株式投資の始め方

株式投資の始め方について解説しています。

株式投資家個人生活研究所株を始める>株式投資の始め方

コンテンツ一覧

株式投資を始めるきっかけ

 株式投資に興味はあるけれど、始めるきっかけがつかめない方が大勢いらっしゃると推察されます。一歩進めて、今年こそ株式投資を始めるべく、検討を始めてはいかがでしょうか。
 21世紀の社会においては、年齢、性別、職業に関係なく、誰でも多かれ少なかれ株式市場(マーケット)との関わりを持たざるを得なくなる状況であります。

 昔、読み書き算盤(そろばん)は最低限身に付けなさいと言われていました。今ではさしずめ、情報リテラシーといったところでしょうか。
 今日では、インターネットを使用出来る人と使用出来ない人とでは、有益な情報を入手する機会に差が生じています。
 情報リテラシーが無ければ、それだけで損失を被る時代になってきました。株式投資に関する知識、経験は、経済リテラシーとも言えます。

 汗水たらして仕事をして、その対価を受け取る労働は尊いものです。それはそれで必要なものであります。一方で株式市場(マーケット)の仕組みを利用して利益を上げられる技術というものも、この不確実な世の中を渡っていくのに必要な手段だと考えます。

 従来、株式投資は素人が手を出すと危ないと言われていました。
 それは、自分自身が取引の仕組み、投資対象である銘柄、相場の動向を理解していない状況下で資金を投下した為だと考えられます。
 自分自身が理解出来ない状況下で投資を続けることは、破滅につながります。

 経済と正面から向き合うという観点で、株式投資の知識や経験は有意義なものです。
 株式投資で僅かでも利益を上げられる技術は、高齢化社会において定年後、年金とは別の収入を得る手段を持つという意味でも貴重です。

 株式投資について自分なりに勉強して、今こそ株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。

株式投資に向く人・向かない人

 株式投資を始めると言っても、万人に勧める訳ではありません。当然そこには向く人と向かない人とがいます。株式投資に向かない方は、敢えて手を出さない方が良いかも知れません。

株式投資に向く人
 以下の項目に該当する方は株式投資に向いていると思います。
1.自分の行動に責任を持てる。
2.物事の状況を自分で判断出来る。
3.疑問点に対して自ら調査し、勉強することで解決出来る。
4.自分で決断出来る。
5.運用資金を保有している。
 一言でまとめると、自己完結型の人です。

株式投資に向かない人
 以下の項目に該当する方は株式投資に向いていないと思います。(株式投資に向く人の条件の逆説となります。)
1.自分の行動に責任を持てない。
2.物事の状況を自分で判断出来ない。
3.疑問点に対して自ら調査し、勉強することで解決出来ない。
4.自分で決断出来ない。
5.運用資金を保有していない。
 一言でまとめると、他者依存型の人です。

証券会社に口座を開設する

 証券会社に口座をお持ちでない方は、まずは口座を開設する必要があります。昨今、インターネットで取引出来る証券会社は多数あります。

証券会社によって、売買手数料の料金体系、取引機能の種類、使用可能なツールの種類など長所・短所があります。御自分の投資スタイルに合う証券会社を選ぶ必要があります。

お勧め証券会社の比較検討

<口座開設の流れ>

証券会社のホームページを開く。
     ↓
口座開設申し込みのリンクをクリックする。
     ↓
所定の入力フォームに住所、氏名、電話番号などの個人情報、振込み先(口座番号)、口座サービスの選択、アンケートなどを入力する。入力が終わったら「申込」ボタンをクリックする。
     ↓
証券会社から申込書が送られて来る。
(必要事項の書込みは入力フォームに入力した内容が印字されている。)
     ↓
申込書に署名、捺印する。
(はんこは実印でなくてもよい。証券会社の口座専用のはんこを作ってもいいし、既に持っている銀行印を使ってもよい。)
     ↓
本人確認の身分証明の写しを添えて申込書を証券会社に返送する。
(身分証明は運転免許証又は健康保険証のコピー、あるいは住民票の写し(役所で入手)のうちのどれか1つが必要。)
     ↓
証券会社から取引に必要なID(口座番号)とパスワードとが送られて来る。
     ↓
証券会社の指定口座に運用資金を入金すれば、オンライントレードが始められます。

運用資金を用意する

 株式投資には、ある程度まとまった資金が必要となります。私の考えでは、百万円単位のお金は用意した方がいいと思います。出来れば1銘柄100万円×3銘柄=300万円程度の運用資金があった方がいいと思います。一般的に運用資金は多ければ多いほど余裕を持って取引できます。

 運用資金は御自身が保有する金融資産の中で、当面使う予定が無い余裕資金であることが必要です。余裕資金とは、例えそのお金が無くなっても現在の生活を継続することに支障が無いお金です。生活費や住宅購入資金などを含めてはいけません。

 重要なことは、仮に株式投資で失敗しても全財産を失うような事態は決して起こしてはならないということです。もう一歩進めて言えば、一回の取引の失敗で運用資金の大半を失うような大きなリスクを取ってはいけません。

