The Directer of a Kotekitai's Monologue |
早めに切り上げ、今回のメインイベント。メイドカフェ『M's Melody』へ。まあ、事前に大まかな情報は仕入れていましたが(※某匿名掲示板は見ていません。事前に変な偏見持って行かない方が良いかも知れないナと思ったのと…何より発見できなかったので(笑))まあ、百聞は一見にしかずとも言いますし、体験しないと見えないモノもあると思いますので。あと自分は『メイド萌え』属性はあまり強くないですし(看護婦だと人が変わります(笑))メイド萌えな方とは違った視点で感想書けると思いますし、何よりネタの仕込みが出来るかも?!と言う邪悪な期待が(笑)。まあ、野次馬根性丸出しとも言いますが。
さて、その『M's Melody』ですが…場所は『グッドウィル』の2階です。…大通りの交差点の角に面したコンビニ並に、このジャンルには最高の立地条件を誇っています。自分が着いた時は、まだ2時前でしたが、早くも命のビザを求めたユダヤ人の様な行列が…まあイベントがあった日ですので当然と言えば当然ですが(笑)
30分待った後、店内へ。え〜と、すみません。先に断っておきますが、自分は少々この時点でがっかりしていました。何やら特殊キャンペーン中だったそうで…メイドさんの服装の色合いが、黒や紺色ではなく、ピンクや黄緑のチェックの入った「メイド」と言うよりアンミラ系で統一されておりまして、しかも全体的にスカート短め+ニーソックス系、胸元は開いており首にはリボンと言うメイドカフェと言うより東京ミュウミュウの企画物と言う印象を受けてしまいまして…(汗)。お色気的にはかなり気合入っていたとは思うのですが…。
…いや、噂に聞いた通り、来客者に「いらっしゃいませ」と言わずに、「お帰りなさいませ、御主人様♪」と言って出迎えてくれましたし、その辺りは大変爆笑させて戴いたのですが…最初の印象のせいで「地球の未来にご奉仕するにゃん♪」…と言ってくれた方が、いっそ清々しい気がしました(笑)。…俺だけですか?!こんな事考えていたの?!(汗)
清楚なメイドさんが長いスカートを「ちょこん」と持ち上げて、丁寧なお辞儀をするのが見たかった自分としては、この時点で冷めており、完全に店内観察モードに入ってしまいました。(普段は、普通の黒い服のメイドさんらしいので、評価は変わるかも知れません)
…すみません、前言撤回します。自分は『メイド萌え』は無かったみたいですが、こだわりは、あったみたいです。…全然冷静じゃねえよ自分!!(笑)ちょっと感想に「偏り」「思い入れ」が混入したみたいです、すみません。興味が湧いた方は、こんな感想文なんざ無視して、思い切って行ってみて下さい。波長が合えば大変楽しめるとは思えます。…ま、少なくとも中々、郊外に新装開店してくれるタイプの店ではありませんので行くならお早めに♪
ここまで読みますと「ああ、イマイチだったのかなあ」…と思われそうですが…
そんな事は無いぜ、セニョール。
でらめっさ楽しかったさ、セニョリータ。
中は意外と綺麗で、鏡や調度品、食事を運ぶワゴンなどにも拘りが見られますし。店内にはオルゴールの様な音楽が流れており、ちょっと優雅な気持ちになれます。イベント当日で残念ながらケーキは無く、食事はパフェ(若しくはカレー)しか注文できませんでしたが、味はまあまあだったと思いますし、何より最大の見所はメイドではなく客です。
ざっと見た所、男性客はオタクかミリタリー系、女性はオタクかゴスロリしかいません(笑)「グッドウィル」店内だと言う事も作用していると思われますが、それにしても見事に生態系の住み分けが行われています。生物学者やダーウィンが大喜びしそうな展開です。ここはガラパゴス諸島ですか?!(笑)
特に面白いのは、客の行動でして…いや、メイド達の丁寧な態度とオルゴール調の音楽も手伝って、店内に優雅な雰囲気が漂っているんですよ。コレに当てられたナイスな駄目オタク達が、つられて優雅な雰囲気になっていました(笑)スプーンの扱いやコーヒーの飲み方が無意味に優雅でして、全員ネスカフェのCMの「違いが分かる男」状態(笑)料理が運ばれるまで待つ間、優雅に読書している紳士オタクもいましたが、手持ちの荷物はグッドウィルの袋で、読書物は、PCのパーツ系の雑誌や「ああっ女神さまっ」等…気持ち良い位、雰囲気に合ってねえよ!!(笑)
ただし(偶然かもしれませんが)皆、紳士でしたので嫌な感じはしなかったのですよ(笑)『月天』で奥の座敷から『愛国戦隊大日本』の大合唱が聞こえた時の様な嫌な感じは無かったです(コレは悪すぎる例かも知れませんが)「駄目オタク…キモッ!!」と言う感じはなく
「君たち痛いケド…ちょっと可愛いよ!!」
…と肯定的に受け取れます(ワシだけですか?!(笑))
それから、グッドウィル店内側の窓には曇りガラス(?!)の様な物がはめ込まれており、向こう側が見えない様にしてありますが、うっすらと人影は窺えます。それが丁度、入店待ちの行列に当たっており、店内から外で待っている人の姿が、おぼろげながら見えるのです。
コレがまた傑作でして
男性客にはミリタリー系が結構いるのですが、このミリタリー系が窓の向こうに立っていると軍人にしか見えないんですよ(笑)2つしかない窓に両方軍人が見えると軍かゲリラに包囲されている気分がしてきます。自分は今回…メイドに囲まれ、優雅な貴族気分に浸るハズだったのですが、クーデターに敗れ、軟禁されている高級将校の気分を味わう羽目になりました(笑)
…こーなると、甲斐甲斐しく御主人様に仕えている(と言う設定のハズ)のメイド達も諜報部の回し者に見えて来ます。自分は別次元で楽しめました(笑)また行きたいです♪
店を出た後、長月君にPS2を返しに来た消火器嬢と合流。軽く色々な店を覗いた後『巫女茶屋』で談笑。こちらのコーヒー系のメニューは中々美味でしたよ!!巫女さんも可愛かったですし♪
ちなみに先程の感想を長月くんや消火器嬢に話した所大ウケ(笑)長月君に「何、マーケティング・リサーチしているんですか!!」…と注意される始末。そー言えばメイドさん見た記憶殆ど無ェ…何しに行ったんだ俺は(笑)
とにかく楽しかったです。素敵ツアーに誘ってくれた長月くん!!「蒼天航路」と「20世紀少年」について共に熱く語ってくれた消火器嬢!!どうもありがとうございました!!
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