iMacタコ日記 1999 2月


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 毎年思うのです。どうして、2月は28(29)日しかないのだろうと。他に、31日とか、余ってる月はある
じゃないの。31日ある月と比べると、締め切り3日も早くなるのよ。困るのよ。あ〜う〜(T_T)今月はiMac
さんの話題はほぼ皆無。自分史上最高に仕事指数が高い日々でした。世間の働き者の皆さんに怒られるぅ(T_T)
この程度で泣きを入れるのか、お前は、と。



 1999年2月28日 ラグビーすらゆっくり見られぬ。

 神戸製鋼VS東芝府中。一色原稿(カラーの裏面)トーン貼りやりながらで、わけわからん。野球と違って、耳
で中継を聴いても、何がなんだか状況がさっぱり。ううう、めちゃくちゃ楽しみにしていたのになあ。
 宅急便で出して、一息ついてちょっと仮眠。自分のバカさ加減が自分の首を絞めているみたい。しくしく。



 1999年2月27日 やけくそ。

 下描きがどん詰まり。3〜4時間同じページの線を延々となぞり続けて消し続ける。紙がへたって毛羽だってし
まうとどうしようもないので、新しい紙に変えてまた延々と。埒があかない。

 そして今、私の目の前に、今日が期限のソ○マップの2000円割引券がある。

 例によって、気がつくとレジに。今回はでかいよ!買っちゃったもん、Photoshop5.0! いったいどうするつも
りなんだよ〜〜〜(T_T)使えもしないのにこんなもの買っちゃって〜〜〜(T_T)泣き笑いしながら、帰途
につく。疲れがピークに達すると、必ずこういうことを.....



 1999年2月25日 おバカさん......。

 下描き当たらないが、とにかく、当たりに近いところから、確定していく。
 夕方、Aさんから電話。カラー原稿着いたそうだ。
 「うん。よくできてますよ」
 「そうですか?!(むふ〜〜〜!嬉しい〜!)」
 「で、裏は?」
 「うら?」
 「カラーの裏。一色原稿」
 あっ!!カラーは1枚だが、本になったときにはその裏にも当然ページがあるわけで、表面のカラー四色原稿と
裏面の一色原稿は同時に入稿して印刷に回さねばならないのだ!すっかり忘れとったやんか〜〜〜!大ショック!

 裏面、週明けに着けば間に合うということだ。よかった.....。カラー早めに出して本当によかった......。



 1999年2月23日 久々に俊一さんにもて遊ばれる。

 カラーができたので、スキャナで取り込んで保存しておこうと思い立ち、俊一さん起動。ジャ〜〜ン!
 MacOSを8.5.1にアップデートして、Cai'sPhotoSoapを使って取り込む。なぜなら、宛名職人では相変わらず
TWAIN機器から入力しようとしたとたんにフリーズするから。そしてスキャナー付属のアプリケーションは使い方
が全くわからないから(T_T)
 しかし、スキャナー。写真モードでスキャンしたら、1時間経っても終わらない。よくよく見ると、同じところ
でガーガーゆうとるがな!手動モードに切り替えて、解像度を320dpiから72dpiに落とすと、すこん、と読み
込めた。メモリって......。まあいいや、とにかく取り込めたんだし。
 前回と異なる点。PhotoSoap、CDを使わなくても起動できた。こないだまでは何故かインストールしたものだ
けでは使えず、CDを入れてやらなきゃならなかったのだが。8.5.1にOSを上げたせい?それとも、何か手順を知
らないうちに変えたっけ?わからん!とりあえず、使えりゃいいや。「不正なフォーマットです」ダイアログも出
ないし、いいかんじ。よしよし。プリンタ(EPSON PM-770C)で打ち出す。モニタで見るのとはずいぶん色が違
うが、調整の仕方がわからない。見なかったことにしよう。
 結局、カラーコピーも取りに行って、郵便でカラーの扉原本をT書房宛に送る。今回は締め切りの前にちゃんと
出せたぞ。なんて偉いのか私。むふふふふ。



