5−H 床材張り (2004年3月17日〜4月15日)

 庭側からの上がり口のステップ部は斜めになっています。
 それに合わせて床材の端部も斜めにカットする必要があり、面倒なそちら側から張るように材料を切り出していきました。

 特に一番目の床材は斜めカットもあるし、3本の柱部分を切り欠いての現物合わせになるのでちょっと大変です。

 鉛筆を使いケガキを入れておくのだが木が反っているために、きっちりとしたサイズで切り出すことが困難なのです。

 予想通りケガキ線どおりに切り出しただけでは嵌ってくれないので、少しづつ削り込んで調整しながらぴったり合うようにしていきます。

 4回ほど調整したところで、少し力を入れればスポッと入るようになりました。

 続けて斜め部分の床材を切り出していったのですが、あらためて床材の2×6材を見ると節や割れ、ささくれが多くがっかりしてしまいました。

 購入先の「サニーウッド」に購入前に問い合わせた時には必ずどちらか一面は床材として使用できるレベルなので余分に材料を購入しておく必要は無いと言っていたのですが・・・・。

 結局は以前購入したWEBショップと内容的には全く変わりなく、床材として使用できる材料が足りなくなってしまいそうな予感がします。

 床材の反りを自動車用のジャッキで矯正しながらコーススレッドで固定していきます。

 床材と床材の間に5mm厚のワッシャを挟んで隙間を確保しているのですが、反りの激しい材料を矯正して固定した場所はワッシャが固く挟み込まれてしまい抜くのが大変でした。

 上がり口のステップの部分だけでも張ってしまおうと2×6材の両面の程度を確認しながら選んでいくのですが、やはり思ったよりまともな材料が少なかったですね。

 見た目はともかく、節やささくれで子供たちが怪我をしてしまいそうなので、素足で歩いても大丈夫なように何か補修をしなければならないと思います。(材木屋にだまされたなあ)

 床張り工事の途中には両サイドの床材を張ってある以外では、リビングからの出入り箇所は2×6材を並べてあるだけなので子供たちが足を挟んでしまいそうで心配です。
 その為出来るだけ早く床張りをしてしまいたいのですが、なかなか手をつけられないでいました。

 久しぶりに手が空いたのでさっそくウッドデッキの床張りの続きをすることにしました。

 床材を仮置きしてみると最後の部分は2×6材では幅が広すぎ、2×4材では幅が狭すぎるので、ちょうど良い寸法に2×6材を縦方向に切り出さなければなりません。

 床材を張る部分を測ってみると家側と庭側の幅が違っていて10mm程台形になってしまっています。

床材と床材の隙間を少しづつ調整しながら最終的には真っすぐ切り出した材料をはめられるようにしました。

 床材張りが無事終了しました。

構想では床下収納兼点検口を作るようになっているのですが、材料の歪が大きく材料のカット寸法が定まらないので一旦床を完成させ、その部分をケガいて現物合せで収納部分をくり抜いてハッチを作ることにしました。

屋根があり雨をしのげるにもかかわらず、すでに床材にクラックが入ったりしている部分があり、このままでは素足で歩くにはちょっと危険です。

特にまだ子供たちの足の裏はやわらかいのでしばらくはスリッパ履きにしなければならないかもしれないですねぇ。

 あらためて安物の材料を使ったことを後悔しました。

床材だけでも節無しの良い材料を使うべきだったことと、縦方向にはじめからクラックが入っている材料があったことを考えると、材料の購入先によっても仕上がり具合は大きく変わってくることでしょう。

 せっかくのウッドデッキを素足で歩けないのは残念なので、木工用パテを使って抜け節やクラックの補修をしなければならないなあ。

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