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アニタ・ベイカー

Anita BAKER

Rapture (1986) Elektra

アニタ・ベイカーは、クワイエット・ストームの代表的な女性歌
手。ジャズの香りを微かに漂わせたムーディな歌声で、80年代の夜
を彩りました。

アニタのキャリアは、チャプター8のヴォーカルに加わったのが
始まり。ソロ転向後二枚目となる本作では、当時の仲間、マイケル
J・パウエルがプロデュースを担当。なんと500万枚ものヒットを
記録して、アニタをスターダムに押し上げました。もちろん内容も
充実の一枚。冒頭 "Sweet Love" のイントロから一気に甘美な世界
へ。他に、ディオンヌ・ワーウィックの "No One In The World"
もカバー。これ以上、望みようがないほどの完璧な名盤です。