 1999年2月22日 お仕事が一杯(喜)。

 午後T書房の青年誌の編集部のSさんから電話。
 以前から話のあった『Namaikiッ!』て本に24枚、4月一杯の締め切りなら間に合うかな?という相談。前回
描かせてもらった『ピクニック』と同じラブラブテイストで。

 午後は郵便でF社のMさんから木原音瀬さんの小説本稿とイラストの指定書。「ここは苦手な絵だから、当たら
ないで欲しいな〜」と思っていたところがどんぴしゃり!しばし突っ伏したまま動けず。

 カラーの下描き。やはり当たらない。当たらないが、泣いている暇はない。とにかく、ケント紙を水張りして、
本描きの準備だけはする。カラーインクを出してきて、色あわせをする。



 1999年2月21日 浮いて沈んでまた沈む。

 下描きが当たらない.......(T_T)やっぱり、天才じゃなかったみたいだ。潜水人生、ぶくぶくぶく。



 1999年2月20日 幸せ....。

 早朝。ええかんじにネームあがる。ファックスして風呂入って久しぶりに寝る。ここから先、絶望的に時間が足
りないのがわかっているのだが、とにかく、ネームがあがったので、それだけで一歩前進だと思うことにしよう。

 お昼、ネームのOKをもらった。「イヤ、文句無しです。ヒジョーに面白かったです」と言ってもらえた。「や
った〜〜〜〜〜〜〜(声、裏返りまくり)」涙がにじんできたよ。自分が好きでやっている仕事だから、評価はど
うあれ幸せなはずなのだがやっぱ褒めてもらえるのは嬉しいよ〜〜〜〜!
 『なんのためにここで泳ぐの?』ってか?ば〜か、そんなの褒めてもらうために決まってるじゃんよお〜〜〜!
褒めろ〜!俺様すごい!俺様天才!もっともっと褒めて褒めて褒めちぎってちょうだい!レッツダンシ〜ング!
(ああ........昨日悟ったことがすべて崩壊していくダメダメな俺様......)

 タイトルは『人魚姫・イン・ブルー』に決定。嬉しいな。滝野と深町の下描きに入れるよ(^^)



 1999年2月19日 な、なんですと〜!?

 ソフマップより電話。オムロンのTA、3月10日まで出荷されないんだと?! ちょ、ちょっと待ってくれや。
工事の日程が3月上旬って言われてるんだよ。10日に確実に入るって確証もないんかい?! たのんますよ、おい
〜〜〜?!
 NTTにまたまたファックス。係の人がとてもいい人なだけに、なんかもう、ふう〜〜っ、てかんじ(T_T)
工事の日取りはオムロンのTAが入荷できてから決めることになってしまったよ。遠ざかるISDN。

 夕べ、あまりにもネームができないので会社に泣き電を入れてしまった。で、大切なことを教えてもらったよ。
溺れかけた人間は、傍に誰がいるかによって、溺死するか救助されるか自力で泳ごうとするか、行く道が違うとい
うことだ。Aさんと話をすると、自分で泳ぐ力が残っている限り、ちゃんと泳ごうという気になる。
 なぜ、ここで泳いでいるの?自分で飛び込んだんじゃないの?嫌なら岸に上がれば済むことじゃないの?誰かを
追い抜くために泳いでいるの?その泳ぎかたは得意なの?泳ぐことが好きならまずそこからはじめればいいんじゃ
ないの?いったいだれのためにここでこうして泳いでいるの?上手い泳ぎだなって言ってほしいの?
 ひとつひとつ、自問自答して、だんだん心が楽になってくる。具体的には、「泳ぐ」「泳がない」なんて話をA
さんとするわけではないけれど、いろいろな四方山話のなかから、私の頭の中にはぱちゃぱちゃと漫画の海を必死
に泳いでいく自分がイメージされるのだ。(自画像映像にて。「ひ〜〜」とか吹き出しついていて。不細工な泳ぎ
で半泣きで)その情けなくも一生懸命な泳ぎッぷりを見ていると、自分という人間がとても愛しくなってくる。
 見栄を張ってできないことをやろうとするから、自分を追いつめてしまうんだな、と気がついたので、初心に戻
って自分の中の「描きたいよ〜」という部分だけを素直にみつめることにした。他の心配はその後で。