 会社員の方で現時点で充分な資金が無い場合は、給与天引きで積み立て預金をしたり、ボーナスを預金に回すなどして貯めて下さい。給与天引きの積み立て預金は強制的に引かれますから確実に貯まります。

 私の場合、会社員時代に以下の方法で運用資金を貯めました。(当時は株式取引を行なっていなかったので、運用資金を貯めるという明確な目的はありませんでしたが。)
①月給を社内預金に預金する。…注1
②月給を財形貯蓄に預金する。…注2
③ボーナスを社内預金に預金する。…注1
④ボーナスを財形貯蓄に預金する。…注2
⑤社内持株会で自社株を毎月一定額購入する。…注3
注1…会社によって異なりますが、一般的に社内預金は巷の定期預金などより利率が高いです。

 私の会社員時代には各社が社内預金を実施していましたが、バブル崩壊後、高利率に会社が耐えられなくなり、利率が下げられたり、廃止されたりしました。
注2…財形貯蓄には一般財形、住宅財形、財形年金の3種類あります。

 ボーナス時は月額の4倍の預け入れとなっていました。一般財形は用途が限定されません。一般の定期預金と同様です。利子は源泉徴収されます。

 住宅財形は550万円までは利子が非課税です。非課税枠550万円を超えると、5年間を遡って利子が源泉徴収されます。私の場合、非課税枠550万円を超えない様に積み立て額を調整していました。

 用途が住宅取得に限定されるのですぐには運用資金としては使えませんが、退職時に解約したので結果的に運用資金を貯めるのに役立ちました。財形年金は用途が年金なのでここでは対象外とします。
注3…社内持株会は毎月給与天引きで自社株を一定額購入します。

 ボーナス時は月額の4倍の購入となっていました。ボーナス時に会社から持株奨励金が付加されました。ドルコスト平均法で株高の時は株数が少なく、株安の時は株数が多く買えます。結果的に購入コストを低く出来ます。

投資戦略を立てる

 ビジネスにおいても、株式投資においても、戦略無くして成功はあり得ません。投資戦略は別の言葉で言えば、投資法、売買ルールです。

最低限、以下の項目について明確なルールを決めておく必要があります。

①どの銘柄を取引するのか
②一回の取引金額はいくらか
 又は一回の取引株数はいくらか
③どのタイミングで買うのか
④どのタイミングで売るのか

上記以外に資金管理、リスク管理についても考慮する必要があります。

世の中には様々な投資戦略(投資法)があります。株式投資に関する本はたくさん出版されていますので、ある程度数をこなして読まれることをお勧めします。

何を読めば必要充分かということは主観が入りますので一概には言えませんが、以下に示す本は少なくとも私は役に立ったと思います。

役立つ株式投資の本

たくさんの本を読むことで自然と知識が蓄積されてきますし、役に立ちそうな本、役に立ちそうにない本の区別が次第に付くようになります。

私の場合、メインの投資戦略としては3Days投資法を採用して実践しています。

リスクを認識する

 株式投資は一般人が富を得る可能性がある数少ない手段の一つですが、同時にリスクを伴う行為です。

株価は相場の地合が良ければ買値の2倍以上に値上りすることがありますが、相場の地合が悪ければ買値の半分以下に値下がりすることもあります。また、会社が倒産すれば、投資した資金はゼロになります。

株式投資はリスクを伴うということを念頭に置いて、余裕資金で取引することを心掛けて下さい。運用資金が底をついたら生活出来ないという状況は決して起こしてはなりません。

リスクを限定する

 株式投資はリスクを伴いますが、投資家が意識することでリスクを限定することが出来ます。

それはポジションを持ったら、ストップ・ロス・オーダー(逆指値注文)を指定することです。ストップ・ロス・オーダー(逆指値)を使うと、株が買値から一定額値下がりしたら自動的に売るということが出来ます。

例えばある銘柄を1,000円で購入して保持している時に、株価が900円以下に値下がりしたら自動的に900円で売り注文を出す、あるいは成行で売り注文を出す、ということが出来ます。

逆指値で手仕舞いのルールを指定しておけば、自分の感情に流されること無く、機械的に行動出来ます。

逆指値が使える証券会社は限られていますので、証券会社に口座を開設する際には逆指値の使用可否を御確認下さい。

後は実践

 これまでの各項目について準備することで、株式投資を始める為の最低限の準備が出来ます。後は実践あるのみです。

株式投資を実践しながら同時並行で株式投資の勉強を続けましょう。

株式投資を始めるにあたり
株式投資を始める
株初心者の方へ
オンライントレードとは
お勧め証券会社の比較検討
売買手数料の脅威
役立つ株式投資の本


サイト内検索 powered by Google
投資日記ステーション

【株式サイトのランキングをチェック】
株式ランキング
ホームページランキングネット
Link-MP投資ランキング

マンション管理士試験研究所宅建試験初心者合格サイト株式投資初心者徒然日記抜け毛はげ対策研究所


株式投資トップページ

更新日:2014年05月15日 木曜日
作成日:2005年12月04日 日曜日

アクセス解析 レンタルCGI