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ダニー・ジョンソン

Danny JOHNSON

Introducing Danny Johnson (1978) First American

ダニー・ジョンソンの魅力は、端正なファルセット。滑らかな歌
声を見込まれて、シャイライツのリード・シンガーに抜擢されまし
た。ただし、アルバムは1976年の「Happy Being Lonely」のみ。
ユージン・レコードの後任という大役は、重かったのかもしれませ
ん。ダニーが選んだのは、脱退とソロ歌手への転身でした。

仕切り直しのデビュー盤は、アーチー・ラッセルのプロデュース。
キンズマン・ダズとの競作 "I Might As Well Forget Loving You"
を収録。柔らかなバラードを基本に、ディスコ・タッチのダンサー
まで自在に歌いこなす構成。グループ・ヴォーカルの制約から解き
放たれて、ダニー・ジョンソンが真価を発揮した作品です。