 1999年2月18日 ネーム

 できねえ..... 。早朝から胃が痛んで眠れない。ゲロりまくり。のたうちまわる。



 1999年2月17日 ネーム

 できねえ.....。緊張感高まる。せっかく棚ぼた式にもらったチャンスなのに。



 1999年2月16日 俊一さんのお引っ越し。

 パソコンラックを組む。今までは学習机のうえに置いていた俊一さんをラックに移設。死ぬかと思った。ラック
組むのも、俊一さん動かすのも。なんせiMac17L。
 このごろは音楽CDにもパソコン用のおまけトラックがついているものが増えてきた。ハードがずいぶん普及し
たんだなあ。私がiMac買っちゃうぐらいだからな。同人誌即売会でも、CD−ROMを売っているサークルが増え
てきたし。これからは、あっという間に普及するんだろうな。早く、使えるようになりたいな。
 ネームができない。何日も前から頭の中ではほぼ出来上がっているのに、白い紙をみると、煙のように消えてい
く。なぜなんだああああ!



 1999年2月15日 原稿提出、大掃除。

 「春がそこまで」の原稿を朝一番の新特急便(ジェット機で運んでくれる即日配達郵便)で送って、ファックス
を打ってお知らせ。その足で税務署に書類を出しに行って、帰ってきたら本棚が届いたのでよろめきながら組み上
げて、部屋大混乱! 大掃除に突入するも、ものが多すぎて、混乱に拍車がかかるばかりなり。あああ〜(T_T)



 1999年2月13日 様子見のお電話。

 Aさんより、原稿のすすみ具合の確認の電話あり。こっちでオフスプリングがぎゃんぎゃん、むこうではハロウ
ィンがきゅいんきゅいん。よもやま話。
 『Rouge』に『みちるの正しい愛し方』を再録してくれるそうだ。有り難いねえ。レディースコミックの仕事、
すごく心を込めて一生懸命やってるし、よりたくさんの人に見てもらえるのはとても嬉しい。同じように頑張って
いて出来映えだってそう変わらない自分の作品に「やおいの方が格が上」「レディコミは下」というレッテルを貼
られることが多くて哀しいのだ。『麗人』で単行本になったやつよりずっと出来がいいと自分では思っていても、
二度と陽の目を見ないレディース作品だってあるんだよ。ジャンルの違いでそうなるのは仕方ないけど、少なくと
も自分の中では、どの作品だって、(多少の出来不出来はあっても)可愛い自分の子だからな。
 その点をAさんはよくわかって下さるのが有り難い。漫画そのものが好きな担当さんというのはいい。私は今ま
でに漫画話をAさんとしていて嫌な思いをしたことが一度もない。自分はとても運がいい漫画家なのだと思う。

 でも、読む人の立場が違うのはわかるよ。ハッピーエンドが好きな人も、BoysLoveが好きな人も、自分の好み
の作品以外はイヤだというのはそれぞれの人の好みだから、それは仕方がない。自分だって、読むときはそうだも
んな。読者っていうのは勝手でもかまわないモノだと思う。買う買わない、読む読まないは自由ってことだ。
 ただ、「ホモ描くのやめて下さい」とか「なんでレディースコミックなんか描くんですか」とか言われても、私
は困るんだよなあ(^^;)どっちも楽しくやらせてもらっているので広い心で見守っていただきたい(^^;)



 1999年2月12日 初めてのドタキャン。

 夕べから吐き気と頭痛が収まらず、眠れず。起きあがるのがすでに相当やばくなってしまった。AM8:00ま
で様子をみたが、どうにもこうにもならないので、みんなに電話して、今日はお休みにしてもらうことに。
 が、Bちゃんに連絡がつかず、うちまで来てくれたのに、その場でお休みの通達。ううううう、ごめんなさい。
二度とこんなことのないように気をつけます(T_T)でも、寝床で冷や汗を流しながら背景の下描きやトーンの
指定を入れたよ。追いつめられたら人間色々できるもんなんだね。



