1:九品仏小学校で一番の思い出
2:近況
3:教え子・卒業生への一言メッセージ
樋田 典子 現職
卒業式の朝、教室で一人一人の名前をかみしめるように呼びました。返事をする子供達の声も何か緊張しているように思えました。毎日、健康観察のためにあたりまえのようにしていることが、その日だけは特別の事のようでした。でも、そんなひとときを味わうことのできた私は幸せものです。
社会の変化に伴い、子供達の心も様々に変容を見せ、小学校高学年を担任することは本当に大変だと言われています。でもこの二年間、私はいやだと思うことは一度もありませんでした。それは子供達がいつも素直で、私の言葉を待ち、私を信じてついてきてくれたからです。今、心から「ありがとう」と言いたいです。
そして、つきなみですが、これからも「めぐりあいを大切に」していってほしいと願っています。人は一人では生きていけないのですから。
松橋 勇 現職
1:すてきな最後の授業(卒業式)ができてうれしくおもいました。一人一人がとても輝いている子供達を無事に送り出して来年度もがんばるぞと決意しました。
2:明るくバイタリティある子供達に囲まれて過ごした二年間は笑いの絶えない楽しい毎日で、たくさんの思い出ができました。行事などの取り組みに積極的で、責任感をもって活動してくれた子供達から多くのことを教えられ、私もチョットは成長できたように思います。
3:よき友をたくさんつくり、自分を磨いていって欲しいと思います。
羽田野 泰江 S62〜H9
1:今年高校三年生になる子ども達が日光林間学園にいったときのこと。「は虫類館」に行き、子ども達はヘビを首に巻きB冷た〜い、気もちいいCと大はしゃぎ。石塚先生は、オオサンショウウオをだいて大感激。いつも元気いっぱいの玉田先生と鈴木先生は、部屋に入れず、ブルブル体をふるわせ外で待っていました。私は、一応部屋の中に入りましたが気もち悪くにげ回っていました。日光の話が出ると、このことが思い出され、一時、話が盛り上がるのです。楽しく懐かしい思い出です。
2:「笑顔」ということばが好きです。卒業アルバムの寄せがきには、いつも「笑顔を持ち続けてください。」と、書かせてもらっています。笑顔があると、なんだか気もちがほっとし、人と人との関係が豊かになるように思えるのです。もちろん、つらく、悲しく悩む時は別ですが…。これから、多くの人との出会いがあります。笑顔をどうぞ忘れず持ち続けてください。
青木 芳恵 H2〜9
早いもので、九品仏小学校にお世話になってから、七年の月日が経ちました。その間、担任として直接関わった子は百二十余名ですが、その他、委員会クラブ等でたくさんの子供達と楽しく過ごすことができました。九品仏の子供達は、どの子も明るくのびのびと育っていて、素直な心をもった子供達だなと振り返って思います。
七年間の一番の思い出は、初めて卒業学年をもち、卒業式を無事に終えることができたことです。その子達は初めて担任として関わった子でもあり、今は高校一年生になりました。中学校三年間の中でいろいろなことがあったようですが、その子達に九品仏の町で顔を合わす度に、大きく成長していく姿を見るにつけ、大変嬉しく思っています。
九品仏小での七年間は、教師としての私を育ててくれた、大変思い出深い時間でした。私にとっての九品仏は、第二のふるさとのように思います。さまざまな形でたくさんの方々にご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
九品仏小学校と同窓会の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
福島 恵理S57〜63
子育てに忙しく日々を追われていますが、同窓会だよりを開くと「あの頃」に戻ります。今後も楽しみにしています。
(福島県在住)