけ買いに行くらしい。往復何百円も使ってネジ4本。合掌。
 



2002年4月26日(金) 恋するイーサネット(副題・松之介ったら片想い)。

 iMac俊一さん(OS8.5.1)とiMacDV+松之介(起動ディスクはOS9.2.1)のデータを共有しようと試みて。
 クロスケーブルで直結してみると。
 俊一さんは松之介のデータを取ってこれるのに。松之介は俊一さんにアクセスできない。ゲストでアクセスしても、所有者でアクセスしても、繋いだとたんに松之介大フリーズ。
 ストレートケーブルでルータ経由にして繋いでみても。
 俊一さんは松之介のデータを吸い上げ放題なのに、松之介は俊一さんに無視されっぱなし。ファイル共有も、AppleTalkもネットワークブラウザも設定間違ってないよなあ?んがあ?トロカーソルもトロゴミ箱もはずしてみたのに?
 
 俊一さん、iBook朝子ちゃん(OS9)とはデータ交換し放題だったのに。そんなに松之介が嫌いですか。あううううう。松之介が不憫でしょうがない....。松之介の中で何かがぶつかっているんだろうか?それとも俊一さんの側に何か?
 私は俊一さんのデータを松之介に移したいのよ、バックアップのために。松之介のデータを俊一さんに移す必要なんてないのよ。なのに、なぜ、やりたいことができないのよ。
 ああ、なんとかならないものか....。
 



2002年4月24日(水) いいだこ。

 スーパーの只券があったので買い出しに行った。
 背中を押されるように、せきたてられるように行った。月曜日の一件がトラウマになっているのか。

 鮮魚コーナーを通りがかると、いいだこが山積みになっていたのでふらふらと買った。買って帰ってすぐに煮た。煮ながら、オヤジとオヤジ似の私は「でこっぱち」で、いいだこを煮るたびにオカンに「あら〜、そっくり〜」と言われていたのを思い出した。実際、見れば見るほどそっくりなんで、愛し切なし。同情しないで喰うけど。
 
 煮汁で明日はジャガイモを煮る予定。家中捜索してジャガイモが見つかれば、の話だが。もう少し計画的に食材を買え、自分。
 



2002年4月22日(月) 期限付き。

 ソフマップの千円券を使おうとして出がけに確認してみると期限が昨日の日曜日までだったので、ブルーになってそのままふて寝。
 やってられねーや、けっけっけーだ。
 



2002年4月21日(日) デジタル。

 パソがフリーズ。フォトショで範囲選択している途中に。加えて言えば、3時間ひたすら色を塗りまくって、仕上げにかかろうとしたそのとたんに。
 ....................保存....してなかったし............。

 ギターかき鳴らして絶叫したい気分。ギター弾けねえけどな。
 



2001年4月20日(土) 一気もほどほどにな。

 昨日電話でダメ出しをいただいたあと、一気にネームの直し。休憩無しメシ無しトイレも無しひたすらネーム。11時間で完成。FAX送る。....今日、土曜日じゃん....。
 風呂入って爆睡。目が覚めたら15時間完熟。溶けるで、マイ脳味噌....。なんだか体中痛いし....。迎え酒ならぬ迎え運動のために、掃除の続きでもやらなくては〜。
 



2002年4月19日(金) 94パーセント。

 ネーム。
 ダメ出しくらったページ割る全ページかける100イコール94パーセント。タイトルページ以外全部没デスカ!
 しかしその結果、「こりゃ無理だ。キテレツすぎて描かせちゃもらえねえ」と諦めていたプロットが代案として通る。ラッキー。
 人生は七転び八起きのゲーム。

 夕ご飯を食べながら「マネーの虎」を見て、いつものことながら、つい正座してテレビに向かって「ごめんなさい、ごめんなさい、私が甘うございました」と謝ってしまう。
 自分が人に金を出してもらうに足る人間かどうか、運と努力と才能の総合力、本当にシビアなことだよなあ。自分で何とかできるのは努力の部分だけなんだが、運と才能の配点が低いと努力にも限界があるじゃないか。
 でも頑張る。自分の身の程を知りつつも頑張るぞ。死ぬほど努力しましたとは、まだ、口が裂けても言えないし。
 