 1999年2月8日 あとは待つだけ〜(^^)

 NTTにファックスを打って、工事の日程を変更のお願い。3月上旬になることに。ああ、あとはTAが来るの
を待つだけよ。そしたら、ついにインターネットできるのよ。資料は調べ放題、連絡はEメールで取り放題。ああ
楽しみだにゃあああ(^^)



 1999年2月7日 ターミナル・アダプター

 数日前、NTT、K支店のTさんから電話をもらった。この間勧めてくれていたTAより安くていいやつがNTT
関東で発売されることになり、新聞広告も出たのだそうだ。が、こっちに入ってくるのはいつになるかわからない
ので、もしも私が自分でTAを用意したほうが得だと思うようなら、10日までに連絡下さいという親切な電話。
普通なら、高くて旧式なNTTのTAを黙ってセット売りしそうなものだが。いい人だ。

 そこで、日本橋に出掛けて、TAおよびダイアル・アップルータを見て回る。すると....。
 見つけてしまったのだ、なんということだ。オムロンの新製品、ボンダイブルーのトランスルーセントTA!!
でもまだ発売されてない、予約受付中! ISDN工事の予定日は15日、TA入荷予定日は20日。ううううう。
迷いに迷った末、誘惑に抗しきれず、ふらふらと予約を入れてしまう。......バカ....?



 1999年2月6日 『ウーマン劇場』だって。

 Aさんより電話。土曜日なのに。いや、T書房第二編集部、いつでも働いてらっしゃるから、いまさら驚くこと
はないのだが。急用で夜11時に電話しても必ず誰かが捕まるもんな。
「新雑誌のタイトルが決まりましたよ。『ウーマン劇場』ってことで」
「ぷっ....」吹き出す俺。
「『排卵日和』よりマシ?」Aさんも楽しそう。
「そりゃまあ、そうですかねえ。ぷぷぷぷぷ」

 新雑誌の方針は、H&ゴージャス路線はやめて、せちがらい(笑)路線をめざすのだそうだ。セラヴィ〜。
 しかし、あなどってはいけないのだ『ウーマン劇場』! 知る人ぞ知るホラーの女帝、森由岐子先生が執筆なさる
のだぞ! 『幻の』とか呼ばれて、インターネットで「森先生は今、どこでお描きになっているのでしょう」と探さ
れていたりする、森先生がだぞ! 家庭内ホラー。......た......楽しみだ(^^;)



 1999年2月5日 相対性理論なのだ。

 ラフ、オッケー!木原さんも喜んで下さったと、F社のMさんから電話でな。『主人公の美しさをアップするた
めに、その他のグレードを相対的に落とす』作戦、大成功。ふふふ、どうよ! マリを不細工に描いたら、相対的に
啓介が美人になるという必殺技! 俺って天才!
 ........って、いいのか、それで?(to 俺)



 1999年2月4日 どっか〜〜〜〜ん(爆死)!

 全然ペン入れができていない状態なのだが、ペン入れが終わってから来てもらうと、もう間に合わないので、日
程の空いているYちゃんにお願いして今日から入ってもらう。描き上がったコマから、消しゴムかけをして、ベタ
入れしてもらっていると、F社のMさんからファックス。
 『啓介の女装はマリさえ圧倒されるほどの絶世の美女らしいので、「これでもか!」ってぐらい超美人にお願い
します』
 どっか〜〜〜〜〜〜ん!!
 あんなに、あんなに、自分の限界まで頑張って美人に描いたのに〜〜〜〜〜〜(T_T)

 Yちゃんが同情してしまうほど、心が四散してしまっていた私。
 しばらくして、かろうじて心のかけらを拾い集めて、気を取り直し、目の前の漫画原稿をひたすら頑張る。ええ、
頑張りますともさ。泣き言は余裕のあるときに言うものだからな。
 夜、キャララフの直しを作って、Mさんにファックス。泣き言だらけのファックスを。泣き言はいわないんじゃ
なかったのか?前言撤回の得意な私。



