一日目 中半 横尾−本谷橋
ようやく横尾大橋が見えてきましたよ〜。
この頃には雨もすっかり上がり、
青空が見えています。
とーととかーかでけんぴをおだてながら何とか横尾にたどり着いたのは11時です。
標準コースタイムでは60分の所を、1時間35分かかってしまいました。
けんぴにとってはかなりつまらないコースだようですねぇ。
先に行ってもらったくわさん父子とだーだが休憩していましたよ。
ここでけんぴの様子を見て、がんばって涸沢まで行くか、諦めてここでテント泊するかを決めます。
ちょっと早目ですが、とりあえずお昼ご飯を食べてゆっくり休憩することにしましょう。
お弁当を食べていると、梓川沿いのようにカモは寄ってきませんでしたが、トカゲがちょろちょろしていて子供たちが捕まえて遊んでます。
しつこく追い回していましたが、トカゲもいい運動になったでしょう。
だーだ達と合流してけんぴもずいぶん元気になりました。
けんぴにまだ歩けるか聞いてみると大丈夫だって言ってます。
ここから先は山道になるよって言ってあったので、それを楽しみにしているようですねぇ。
それと、にーにが歩けるなら自分も歩けるって思う、けんぴの負けず嫌いの性格のおかげもあったようです。
けんぴがその気なら、最後まで行ってみようと決心しました。
けんぴの場合餌で釣るよりも、負けず嫌いな性格をうまく利用するのが良かったみたいですよ。
その代わりにしっかり休憩をとってから歩こうと思います。
その為に先に横尾に到着していたにくわさん父子とだーだの3人は11時45分に先に出発してもらいました。
ところがその姿を見てけんぴも
「早く行きたい〜」
って言い始めました。
急いでトイレに行ったり、水の補給をして再出発の準備を整えて横尾を12時5分に出発しましたよ。
結局たっぷり1時間の休憩をとりましたから、体力的には大丈夫でしょう。
横尾大橋を渡り、いよいよ登山道らしい道に入っていきます。
平坦な道と違い、けんぴの大好きな登山道です。
横尾までの道のりでグズを言っていたのが嘘のように張り切って歩いていますねぇ。
結構距離がありましたが途中で休憩もしないでどんどん歩いていきますから、よっぽど横尾までの道のりはつまらなかったんでしょう。
13時22分に本谷橋に到着です。
横尾から本谷橋までの標準コースタイムは1時間ですが、1時間17分とまずまずのペースで歩いてきました。
本谷橋は混雑回避のために仮の橋も設置されています。
先に出発したくわさん父子とだーだがまだ休憩していましたよ。
水分補給と行動食を食べてパワーを蓄えます。
ここからしばらく急な登りが続きますからねぇ。
くわさん父子にテン場の場所取りをお願いして先に行ってもらい、だーだは今度はとーと達と歩きます。
良い場所を確保するために出来るだけ早くテント場に着いてもらわないといけないですからね。
くわさん達が出発してからじきにとーとたちも出発です。
階段の様になった岩を登るので体力勝負ですよ〜。
けんぴは大丈夫かな〜?て思ったらますます張り切って登り始めてました。
急に張りきり出したけんぴですが、果たして涸沢までたどり着けるでしょうか〜。