一日目 後半 本谷橋−涸沢

本谷橋で休憩を終え13時35分、いよいよこのコース一番の急な登りを歩き始めます。

けんぴはますます張り切って登ってますねぇ。
だーだもDSソフトがかなり効いている様で、グズ一つ言わずに登ってますよ。テヘッ

スタート時の雨で機嫌が悪かったかーかもピーカンになった事と、目的地まであと一息のところまで来たので上機嫌です。

徐々に標高が高くなり、もみじ01もみじ02した木がチラホラ見えるようになってきました。

こまめに休憩をとりながら進まないと、いよいよとーととかーかがへばってきました〜。ウワーン

この位置からだとまだまだ目的地の涸沢カールは見えていませんが、穂高の山々の稜線は見えてきました。

1時間ほど歩いた所で急な登りの岩場が減り、少し歩きやすい道になりました。

さらに歩いていくと、しばらくは遠くに聞こえていた水の流れる音がまた近くで聞こえるようになってきました。

本谷橋を出発して約1時間半、15時に大きな岩がごろごろしている沢にたどり着きました。

ここから先はこんな感じの道が続きます。
ここを登りきったところが涸沢カールです。

標高も高くなり、紅葉した木々が綺麗ですね〜。ニコニコ

ここまで絶好調で歩いてきたけんぴもさすがに足の疲れが出てきたようです。
かなりのペースダウンでしたが、何回も休みながら少しづつ進みます。

一方だーだの方は、やっぱり体力ありますね〜。ビックリ
ずっと軽快に歩き続けていました。

15時42分、ついに涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐点までやってきました。
ここまで来ると涸沢ヒュッテの展望テラスに立っている吹流しが見えてきますよ〜。

直接テント場の方に行く為に涸沢小屋の方向に登って行きます。

もみじ01紅葉もみじ02した木々の間を縫って歩いていくと・・・

やった〜!!ニコニコ
ついに涸沢カールのテント場に到着です。
到着時刻は15時55分。
本谷橋から2時間20分で涸沢到着ですから、かなりへばっていたわりに結構早かったですね〜。

上高地バスターミナルを6時50分に出発してから9時間5分かかりました。
休憩を多めにとってきたのでかなり時間が掛かりましたねぇ。

それでも最後はだーだ以外はかなりへばっちゃいましたが、家族全員で憧れの涸沢まで歩くことが出来ました。
景色の素晴らしさだけでなく、子供達の頑張り感激キラキラしてしまいましたよ。ニコッ

テン場の受付をして、くわさんがシートを敷いて場所をとっていてくれた場所にステラリッジ4型を張りました。

涸沢ヒュッテの展望テラスには、山の景色をカメラで狙っている人が大勢います。

とーともデジイチカメラを持ってきたかったのですが、子供達の分の荷物を背負うのに精一杯でとてもそんな余裕は無かったです〜。

涸沢ヒュッテからテント場を見下ろしましたが、思ったよりもテントは少ないですね。
やはり先日のSWがピークで、500張り以上だったらしいです。
今日はその半分以下でしょうか。

向こう側には涸沢小屋が見えていますね。

空には鱗雲が広がってきましたよ。
紅葉の涸沢とベストマッチングですね。

山の夜は早いです。
急いで夕飯の支度をしますよ〜。

今日はアルファ米の五目御飯とレトルトの卵スープ、さばの煮込み、ソーセージです。

ギガパワー地オートイグナイター付きなんですが、山ではオートイグナイターが役に立たない事を知らされました。
気圧のせいなのか、気温のせいか判りませんが、いくらカチカチやって火花を飛ばしてもガスに火が着かないんです。ガーン

事前に山には電子ライター以外のライターかマッチが必需品だとネットで調べてあったので、100円ライターを持っていました。
それで火を着けたら一発でしたね〜。ビックリ

食事を作り始めた頃には、早起きと疲れのせいで子供達はシュラフに潜り込んで寝てしまいました。ガーン
夕食を食べさせる為に無理やり起こしましたが、寝ぼけまなこで食べてましたねぇ。

無事食事を終えることが出来ましたが、食べ終わった頃には薄暗くなってしまいましたよ。

今日は中秋の名月でした。

コンデジで手持ち撮影なのでうまく撮れませんでしたが、素晴らしい満月でしたよ。

山の夜は早いです。
夕食後くわさんとウイスキーを一杯やって、8時には寝てしまいました。ZZZ…
周りの人も早かったですよ〜。