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とーとの実家、かーかの実家に連続して泊り歩いていた短い正月休みの間、何気なく新聞広告を見ていると「坪単価24万円より」の文字が目に。
40坪の家が960万円で建つのだ、しかも前からかーかの実家の方で家を建つなら畑に建ててもいいと言われていた。
960万円なら20年フルローンでも今の家賃よりも安いじゃないか。(この時点では諸経費、オプション、その他工事費がかかることなど、家づくりに関しての知識は全く無かった)
だーだが小学校に上がるあと3年の間には何とか家を建ててこの狭い借家から脱出しなければとは思っていたが、土地があるならまだまだ先でいいと思っていた。
それまでは家づくりには全く興味が無かったとーとあったが、この広告で火がついてしまった。(安売り広告と季節限定商品に弱いとーと)
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安い坪単価の広告の主、○ンチュリーホームの展示場にでかける。
駐車場ではサルの着ぐるみの営業マンに出迎えられたが、だーだは着ぐるみを怖がってとーとにしがみついて離れようとしない。
「猿、あっちいけ」と言いながら展示場の中に入る。
ここで初めて来場者アンケートなるものを書く。年収とか勤続年数とか土地の有無など言ってみればかなりプライバシーに深く立ち入った内容ばかりで正直に書くのをためらうくらいだった。
このメーカーは設備は豪華絢爛で各メーカーの最高級品を標準装備にしている。
一通り展示場を見終わった後、なぜ○ンチュリーホームの家はこんなに安く建てられるのかを延々と聞かされる。
建築予定は2〜3年先とアンケートに書いてきたのでその後のしつこい営業責めに遭う事は無かった。
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定番のSBSマイホームセンターに出かける。
入り口にある駐車場に車を停めたので特に考えも無く駐車場のすぐ前の○条工務店の展示場に入った。
かーかの実家も○条工務店で建てたという事で和室と縁側周辺の作りが良く似ている。
帰り際に40坪程度の家で坪単価はどのくらいかと聞いてみたら50万からですと言われ、こりゃだめだと思いながら展示場を出る。
しかしもらった粗品はここが一番良かった。子供用にはプラモデル、大人用には小鉢とさすがだ、でもこれって坪50万円の中に含まれているんだよな。
次に入ったのが積○ハイム。
ここもさすが大手という感じ。しかし展示場には案内の女の人が一人居ただけで案内してもらっている途中で他のお客さんが来たらそっちに行ってしまい勝手に見て回っただけだった。
帰りも勝手に出てきたので粗品も貰えなかった。(粗品目当てのせこいとーと&かーか)
三○ホームに勤める甥っ子に電話をしてみたが研修の為出張中で居なかったが、モデルハウスには入ってみる。
中には三○ホームらしくないジャージっぽいズボンをはいた女の人がいて案内してくれたが、途中で他のお客さんがきて相手にしてくれずかってに見て回った。
天竜川駅展示場の建物はずいぶん古いらしいが外観、内装共に三○ホームらしいおしゃれなものだった。
さすがにインテリアコーディネート料が見積もりに含まれているという感じがする。
帰り際に富○ハウスの展示場の前を通りかかったら玄関前に営業マンが立って「どうぞ見ていってください」と呼び込んでいる。特に急いで帰る用事も無いので粗品目当てで入ってみる。
純和風の家だ。あまり興味が無いので適当に見て、適当に質問して帰ってきた。
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広告に○イフルホームのパラスという使用の家が坪26.8万だと載っていた。
とにかく安く建てたいと思っていたのでさっそく展示場に出かける。
○イフルホームはフランチャイズで浜松インターチェンジの近くにある○イクというところが山梨県、静岡県での施工を行っているようだ。
(現在では○イフルホームのフランチャイズをやめて、自社独自のローコスト住宅を手がけているようだ)
ここの営業はしっかりしていて色々話をした内容はすべて議事録にとっていた。しかも帰り際にはしっかりとこちらのサインを要求してきた。
しかし○ンチュリーホームの展示場に行ってきた事を話すと、センチュリーは基礎の高さが低いとか、設備を豪華にしてごまかしているとか悪口を言い始めたのでちょっといやな感じがした。
しかもなんとなくくどい。
はっきり言ってとーともかーかも苦手なタイプの営業マン。(ごめんなさい)
かなり一生懸命やってくれたけれど、最終的にローコストメーカーではなく高性能住宅を選ぶ結果になったので選択肢から外れてしまった。
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このころインターネットにて家づくりについてのサイトを閲覧しまくる。
それまで知らなかった高気密高断熱とかシックハウスとかいろいろなことを勉強した。
その中で多少金額が高くても長い目で見て高気密高断熱の家を建てたいと思うようになってきた。
インターネットでいろいろ調べていると、アキュラネットという全国の工務店を会員にしたローコスト住宅を手がけるグループで坪38万円からの高気密高断熱の家「はるの」が3月末までの限定で販売されることを知った。
浜松地区のアキュラネット会員の工務店を調べていて、知り合いが勤める○和地健がアキュラネットの会員だということが判った。
○和地健とは以前住んでいた借家と今住んでいる借家と両方を世話してもらった所だ。
