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クール&ザ・ギャング

KOOL & The GANG

Emergency (1984) De-Lite

クール&ザ・ギャングの歴史は、70年代、80年代、90年代以降
の三期に分けることができます。ストリート系ファンクをベースに
ディスコ・ヒットを連発した70年代も悪くはありません。しかし、
最も充実していた時代となれば、やはりジェームス "JT" テイラー
をリード・ヴォーカルに迎えた1979〜1986年でしょう。

この間に発表されたアルバムは7枚あって、どれも良い出来。本
作からは、バラードの"Cherish"、ダンサブルな "Fresh" の2曲が1
位を記録。含めて4曲のトップ10ヒットがあって、ベスト盤のよう
な作品。プロデューサーは、ロナルド・ベル、ジム・ボンフォンド
と、クール&ザ・ギャング。心に残る、80年代の名盤です。