真夏のあまのじゃく 
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更新日 2011. 8. 13
1. サマー・アクトレス
2. 好きなんだもの
3. 月がよぶ夜
4. 私の中のミラクル
5. あやとりしよ♪
6. 愛しきひとへ
7. 幻想月夜
8. Will you love me?
9.
哀しみパージョン
10.
もしもし聞こえますか?
11.
超自己中の夢だから
12.
夜空に輝く恋
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サマー・アクトレス 
恋しさは 隠してしまえ
胸躍る気持ち 化粧の下
日焼け止め いえ心止め
それでもこぼれる 愛の言葉は
レモン・ソーダの 泡にとかして
ストレート それもいいけど どうかな
平凡な恋 そろそろ 飽きてるよね
ちょっとスリルを 味わってみる?
誰も思いつかないような策 いいんじゃない
「愛してる」 大事な言葉は そうね
プライド高い あなたに言わせてあげる
最初はわざと 断ってみせようか
気のないフリなら あなたはどう出る?
「ごめん」 心がそろそろ泣き出した
大好きなあなたの 悲しむ顔など
見たくないという 笑顔が好きだから
でも怒った顔なら なかなかいいかも
恋しさは 隠しきれずに 慌てさせる
胸高鳴り過ぎて 仮面がはがれる
ああ 心のままに 近付いてしまう
あなたにふれたい 心の奥までも
アクトレス 演じきれずに 崩れてしまう
アクトレス 愛し過ぎて なれやしない


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好きなんだもの
一緒よ いつも どこにも
あなたに くっついている
放しちゃ嫌よ 許さないから
可愛がってよ 一日もかかさず
好きよ いつも ささやく
あなたの耳元 山彦みたく
他の娘に やさしくしないで
私だけよ 独り占めしたいの
車の助手席は ねえ 私だけ
仕事以外のひと 乗せないで
メールか電話 一言でもいい
毎日あなたを 感じていたい
でも ひとりになりたい時は
それとなく察して 離れてるから
ただ私の事だけは 忘れないで
誰より心配し 見守っているから
あなたにとって 一番大切なひと
そのポジション ずっと憧れてた
いつか 言葉は交わさなくても
心通じ合う そんな仲になりたい
私にとって 一番大事なひと
いつも 遠くから話しかけてたけど
今は一番近くで 愛のテレパシー
送り続けてるの 気づいてるかな


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月がよぶ夜
さあ 逃げよう ふたりだけの世界
私たちの行く道は たとえ険しくても
どんな時も一緒 だから怖くない
ほら 何て美しい三日月
まるで私たちに 微笑んでいるみたい
あなたは もしかして月の使者
風が追い打ちかけた 「早く行け!」
誰にも邪魔など できはしない
運命にも 宿命にも 怯まない
いいえ これは運命なのよ
切り離せない絆なら 切れたりしない
それともあなたは 怖い?
月に向かって歩けば 迷ったりしない
北斗七星が いつだって導いてくれる
我々は 宇宙よりも果てしないのだから
暗闇は あなたの心の灯火があれば
不可能な夢でも 同じ心なら つかめる
涙で見えぬほどの苦しみも 乗り越える
あなたと私 ふたりが選んだ道ならば
笑顔を忘れる事など ありえない
愛が羽を作り あの月まで運んでくれる
愛しいるか あなたを愛していますとも
信じているか 誰より信頼していますとも
後悔はしてないか もちろんですとも
私の選んだ あなただから
僕の選んだ あなただから


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私の中のミラクル
世間一般の恋のパターン それが?
そんなもの どこにもありはしない
あったとしても 常識など崩してしまえ
私の中のテレパシー 信じた道を行くわ
静かに時を待つ 必ずチャンスはある
たとえ今 あなたから遠い場所にいても
そうよ 今あなたの心に 私がいなくても
たとえ 知らない女性を抱いていたとしても
重要なのは あなたと私の未来だけ
信じがたく まさかと思うでしょう
そうね それでもミラクル 私なの
無理強いは しない主義 これでも
自然な流れに身を 任せてる いつだって
信じているもの そう 運命の行く先
呆れるほど 疑う事を知らなくて ごめん
気を惹く演技するほど 器用でもないし
かといって 体当たりするほど 勇気もない
はがゆさがよぶ 涙の意味を読み取って
愛しすぎた涙 悲しみなんかじゃなく
感動するほどに あなたを恋い慕う