2002年4月18日(木) キリ番画像。

 ようやく、作り始めました。何年越しでやっているのか、自分。お待たせした方々、すみません。もう少し待っていただくことになりそうですが。

 8710番まで送付しましたが、それ以前の番号を申請して下さった方で、まだ画像が届いていないという方は、メールか掲示板で深井までご一報下さい。どうぞよろしくm(_ _)m

あ、そうそう、9000番以降の方で、メルアドに変更があった方も、お手数ですが深井までご一報いただけませんでしょうか。ど、どうかよろしく....。m(_ _)m
 



2002年4月17日(水) T。

 夢を見た。
 大きな河にかかった高速道路の橋桁の下、コンクリートのその中には、向こう岸に続く遊歩道に昇るためのエレベーターがある。すんでのところで私は乗り遅れた。立つ瀬がなくて、手持ちぶさたで辺りを見回すと、Tがエレベーターホールのガラス窓の外の通路を歩いていた。私がガラスを両手の平で力一杯叩くと、こちらに気がついて、「大丈夫大丈夫」と宥めるように、優しく笑った。会おうとしても会えないが、私が苦しくなって会いたいときにはこうして夢で会いに来る。夢なのを意識しながら、こちらからも「大丈夫大丈夫、頑張るから」と精一杯ジェスチャーで伝えた。
 Tは随分前に死んだ私の友人。Tが生きている間に伝えられなかったことのあれこれを、目を覚まして、暗闇の中で想う。
 
 脳味噌の中にあるものを、できるだけうまく表現することを練習する。毎日毎日練習している。うまくならないなあ。
 感情とも直感とも感動ともつかない、自分を満たして溢れてくる何かを100パーセント伝えることができたらなあ。わかってほしい、というのは贅沢なんだよな。わかってもらえないのは自分の表現の仕方がつたないせいなんだから。
 指の先から唇から、泣きたくなるほど情けなく劣化してこぼれる形。現れる端から錆びついて嘘くさくなって、「ああ、そうじゃないんだけどなあ」と、一からやり直したくなる形。そんなものを使って、自分は何を誰に伝えようとしているのかなあ。
 
 自分の想いをきちんと伝えられたことなど殆どない。
 伝わったという実感は時間と空間の間にほんの一瞬きらめいて二度とつかまえることはできなくて、それでもそんな瞬間は確かにあって(それは私だけの実感で、相手はそうじゃないかもしれないが)。その一瞬の喜びが忘れられないから、また頑張ってみようと思うんだ。
 今あきらめたら、あるかないかのその一瞬さえ手に入らなくなってしまうんだものね。
 



2002年4月16日(火) Celestia。

 OSXの至福は、こういうソフトに当たったとき。Celestiaという天文シミュレーターなんだけど、ムチャクチャ楽しい。ホイールマウスがほしくなるよ、これ。
 そういえば、今、ちょうど、惑星が西の空に大集合の時期だよね。今週は三日月も同時に見えて絶景のはず。いい天気の日が続けばいいんだけどなあ。あいにく今日は雨だ。ちぇっ。

 ところで、10.1.3にしてから、クラシックが起動しない。おい。9用のソフトとX用のソフトを切り替えるたびに、いちいち起動ディスクまで切り替えなきゃならんのが、はらわた煮えくり返るほど面倒じゃねーかよ(−−#)
 解決策を探してまたネットの海に旅に出ますよ。ぼんぼやーじ。

旅の成果
 Xの環境設定パネルからClassicの項目(システムのにこにこマークの上に黄色い9の字が乗ったアイコン)をクリックして、起動/停止タブから起動を選ぶ。松之介のOS9.2.1のシステムフォルダにClassic固有のリソースが追加、またはアップデートされる。(ネイティブのMacOS9上で使用するときに影響は出ない)
 これで、必要なときにClassic立ち上げ可能。
 /System/Library/CoreServices内にあるClassicStartupをDockに登録しておけばクリックで起動可能。

 



