一日目
 ○ 出発

朝4時起床、最近は子供を寝かしつけるのに9時前には寝てしまい早起き癖が付いているのであまり苦にはならないのですが、やはりちょっとつらいですね。
 荷物の最終チェックを済ませ、家内に浜松西インターまで送ってもらいました。
 西インターには集合時間5時45分の15分前に着きましたが、まだ誰も来ていないのでしばらく車の中で待っていました。
2、3分するとぱらぱらと集まってきたので車を降りてバスを待ちます。

予定の時間ぴったり5時45分にバスが到着しましたが、まだ一人来ていないらしく添乗員がばたばたしているところに遅れて最後の一人がやってきました。
 全員揃って無事セントレアに向けて出発です。
 バスの中で添乗員から中国の入出国に必要な書類の記入方法の説明があり、セントレアに付くまでに書類はすべて記入を済ませました。

途中、美合パーキングでトイレ休憩し、セントレアには予定よりやや早く7時10分頃到着しました。
 日本航空のカウンターでチェックインを済ませ荷物を預けた後、出発までの時間をレストランで過ごし腹ごしらえをしました。
 朝食後、少し早めに出発ゲートに向かいましたが、9時35分出発のJAL661便広州行きの出発ゲートは一番奥です。
 セントレアに来るのは3回目ですが、飛行機に乗って出発するのは今回が始めてです。
 スカイデッキや店が並んでいる辺りはよく知っていますが、搭乗口などは全く判らないので、いかにも田舎から出てきたおっさんのように辺りをきょろきょろ見渡しながら歩いている姿は知り合いには見られたくない姿です。

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 早目に出発ゲート前に来ると人はまだ数人しか来ていません。
 窓の外の飛行機をぼーっと眺めてすごしているうちに、搭乗時間が近づいてきました。

 いつものようにエグゼクティブクラス利用や小さい子供連れの人から搭乗できるのですが、これまでに新幹線はもちろん、在来線でさえグリーン車を利用したことの無い自分には一生真っ先に搭乗できることは無いかも知れないと思いながらエコノミークラスの搭乗案内を待っていました。

 しかし子供たちが小さい今のうちに飛行機に乗ることがあればファーストクラスの乗客のような顔をしながら真っ先に搭乗できるなあ、などとくだらないことを考えているとやっとエコノミークラスの案内がありました。

 座席は64Dと中3席の通路側でしたが空いていて空席だらけなので、子供のように窓際の座席に移動しました。
 飛行機に乗る機会は少ないので今でも飛行機の窓から見る景色が大好きなのです。
 通路側の席になってしまった時に窓際の人が旅慣れた人の場合、決まってシャッターを閉じて寝てしまうのでがっかりすることがありますね。
 そんなミーハーなので窓際に座れてラッキー!と思っていると、いよいよ出発の時間が来ました。
 いつも離陸の時は手足に力が入ってしまうのですが、やはり今回も力が入ってしまいます。
 飛行機事故の70%が離着陸の時に発生しているという事実が、手足に力を入れさせてしまうのです。
 何事も無く無事離陸すると天気が良く中部国際空港が眼下に広がっています。

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 順調に飛行すれば現地時間12時45分に着陸予定です。
 時差がマイナス1時間なので4時間10分のフライトですね。

 目指すは中国広東省広州白雲空港。