株式分割とは(かぶしきぶんかつとは)

株式分割の意味、信用取引における株式分割の問題点について解説しています。

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株式分割の意味

 株式分割とは、発行済み株式を一定比率で分割し、増加株数を株主の持ち株数に応じて配分することです。
 株式分割では、株数は増えますが、企業の時価総額は変わりません。
 企業にとっては、新たに資金調達することなく、発行済み株式数を増やすことになります。
 株主にとっては、実質的な増配につながります。
 株式相場に対しては、株価を引き下げ、株式の流通量が増えるので、株式の流動性が高まります。

信用取引における株式分割の問題点

 信用取引を行っている最中に、株式分割が行われると、少々やっかいな問題が起こる場合があります。

建て玉で保有している株式が分割される場合

 建て玉で保有している株式が分割された場合、1株当りの価値が減るので、建て玉の金額が減ります。
 例えば、1株が2株に分割された場合、建て玉の金額は半分になります。その結果、委託保証金として拘束される金額も半分に減ります。
 このケースでは、建て玉金額が減るだけなので、問題とはなりません。

代用有価証券として担保で使用している株式が分割される場合

 代用有価証券として担保で使用している株式が分割された場合、代用有価証券の担保価値が減ります。
 例えば、1株が2株に分割された場合、担保価値が半分に減ります。その結果、委託保証金維持率が急激に低下し、追証が発生することがあります。
 株式分割が行われると株数が増えるので、株価が安くなっても担保価値は変わらないように思えます。しかし、株式分割で増加した株は、すぐに売買出来る状態とはならないので、担保価値は一時的に低下し、追証発生の原因となります。


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更新日:2014年10月03日 金曜日
作成日:2007年03月14日 水曜日

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