2002年4月15日(月) 二枚差し。
 
 GoLive6.0のエイリアスをテケテケしたら、起動してくれないで、『GoLiveのディスクを入れろ』といわれました。なんてことでしょう、入れたら松之介の奴め、そいつをペッと吐き出して、こんどは『OS9.2.1のディスクを入れろ』と言うのです。
 入れました。そうするとドライブに9.2.1のディスクが入っているにもかかわらず、松之介はまたしても『GoLive6.0のディスクを入れろ』と言うのです。
 しかし、松之介、あんたにはドライブ一個しかないのに、一枚すでに突っ込んだところに、さらに入れろといわれても!2枚差しなんて、あんた、そんなハードコアなお願いをされても!
 あたしゃSではありませんから。毀れるとわかっている松之介の体にもう一枚ディスクを突っ込むなんて荒技はできません。こうなったら、サポートさんにおすがりするしか?!
 
 煮えた頭で暫くうんうん考えた私は、はたと気がつきました。
 このエイリアスは、インストールCDのアイコンを私がうっかり触って作ったもので、GoLive6.0アプリケーション本体のエイリアスではありません!クリックしたところで本体が開くはずもなく、挙動不審で当たり前の代物だったのでした!
 
 ぜえはあ、驚いたッス!慌ててサポートセンターに電話したりしなくてよかったッス!ああ、素人(自分)って恐ろしいものなのですね。誰も想像しないようなタコ動作をやっちいまうものなのですね....。そんなの俺だけか?
 


2002年4月14日(日) 怒濤のインストール第二夜。

 OS10.1.3。
 まず、松之介にOS9.2.1を入れる。9.1に上書きしようかとも思ったが、ちょっと怖い気がして、別パーティションに新規インストール。続いて10.1.3を、10.1.0に上書きインストール。結構時間かかるね、これ。
 さらに続いてiPhoto。
 使い勝手がまだよくわからない。フリーソフトのPhotonicの方が使いやすいやって気分。iDiskさえ使いこなせていれば、iPhotoの方がいいこといっぱいあるはずなのにさ。ちぇっちぇっちぇっ。て、自分に唾吐いても空しいばかりだよ。
 困ったことに、インストール後、起動ディスクが勝手にOSXになってやがるんですけど....?私、8と9のデスクトップになれてるし、Xは重いのであんまり使いたくないんですけど....。それならどうしてXを買うんだ、私。
 悩みながらも起動ディスク変更。9.2.1にしてみたぞ、と。さっそく起動してみるとスタート画面がギトギトの青色で、すごくやなかんじだ。しかもインタネ関連を一から設定しなおすのが面倒だ。これまで9.1を使ってさして困ったことはないし、もういいや。起動ディスクは9.1に戻しちゃる。
 じゃあ、私は何のためにOSXを....。謎と悩みは深まるばかり。

 Adobe GoLive6.0。
 OSXといい、GoLiveといい、私はどうしてこんなに宝の持ち腐れなのか。それでも宝。腐らせたとしても宝は宝。だからいいさ。
...よくねえよ、ちったあ使えるようになろうよ。つっこみto自分。
起動してみると相変わらずゲロ重だよ GoLive。もっと速いマシンを買えってか。起動したとたんにQuickTime5がありませんよとごねるしよ。あーもー面倒くせえ。などと言ってるからいつまでたっても使えるようにならないのか GoLive。QuickTimeを入れてみたあと、何故かGoLive6.0落ちまくり。タイプ3のエラーってなんなんだよう〜(泣)
 試しに、9.2.1を起動してみると、そっちからだと落ちない GoLive6.0。あんたって、あんたって....(号泣)

 そうか、世間はもう俊一さんの8.6どころか、9.1でもダメな時代に突入していたのでしたか....(号泣止まらず)怖いけど9.1に9.2.1を上書きしますよ。しますともさ。え〜ん。
 上書き無事終了。上書きすればアッという間だったのよ。私やっぱりタコなのね。今宵も大きな回り道。
 



2002年4月13日(土) 怒濤のインストール第一夜。

 ImationのFlashGoJ。
 何故このカードリーダーを買ったかというと、今まで使っていたカードリーダーUPCRW-02では64MBのスマートメディアが読みとれないから。それを知らずに64MBのメディアにしこたま資料画像をため込んだ自分が悪いんだよ、ああ、悪いのさ。