しかもそこの従業員とかーかが偶然にも高校の同級生であることから早速電話してみる。
とりあえず「はるの」ではないが三組町で完成したばかりの家があるということで見せてもらうことになった。
細かいところまでいろいろ見せてもらったが非常に丁寧な造りである。
最終的に「はるの」は3月末に契約して7月末までに着工することが条件であったために、土地を除外申請し、農地転用許可が下りるのが10月頃になる予定であるとーと&かーか達には無理である為に断念した。(金額的に非常に魅力があったのだが)
その後○和地健にはいろいろとプランを考えてもらったが高気密工断熱に対してのこだわりを持ち始めていたとーと&かーかにはどうしても魅力が感じられなくなりお断りした。
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地元の工務店である一○建設に間取り案を持っていき、いくら位で建てられるか見積を頼みにいく。
義父と親しい仲であるし、ここら辺では一○で建てている家が多いので腕も間違いは無いと思われる。
またこちらの予算を言えばその中で何とかそれなりの家を建ててもらえるようだ。ただ安い予算で高気密高断熱の家を建てたいという話をしたら、とても無理だみたいな事を言われてしまった。
それでも一応見積もりをしてもらうように頼んできた。
しかしかなり忙しい様子で1ヶ月近くたっても見積が出てくる様子も無いので、結局一切金額の話まで進む事無く終わった。
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甥が勤める三○ホームにも見積もり依頼をする。
三○ホームは2×4のメーカーであるから黙っていても高気密高断熱の家になるはずである。
金額は少し高めだが身内であるから何とか特値が出るかも知れないという期待が有った。
何度か営業所に行きプランや構造の話をした。決算月である3月契約という条件で三○ホームとしては破格の金額が提示される。
デザインはさすが三○ホームと思わせるものがあり惹かれるものがある。
しかし、プランをつめていく中で競合メーカーとの坪単価で差が出てきてしまった。つまり同じ金額でも建築面積が小さいのだ。
リビングをできるだけ広くしてリビングシアターを構築したいと思っていたとーとにとってはどうしても狭すぎる。
広くするにはどうしても金額アップは避けられない状況になり、最終的に断ることになる。
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2003年2月
遠○不動産の袋井市可睡斉にある「可睡の杜」分譲住宅の広告が入っていた。
建売住宅であるが、間取りの参考にと思いちょっと遠いがドライブがてら見に行くことにした。
しかも粗品がハイウエイカードと近くのレストランの食事券だと言うことではりきって出かけた。
金額が安いということで、その後ファイブガーデンズの提案住宅プランの家を見に行ったりしたが、やはり注文住宅と違い間取りの自由度がないことと、高気密高断熱の家ではないことから選択肢から外れる。
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ガイアホームの完成見学会のチラシが入っていた。場所は義姉の家の近くだ。
この時点ではガイアホームなんてメーカーの名前は聞いたこともなかった。インターネットで調べてみると以前はニューハウス静岡という会社名だったようだ。
この家は高気密高断熱にもかかわらず、比較的安い値段(建坪40ちょっとで1600万円切るくらい)で建てられるケベックシティーという仕様らしい。。
外観的にはあまり気に入らなかったが、高気密高断熱の家がこれだけ安いのであれば一度見てみようということになった。
案内ののぼりを頼りに会場にたどり着く。受付で例のごとくアンケートを記入させられた後、家の中に入る。
この時説明してくれた人が現在担当のODさんだった。初対面では40歳過ぎだと思っていたが(ごめんなさい)、後日年齢を知ってびっくり。
もっと若かったんだ。
住宅の性能についてはこの金額でこれだけの性能があるということで非常に興味深かった。
しかしやはり外観がいまいちだ。特に玄関周りが趣味に合わない。もちろん変更はできるらしいがそうすると全体のバランスが悪くなりそう。
営業のODさんはそれを察知してか、一度有玉にある展示場「ひだまり館」を見てもらいたいと言ってきた。
「ひだまり館」はケベックとは全く違う仕様で外断熱工法であり外観も"普通"の家であるという。ただし金額もアップするようだが。
家の近くでもあることから後日見に行ってみることにした。
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ガイアホームの有玉展示場、ひだまり館を見に行く。
ここはハイブリッドソーラーによる全面床暖房の家だ。中に入ってみるとエアコンやストーブと違ったなんともいえない暖かさがある。
広いリビングに勾配天井の吹き抜けがあり、今の借家の居間から思うと夢のような世界だ。
さらにR−2000規格に準拠した仕様であるため夏場の冷房もエアコン一台でも全館快適になるそうだ。
連絡をしないで行ったので完成見学会のときの営業のODさんには会えず、代わりに女性のOTさんに案内してもらった。
いろいろ話を聞いたがハイブリッドソーラーはそれなりに高い。しかも夏場はお湯を沸かすだけになってしまう。
どうせ付けるのであればソーラー発電のほうが良いなあ、と思ったとーとでした。
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