先生・職員の方々からのメッセージ

 

地域と共に発展する九品仏小学校   副校長 平田 一  H18〜20

九品仏小学校は公立小学校です。公立の第一の特徴は「地域に根ざした」と言うことでしょう。「おらが街、九品仏の学校」「地元の学校」として発展してきました。地域の人は「土の人」としてこよなく子どもと学校を愛しています。教師は「風の人」としてその人たちに奉仕する脇役に過ぎません。

第二の特徴は公立学校には、いろいろな子どもがいるということです。「いろんな人がいるから公立学校はおもしろい」とも言えます。地域には多様な経歴を持つ人が住んでいます。その子弟が公立に入学し、ぶつかり合い、助け合い、また、様々なタイプの教師や地域の人たちと関わり合いながら日々成長を遂げていきます。

人間関係は大人も子どもも難しい時代になりましたが、九品仏の子どもは「友達に会えるから学校が楽しい」と答えます。子どもの生活にしめる学校の存在は今でも大変大きいのです。九品仏小学校が、彼らのその後の人生に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。私も「風の人」として本校に三年間お世話になりました。「子どもが育つ学校は、教師・保護者・地域が育つ(育っている)学校でなければならない。」ことを九品仏小で確信することができました。ありがとうございました。

 

心温かな 九品仏小学校   戸畑 浩司  H18〜20

 思い出のたくさん詰まった九品仏小学校での3年間でした。

3月に巣立っていった卒業生が4年生の時に担任として赴任してきたので、卒業式ではたくましく成長した子どもたちの姿を見ながら、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 3年前、キャリア教育として地域を調べる活動に取り組みました。九品仏には浄真寺があります。毎年夏には、さぎ草がきれいな白い花を咲かせます。自然を生かして楽しく遊べるねこじゃらし公園やぽかぽか広場もあります。九品仏のことを色々と知るにつれどんどんと愛着が深まっていきました。

 九品仏の子どもたちは、上級生が下級生のめんどうをよく見てあげて、いつも家族のような温かさがありました。みんなが仲良く活動した全校遠足や縦割り班遊びは、とても楽しい思い出のひとコマです。

 また、14年ぶりに1年生を受け持つことができ、今まで泣いていたと思ったら、ちょっとした出来事ですぐにこっと笑ったり…。運動会や学芸会では、みんなで心を一つにして力いっぱい頑張りました。毎日帰る時には、一人ひとりと握手をしてじゃんけん遊びでふれ合うことができました。子どもたちの目の輝きをそばで見ながら、とても幸せな日々でした。

 優しい子どもたち、温かいご支援をいただいた保護者や地域の方々に支えられながら、3年間を楽しく過ごすことができました。

 心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

九友会より

 秋山 忠夫 先生  S35~42

八幡小学校と尾山台小学校の中間に位置して住宅地として環境のよい地域にありました。また父兄の方々は教育熱心で学校に協力的でした。私にとっては今でもよい印象を持っているなつかしい学校です。当時の私は熱心で及ばずながら児童教育に当たっていました。現在私は93歳の高年齢で馬齢を重ねるのみの状況にあります。健康状態を維持して周囲の方がたに対して感謝しております。

 鈴木 宣雄 先生  S32~42

私は九品仏小が、木造校舎だったころの担任でお世話になりました。当時は1年生・2年生が二部授業でした。11年間続けました。私は何期生卒の担任ということはしたがってありません。九小の同窓会の発展を念じております。

 宮川 ミツ 先生 H5~10 家庭科

同窓会の会報を送って頂きまして有難うございました。とっても嬉しかったです。なつかしく読ませて頂きました。「OOの品格」と最近よく聞くことばですが「学校の品格」ということばがあるならば、私は自信をもって九品仏小学校と、その同窓会をあげたいと思います。それは九品仏小で学んだ方々の品格の何物でもないと思います。一層の御発展を心より願っております。

 井上 武司 先生  S43~48、17期卒担

拝啓、山田淳一君の同窓会副会長。心から嬉しく思います。17期の代表としてご活躍くださいますこと御祈りいたします。原田隆子さんにもよろしく。

 

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