♪  哀 し い 夜 に ・ ・ ・  ♪ 

 

 

♪   雪   ♪

 

愛を受けとめて 私の愛を

哀しいくらい こぼれそうな愛を

冬とともに 水色の想いが 白く凍っていく

雪が降り積もるように

この想いに 絶望の霜が重なっていく

もう 動かなくなりそうな心を ひきずりながら

それでも あなたへの愛が まだまだ死ねないと

あなに逢いたがろうと 必死で這いずり回る

無駄なこと そう わかってるはずなのに

心が 勝手に 夜になると

ひとり歩きして 私を 私を 苦しめる

窓の外に 雪 白い雪

私の心は もう白くは なれないのだろうか

あのひとの 嫌いな女になっていく

それならば いっそ この私を 雪にかえてよ

そして あの人に肩に よそ行き顔で

そっと 舞い降りるから

雪のまま 何もしらない あのひとの肩へと・・・

雪のまま 結晶となって あのひとの心に・・・

 



 

 

 

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