ヒドラの生態
専門レベルだと非常に難しくなるので、高校教科書レベルで書いていきます。
ヒドラは腔腸動物で、クラゲやイソギンチャクと同じ仲間です。

腔腸動物
高校の教科書にはよくこんな絵が載っています。


腔腸
ヒトには口から肛門につながる管がありますが、
ヒドラには口があるだけです。
内側の空間を腔腸といい、ここで捕食した食物を細胞外消化します。


刺胞
ヒドラは刺胞を持っています。
海で泳いでいて、カツオノエボシというクラゲに刺されると
ひどく腫れますが、クラゲはヒドラと同じ腔腸動物です。

     
出芽と受精
ヒドラは出芽で増えるのですが、実は受精によっても増えるのです。
このように無性生殖(出芽)と有性生殖(受精)を
交互におこなうことを世代交代といいます。
(受精をすること...私も今回初めて知りました。)
・・・ヒトは、受精だけですね。・・・


散在神経系
ヒドラには特別な中枢が発達せず、
神経細胞が散在し網目状に連絡しあっているだけです。
・・・ヒトの神経系は進化した集中神経系で、
中枢神経系(脳と脊髄)と末梢神経系を持っています。・・・


放射相称
ヒドラは放射相称です。・・・ヒトは左右相称ですね。・・・

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