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あやとりしよ♪ 
海に行きたい 砂浜を駆けたい
あなたとふたりきり 一日中
いちごのカキ氷 おでこくっつけ
食べあいこしたい けんかしながら
それから それから・・・・・・
星をとってきて 私にちょうだい
一番輝く星をくれたら 機嫌直すわ
ねえ いいでしょう ほら 早くぅ
今まで寂しい想いばかり したもん
ずっとずっと ひりとで泣いてたもん
逢いたいのに 声が聞きたいのに
ずっとずっと 我慢したんだから
空白の日々は 猛スピードで埋めて
冷たくなった心が 温まるまで
もっと困らせたいけど 許してあげる
いつか月まで 連れてってくれたらね
そのかわり どんなあなたも愛してあげる
あなたがおじいさんになっても ずっとね
たくさんのシワも 白髪も 何もかも
変わらずに 愛してるあげるから
今夜は特別 何でも口にしちゃう
でも要するに あのね あなたがね
「大好きなんだぁ。」 えへへ・・・・
いいでしょ たまには意地悪を言っても
えっ? いつも言ってるって?
ぷぷっ だって大好きなんだものぉ
あなたのいろんなお顔が 見たいのよ
今夜だけ 大サービスしなさい!
キャハハハハハ・・・・ 逃げろぉ〜♪


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愛しきひとへ 
あれからまだ私の髪は 背中まで
あなたが好きだと言った ロングヘア
今でも 切れずに 風になびいてる
あなた恋しいと ときめいたまま
シャボンの香りは まだ届きませんか?
水色の露は あなたの肩へと落ち
夏だというのに 冷たく感じませんか?
愛が今も ひとりぼっちのまま
この長い夜を さまよい歩いています
愛しいあなたを さがし続けたまま
あの月に 腰掛けたまま口ずさむ
『実らんか 実らんか 私の恋 実らんか
実らぬのなら この月食べよう
夜が暗ろうなっても 知らぬとよ
叶えぬか 叶えぬか 雨降りゃ月も
もったいなかろう 輝く星も泣きべそだ
髪を結い上げ 浴衣をまとうて
コツコツ下駄の音 悲しげにな
あなたに届けよ 寂しがる心
暗闇に提灯一つ ゆらゆらと
このままあなたの元へ 歩きましょ』
もしも もしも たどり着いたなら
私を強く 抱きしめてくれますか?
言葉よりも先に 口づけくれますか?
愛しい愛しい あなたさま・・・・・・・


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幻想月夜 
幻想月 おぼろに浮かぶは 西の空
あんたは東の向こう 今何してなさる
うちは今夜も ひとりで 月を眺める
ポロン ポロン 弦に心をあずけ
あんたを想うて 作りうた
弦の調べ やや悲しげかな
ああ 逢いとうて 逢いとうて
いつまで待てば 良いのやら
気づけば 哀愁のうたばかり
しっとり情緒あふれる 夜なのに
あんたがいなけりゃ つまらんわ
せっかくの浴衣姿も 台無しや
来い 恋 来いと あんたを呼べば
ここに今すぐ 現れりゃいいのに
あほなこと言うとる 己に笑おうた
そろそろお家へ 入らぬかと
あんたが声かけねば まだ月の下
駄々こねとうても 愛し人 ここにおらん
遠くやなぁ すぐには逢えぬもんなぁ
あんたの町でも 見えとるかなぁ
恋が似合いそな 幻想的な月
愛しとる? 愛されとるかな うちは
少しは望みが ありましょかぁ
胸がつぶれるほど 想うておるのに
合わせ衣が そっと ゆるんだ
想いがふくらみ過ぎ 夢が飛ぶ
ウチワであおげば 愛も届くやろか
うち こんなにも 恋い慕うとるのに
鈍感なあんひとでも 気づくやろか
ああ上弦の月よ 気を利かしとくれ
星空好きの あんひとに 想い届けて


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Will you love me?
人の心 いつかは移り変わるもの
信頼も 愛も 無情で 儚いもの
いつの世も 過ぎ去って気づくもの
永遠なんて この世には 無きもの
あなたの心 つかんだとて いつか移り行く
けれど つかのまの 夢だとしても
ひとときの幸せを 感じるならば
この恋 命をかけても惜しくない
心ときめく 愛の言葉は 聞かぬとも
愛されると 感じられるなら それで良い
瞳に本物の真心が 見えるだけで
指輪でも ネックレスでも 約束の証など
偽りならば いったい何に なろうぞ
カタチ無きもののほうを より望む
あなたの真心が見える 想い出が欲しい
わずかな愛ならば 「愛してる」などと
文字でも 言葉でも ささやかないでくれ
あなたの抱える 夢の次に大事だと
胸張って言える日まで 待っているから
一瞬でも 真実の心が 交わせたなら
たとえ あなたがいつか 心移しても
私はその想い出だけで 生きて行ける
私は 気づいた あたなとの恋は
まだ何も始まって いないのだから
お互い 心確かめ合って いないのだから
この耳に あなたの言葉で あなたの声を
聞くまでは 私の心には 何も届かない
愛があるのかどうかも 偽りの牌かどうかも
今の私は ただ あなたとの恋を
歴史に残るくらいの 激しい恋を
ひたすら運命を信じて 待ち続けたい
たとえ少ない時しか 残されてなくとも
平成恋物語 第一章
しかけるのは この私
心の準備は 整ったようだ


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