5−E 屋根葺き (2007年2月17日)
珍しく風も無く静かな日だ、と思ったら天気が下り坂で午後から雨が降るらしいのですが、このチャンスを逃してはならぬと朝早くから屋根葺きを始めました。
ポリカ波板を仮置きしてみると計算どおり11尺の波板が7枚でぴったり屋根の大きさに合っていたので、一箇所も切断することも無く打ち付けることができそうです。
逆に考えると材料の余裕は全く無いことでも有って、失敗したら材料が不足してしまうということなんですが・・・。
11尺サイズはホームセンターには置いてないので、失敗して足らなくなってしまった場合はすぐに手に入らないのです。
通常ならホームセンターで手に入る範囲の材料を選択するのですが、今回は屋根勾配を5度しか取らなかったので流れ方向につなぎ目を作ると雨漏りの危険があるのでつなぎ目がなくなる11尺というサイズにこだわったのです。
仮置き後は波板専用ドリルで波板の山部分にした穴を明けて(山部分に穴を明けないと雨漏りする)、波板ビスで止めていきます。
これも安物の波板釘という選択肢もあったのですが、耐久性を重視してちょっと高いがポリカ製の波板ビスを採用しました。
職人の施工を見ると平気で波板の上に乗って作業している(もちろん垂木がかかっている上)のですが、割れないと分かっていてもポリカ波板の上に乗ると気持ち悪いので乗らないように作業していきました。
母屋との雨仕舞はポリカ用のアルコール系コーキング材を使い波板と母屋の壁との隙間を埋めていくのですが、アルコール系には透明タイプが無く白色を使ったのでかなり目立ってしまいます。
下から見上げた範囲では目立たないだろうという事と、予定より上部の隙間が少なくて塗りにくい事も有ってかなりいい加減なコーキングになってしまいました。
昼ちょっと過ぎに作業が終わり、昼食を食べていると天気予報どおり雨が降り出しました。
塗ったばかりのコーキングが流れてしまわないかちょっと心配でしたが、大丈夫だったようです。
心配した雨漏りも全く無く完璧な工事でした。