 1999年2月3日 アルマーニとオープンカー(笑)

 「一ヶ月に40数枚で、でけへんて言うてたら、仕事なくなるやん」と、漫画師匠にあきれられた。確かに、月
刊連載すら、そのペースでは無理でござるよ。まして、週刊連載をなさっている先生方はいったい、分身の術でも
使っておられるのか?! 甘ちゃんな私です。でも今回は限界への挑戦です。頑張るです。
 今までにも、何回か、「その日程ではできなくて迷惑をかけてしまうから」と、日程を空けてもらったことがあ
った。あの仕事、頑張って受けていたら、もう少し上手くなったり、売れたりしていたかな。デビューしたての頃
はまだレディースコミック誌もバブルの余波が続いていて、使ってもらえるチャンスも多かったのにな。でも、死
んだら元も子もないじゃないか?できるできると言ってて落としたら、大迷惑じゃないか?
 で、今回は、できるのか?途中で倒れないか?うっかり風邪でも引いたらアウツじゃないか?身内に不幸があっ
たらアウツじゃないか?
 どうして、やると決めたあとでこんなに悪い方へ悪い方へと考えがシフトしていくのだろう。ネーム、できるか
どうか、めっちゃ不安。あんなにやりたかった仕事なのに、わけわかんなくなってきた。

 限界への挑戦と言えば、挿し絵。「そうか〜、こういうことになるのか〜」と呻いたのは、“自分では、絶対に
使わない設定が出てくる”ということだな。『アルマーニ』に『クラブ』に『外車のオープンカー』に『絶世の美
女』だよ〜〜〜(@_@)私の周りに無いものばかり。描けるんかいな。
 CHARさんのFM特番を聞きながら(息子さんのジェシー君は宇多田ヒカルの同級生らしいな)挿し絵のキャ 
ラ・ラフを作って送る。緊張で、奥歯が砕けそう。



 1999年2月2日 ビッグなお願い。

 Aさんから電話があった。「ちょっと、ビッグなお願いがあって」と言われたので、ぎょっとした。仕事なくな
るのかと思ってな。
 そうではなく、R誌で、とある先生が急病で描けないことが確実になったので、先週相談していた新雑誌の仕事
を無しにして、3月20日締め切りでR誌にカラー付き46枚を描いてもらえないかという、まさに“ビッグなお
願い”だ。3月末16枚が、3月20日46枚カラー付きに変更! 今日が2月2日なので、6週間とちょっとで
やることになる。私のスピードではこれまでにそんな速さで仕事ができたことは1回か2回しかない。まして、今
回はまだ手元にやりかけの原稿が残っていて、その上に挿し絵の仕事をもらっている。ということは、正味4週間
はないわけだね。できないかも、間に合わないかも。たぶん無理かも。
 でも。と思った。
 この機会を逃したら、R誌本誌で描かせてもらえることは一生無いかもしれない。よその本がなくなるたびに、
実力のある人が入ってきているし、凄い新人さんもあとからあとから入ってくるし、雑誌掲載は情け無用の椅子取
りゲームなんだから。編集さんがどんなにいい人でも会社に利益を出さない作家は使うに使えまい。その意味では
ずいぶん瀬戸際な俺様だからな。
 「『祈る人』やってもいいですか?」と、勝負に出てみた。
 「あ、いいすよ〜。『祈る人』ならオッケー」あっさり、快諾してもらえちゃった。さすがはビッグなお願い。
もう、少々のことは気にしてないみたい。太っ腹だな、Aさん。

 そういうわけで、年末まで(もしかすると来年以降になるまで)描くチャンスがないな、と思っていたやつを、
急遽描けることになってしまった。死ぬ気で頑張るじょ〜〜〜〜!!
(にしても、作品タイトル書いちゃったら、全然伏せ字の意味無いよね、『R』誌ってさ)



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