院長 河合 眞 (かわい まこと)
1947年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科を経て、1978年、群馬大学医学部を卒業する。その後、東京女子医科大学精神科勤務ののち、1985年、昭和大学藤が丘病院精神科講師に就任。そして2000年11月、「河合メンタルクリニック」を開業。受付はジュリアードで講習も受けたことのあるバイオリニストという音楽的雰囲気に満ちている。
学生時代は、駒場の近くの三畳の下宿で2年間過ごしたり、やはり2年間谷川岳の麓で晴耕雨読の生活を経験した。また、週刊誌「平凡パンチ」の特派員として1ヵ月のアメリカ取材旅行をしたり、シベリア鉄道でヨーロッパまで行ったり、気ままな生活を送っていた。
専門は老年精神医学、精神分析、音楽療法。十数年来、認知症老人病棟、内科リハビリ病棟で音楽療法を実践。特に老人ホームで入所者からなるオーケストラを結成。オリジナル曲を毎年市民ホールで発表してきた。自らバイオリンを弾く。
精神分析に関しては、教育分析およびスーパービジョンを週1回50分年余に渡って受けてきたが、その性格上、氏名を明らかにすることはできない。
※『鳴ること・響くこと・癒すこと』〜ある音楽療法の背景〜(院長著書「音楽療法」(南山堂)から、友人の高橋氏による紹介文です。)
<資格>
精神保険指定医
日本精神神経学会認定専門医
神奈川県指定ケアマネージャー
<主著>
「痴呆症に効くやさしい音楽療法」(小林出版)
「ぼけを救うこれだけの方法」(ハート出版)
「お年寄りと楽しむ音楽」(小林出版)
「痴呆症なんでも相談室」(小林出版)
「高齢者のメンタルケア」(南山堂)
「ホームヘルパーのための痴呆ケアハンドブック」(日本医療企画)
「グループセラピー実践マニュアル」(小林出版)
「音楽療法でもううつ、認知症にさせない」(青萠堂)
「ああ ウイグルの大地」(ウイグル人との共訳書:左右社)
「ウイグルの詩人 アフメットジャン・オスマン選詩集」(ウイグル人との共訳書:左右社)
「ウイグル新鋭詩人 選詩集 芽生えはじめる言葉たち」(ウイグル人との共訳書:左右社)