5−F 正面ステップ、ベンチ部製作 (2007年2月4日〜2月25日)

屋根葺きができる状態になったものの、風が強く施工できない日を利用して正面ステップ部とベンチ部の下地を作る作業をしておきましたが、屋根葺きも無事終わったのでデッキ南側のベンチ部の束柱と根太を取り付けました。

先にベンチ部のデッキ材を張ってしまおうかと思ったら、ステップの一段目を先に張ってしまわないとビスが打ち込めないことが分かりました。

 設計変更したおかげでステップの一段目は端材を使える部分が多くなったのでコンベックスで端材の寸法を測りながら使えそうな材料を選び出しました。

 デッキ材の間隔は5mm厚のワッシャを使い、一定に保ちます。(割り箸は落下防止のためです)

 すべてを端材では足らなかったので2本は新しい材料から切り出して張っていったのですが、この部分はコーナー部を後からR形状に切り落とす予定なので端部の揃え方はかなりいい加減になってしまいました。

ステップ部分は短い材料なので気にならなかったのですが、ベンチ部分は3mを超える長さがあるので反りがかなり有り矯正しながらの取り付けとなりました。

 デッキ材をコーススレッドで止める時に頭が深く食い込んでしまうのを防ぐために写真のようなストッパー付きのビットを使ってみました。
 これでねじ込めば勢い余って打ち込みすぎてしまうことを防止できるので安心して作業できるはずです。

 ちょっと予定外だったのは反りにより束柱を上に引き上げる方向に力が働いてしまった事です。
 これにより束石と束柱の間に隙間ができてしまい、上に乗ると「コトコト」と音が出るようになってしまいました。

 この程度のがたつきならそのうちに馴染んでくれるかもしれないと思いそのまましばらく様子を見ることにしました。

ステップ部のR加工をするために水糸の端を輪にし、Rの中心になる位置に挿した画鋲に引っ掛けておき、水糸の反対側に作った輪に鉛筆を差込んだ物で円弧を書きます。

この墨線に沿って切り落とせばきれいなRになるので、ジグソーの出番となります。

しかし直線切りのブレードであっても本来切れる板厚は30mmまでなのを無視して2×4材を縦割りしたらとても酷い切り口になってしまった経験があります。

但し、その時はジグソー本体におまけで付いてきた、見るからに切れの悪そうなブレードを使ったこともあるので、今回は新品の切れのよさそうなブレードをかってきました。


オービタルをオフにし、スピードも控えめにして少しづつ慎重に墨線に沿ってきり進めていきます。

2×4材一本分を切り終えたところで切り口を確認してみると全く問題なくきれいに切れていました。

安心して残り部分を切り落としていき、計画通りにきれいなRで仕上がりました。

これでおっちょこちょいなかーかや子供たちが角にぶつかることも無くなるでしょう。

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