◇◇◇◇◇◇◇
母校の近況
◇◇◇◇◇◇◇
九品仏小の一員として 遠山 純子
早いもので九品仏小に勤務して今年度で8年目になります。落ち着いた住宅地にあり、保護者の協力が得やすく、そしてそれに加え、駅から近く、ほどよい規模の商店街がありetc・・・。
九品仏小学校は私にとって気持ちよく通勤できるすてきな学校、というイメージでした。しかし・・・。一昨年度の50周年行事のあたりから自分にとっての学校はただそれだけではなくなっていきました。まず学校を支える方々のアツい思い。熱い、厚い、そして篤い心。(どの字を書いても当てはまります。)そんなアツさを感じた私は、式典係としての構想を最初の計画とはずいぶん変え、ある一つの方向へとまとめていきました。
それは「地域と自分」。子どもたちのそれぞれの学年に合わせて「地域と自分」を考え、調べ、発表してもらう、これが私の出した結論でした。そしてこの計画を実践するべく制作過程を見ながら、そして何より発表の日を体験しながら、自分の中にある九品仏小学校に対しての思いがよりいっそう変わっていくことがわかりました。それはこの学校にいる喜び、愛校心、地域を敬う心が段々湧いてきて、今までとは違う自分になってきたことでした。
今、自分にとっての学校は、私が7年前に初めて来たときとは少しずつ変わってきています。それは一口には言えませんが、より自分に近く、そして自分のもののように愛するべき対象になってきています
。その学校がよりよく存在していくために我々教員にできること、それを考えて今年度は特に研究に力を入れてみることにいたしました。テーマは子どもの実情に合わせ「聞く、話す」です。これは単に教師による国語の授業だけに展開することではなく、広く学校生活全般にわたり、取り組んでいきたいことだと思っています。
そしてそのためには学校職員のみならず、保護者や同窓会をはじめとする地域の方々にも協力して頂きたいことが多くあります。詳しいことはホームページやその他色々な機会に書かせて頂きます。
しかしそのコンセプトは子どもと学校職員そして保護者、地域の方々が一緒にです。周年の時と同様、応援をよろしくお願い致します。
ある日の授業風景