THE MUSEUM
杉戸平野堂のノブさん、このたびは誠にありがとうございます。
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1998年6月26日
ふと入った渋谷のRECO-FANで、真梨子さんのLPが目に入った。
当時は、それなりには持っていたが、コレクターなどとは程遠く、真梨子さんを聞くために持っていただけである。
前年の香港ツアーに参加し、春はtiptopのスプリングバージョンという頃で気持ちも盛り上がっていたのかも知れない。その目についたLPを確か6枚購入した。誰かにプレゼントしようくらいのつもりであった。
ここからが、コレクターへの道の始まりである。
もとより、真梨子さんのサイン入りのコンサートのパンフレットを、会場アンケートの「抽選」で当時のザ・バードコーポレーションからいただいたりしていたので保管しようという思いはあった。
 
そこから13年
真梨子さんの作品、リリースされたEP LP CDはもとよりカセットテープやペドロ&カプリシャス当時の作品にいたるまで、あらゆるものを集め始めてしまった。その範囲は、音楽メディアだけでなく雑誌インタビューからプロモーション盤、コンサートのリーフレットにいたる、あらゆるものにまで及ぶ。
 
その中には、駅の掲示板に貼られていたポスターや、地下鉄のドアーに貼られていたステッカーの新品もある。また、PM主催の真梨子さんの全パーティーの写真アルバムなども皆さんのおかげで集まってきている。また、あるご縁で入手した出演番組の台本や、普通では入手できない映像記録までコレクションが広がっていった。

また、嬉しいことにPMから、2008年のカーネギー公演のお土産の、音符型鉛筆も抽選でいただいた。
まさに、コレクションがコレクションを引き寄せるという不思議を本当に体感している。

今回、2月14日のバレンタインデーに、ある方を通じてびっくりするお話をいたただいた。
「てまり」当時のメンバーである、コレクターの杉戸平野堂のノブさんから所蔵の真梨子さんのコレクションのすべてを、無償で譲渡していただくというお話である。杉戸平野堂さんのコレクションは、同じCDでも、リリースされた段階での品番にまでこだわりがありまさにコレクターのコレクションであると尊敬していた。
もちろん新品同様のAランク品ばかりである。
 全てとなるとどのくらいの金額になるかは想像できた。
当然、保管用の専用のチェストを発注し、準備万端、コレクションの到着をお迎えいたした次第である。
 
よって、杉戸平野堂さんのコレクターズアイテムとMDF音楽館所蔵の稀少品アイテムとが2月27日、見事に合体する運びとなった。
 
これにより、日本で2番目のコレクターから、半歩くらい席次を上げることができたかのような感慨がある。ナンバーワンかどうかはわからない。私以上の方にお目にかかったこともない。
しかし、MDF音楽館のさまざまな記述との合体を考えれば、
オンリーワンであることは確かである。
 
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これらの奇蹟も、日頃から、LIONSさんはじめマリーズ・ツアーのメンバーの皆様のご支援と励ましのお蔭であると感謝いたしております。
いつも誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
2011年2月27日
MDF音楽館MDF
 
 
 
 
 
MDF音楽館所蔵 Collection
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