 さて、FlashGoJの梱包を解いて説明書を見てみると。愛機俊一さんのOS8.6にはドライバのインストールが必要なんだ。それよりあとのOSはドライバなしでもいけるのに。でもまいいや。とりあえずインストール。で、再起動、すると、
 俊一さん、起動しなくなりました。うああああああ、何かとぶつかっている(;Д;)....!
 ノートン先生から起動して、調べてみる。『怪しいファイルをひとつずつはずしては再起動』を繰り返すこと数回、Imation FLashGO! USB Driverは大丈夫。どうやら固まる原因はImation FlashGO! USB Shimのようだ。こいつが何かに当たっているのは確実。しかし、他のドライバはどれも必要なものばかり。はずせないよ。ああう。
 ImationのHPに行って、最新版らしきドライバを取ってきたが、インストールすると、やっぱりImation FlashGO! USB Shimがだめなんだよ。
 松之介(OS9.1)に繋げてみると、問題なく使えます。あう。やはり、もうOS8.6ではにっちもさっちもどうにもブルドッグ!ハッ!などと懐古趣味に走っている場合ではなく。
 俊一さんで管理していたデジカメ画像をそっくり松之介にお引っ越ししなくてはならないのか....。ごっつブルー....。

 懐かしい歌、「ブルドッグ」で思い出したんだけど。おとーとが「懐かしの昭和フォーク大全集」などを車で聞いているせいで、小学生の姪っ子の愛唱歌が、りりぃの「私は泣いています」だったり、フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」だったりなのだ。昭和フォークのなかでも特に姪っ子のお気に入りの曲が、世をすねた系、投げやり系、シュール系に偏っているのがとても気になる今日この頃の俺。
 ちなみに、奴がもっともお気に入りなのはザ・ダーツ「ケメ子の歌」だそうだ。姪っ子よ、お前のセンスはなんやねん。
 



2002年4月12日(金) 4時間歩けば膝が痛いし。

 
PILOTのFOAM ERASER。の方が、今、Bちゃん的には旬のおすすめ消しゴムらしい。近いうちに買いに出るよ、Bちゃん。
 近いうちに、といっても、たった今、月に一度あるかないかの大買い出し紀行から戻ってきたところだから、次に表に出るのはいつになるかわかんないけど....。

 掃除を始めたら、ますます本雪崩。もう何がなんだか。
 



2002年4月11日(木) 有り難う。

 Bちゃんが教えてくれた、seedのNON DUSTって消しゴム、いいよ。とっても。消しゴムかすが大嫌いな私には、救世主のような消しゴムだ。
 これで、ダメになるテンプレートが減るよ。るるるる(感涙)。
 いや、テンプレートが溶けるほど掃除の間が空く自分がわるいんだけどさ....。

 ....掃除....しなきゃ....。
  



2002年4月10日(水) 今期のドラマ。

 『天国への階段』が気になるとBちゃんが言う。佐藤こーいちがBちゃんの渋い男大好きツボを押すからだそうだ。
 出てくるメンツも、予告の雰囲気も、なんだか骨太でいい感じだ、と、わきゃわきゃ話していると、Kちゃんが一言。
 「骨太だけど、骨粗鬆症かもしれん
 不吉なことを言うなよ....。久しぶりにテレビ見る気になってるんだからさ....。Yちゃんは忙しくて見るに見れないだろうか。頑張れ、みんな。俺もな。
 



2002年4月10日(水) できることならば。

 私が自分のことにかまけて、綿密に会話もかわしていなかった彼の人。いつも私のことを心配してくれていたその人が、ここしばらく、気にかけてくれる気配がない。
 鈍感な私は「世の中ってそんなものかも。あ、でも、こないだ言ってた例の件、大変なのかも」とノンキに思っていたのだが。今日、電話で、その人が大変な状態になっていることを知った。去年、年明けと私の一番大変だったときよりも。やや似た状況ながらそれよりも遙かに。

 できることならば、私で助けになることならばなんだってしたい。しかし、どう考えても私に出来ることが何もない。無力でどうしようもない私。うっかり電話口で号泣しかけた。電話を切ってからまた泣いた。

 神様、あの人と、あの人の大事な人が、心の底から幸せだと思える日が来ますように。今の哀しみが薄れて、いいことが沢山ある日が来ますように。神様なんて、どこにも居やしねえ、と、ついこの間まで散々思ったのに、それでもやっぱり祈る。不幸の中にも喜びはある。きっとある。あの人がそれを見つけることができますように。
 



2002年4月某日 血中濃度の高い人の声を聞け。

 カラー描いたですよ。Bちゃんに見せたですよ。珍しく絶賛してくれて、「いつも、このカンジで描いたら、きっとイケますよ!」と太鼓判を押してくれたですよ。

 白黒ページに入って、すぐに、Bちゃんが
「あれ?!」と言うわけで。
「なんや?」と私が尋ねると、Bちゃんが悲しそうに言うのです。
男じゃなかったんだ........受けの子、珍しく可愛いと思ったのに....」
 
 そういえば、今H系ヤングレディース誌の仕事でやってるような素直でかわいいハッピーエンドはボーイズ誌ではめったに描いたことがありませんよ私。ヤオイ血中濃度の極めて高いBちゃんの言うことを聞いて、キュートな受けを追求するべきでしょうか。
 
 つか、Bちゃん、君の場合はオヤジ血中濃度とショタ血中濃度がものごっつ高いあげくに平均ヤオイ血中濃度が人並み以上に高くなってるだけのような気がするんだが、君を信じていいのかい?
 



2002年4月7日(日) 理想の消しゴムは何処。

 塩ビを使っていないという、ぺんてるのハイポリマー。よく消える。力を入れなくてもよく消える。調子のいい練り消しゴムみたいだ。しかし、調子の悪いときの練り消しゴム以上に紙にへばりつく。鉛筆線はよく消えるが、それでも青鉛筆はやっぱり消えにくいし。うえええええん。下描き線が多すぎるのが苦労のそもそもの原因だよ。うえええええええん。

 ちなみに、もっとも愛していた消しゴムはオムニ2。大好きだったのに生産中止....。ペン先といい、消しゴムといい、紙といい。おにょれ、マイナー指向。
 



2002年4月5日(金) 阪神半疑。

 マジですか。尼崎信用金庫に走るべきですか。来週、田淵の縦縞ユニフォームを見たら泣きそうです。いや、ホント。岡山球場に阪神VS中日戦を見に行った、遠いあの頃の熱さが久々に蘇る今日この頃。

 もう数日で、史上最大の〆切ピンチを克服する予定。あくまで予定。神様、私に最期の一踏ん張りパワーをプリーズ。



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 深井家のパソさんたち
●俊一さん......いまとなっては懐かしいボンダイブルーのiMac Rev.B。G3・233。メモリを128MB乗っけてます。OSは8.5。深井はこいつに一目惚れしたせいで、長い長いタコロードに.....。パソとしては既に数世代前の御方となりつつある今日この頃。でも好き.....。
●朝子ちゃん......iBookタンジェリン。OSは8.6(現在0S9)。買った直後にOS9搭載のバージョンが出て悲嘆にくれたり。お値段据え置きでHD容量倍増バージョンが出て床を転がり回ったり。グラファイト色が出て呪詛の言葉を吐きまくったり。それでもやっぱり可愛いと思ってしまうのがMacの恐ろしさなり......。
●松之介(マッキーくん)二代目......インディゴのiMacDV+。ついにメインマシンに昇格。初代松之介を下取りに出して、安く出ていた中古のこいつを飛びつくようにして購入したとたんに同じ値段で新品が売られていた。ふ...世の中ってそんなもんさ。ビデオ編集は楽しいね。OSXと9.1を併用中。
●そしてVAIO。PCG-C1R。名前はまだない。何故だろう。ノートや手帳に名前をつけないのと同じ感覚だろうか....。こやつからは、Macのような人格をまだ感じ取れない。あくまでも道具、文房具の一環という感じ。だんだんなじんでくるだろうかなあ。バッテリーがあっというまに切れるのと、ウイルスがメールでやって来たら添付書類をはずすのがMacよりずっと面倒なところ、その他諸々で、なんか使いにくい........。