福島の桜5

    三春町内その他の名桜                                                             
                                                           
福島県田村郡三春町  10/4/24-25


桜の里、三春町内の名桜

奥州の覇者伊達政宗の正室「愛姫」のふるさと三春は、江戸時代秋田氏5万石の城下町であった。町のあちらこちらに城下町の面影を見ることができ、数多くの桜の名木があります。(三春町・観光パンフより)

■ 「三春桜浪漫紀行」のパンフには、”三春さくらの会”が指定する22ヶ所の桜の名木が紹介されています。その中から4ヶ所の桜を取り上げてみました。

福聚寺 (三春町字御免町)

■三春の市街地にある、福聚寺。スーパーヨークベニマルの裏手の道を登って行った所にある。

■左図、上部に見えているのが名木の枝垂れ桜。下部は境内のソメイヨシノ。この枝垂れ桜、2本から成り立っている、とガイド本にある。樹齢は400年余りと約100年、とある。

 





*すべての写真、クリックで拡大画像に
■この日、枝垂れ桜も境内のソメイヨシノも満開だった。

■左図、石仏の赤い頭巾と前掛けが目を引いた。

■右図、境内の桜から鯉のぼりが見えた。

 

■晴天で風があった為、鯉のぼりが勢いよく色んな姿を見せて、空を舞っていた。


王子神社 (三春町字大町)

■この神社は、上記22ヶ所には入ってないが、数多くのソメイヨシノが咲いている。

■右図は高台にある境内の桜を下の道路から見上げて撮ったもの。


光岩寺 (三春町字亀井)

■三春の中心部、役場からほんの200m位にある。道路から急坂を登って行った所にあるが、小屋みたいな建物があるだけで、その粗末な建物が本堂らいかった。

■右図の他、計3本が光岩寺桜の名木。

 

■左図が名木の1本、紅しだれ桜。中図、右図、その桜のアップです。

■ここを訪れた時、午前中次章で見る蛇盛塚で会ったNHKの取材チームとまた出会った。東京からワゴンタクシーをチャーターして来ていた。運転手、ディレクター、カメラマン、助手、の4名だ。若いDに尋ねると、桜をテーマにした番組の取材で、滝桜、福聚寺をこれから廻る、と言っていた。


大桜 (三春町南成田字大桜)



■三春町のはずれ、田園地帯にある。樹高15m、根廻6.4mの巨樹。見物人と比べてみれば、その大きさが分かっていただけるかな。三春町天然記念物。


■中図に映っているように、ちょうど背後に桜の影が出ていたので、桜の後ろに回り、広角レンズでその影を大きく撮ったのが右図です。


八十内かもん桜 (三春町桜ヶ丘3丁目)

■新興住宅地のやそうち公園内にある。夜間、2基の照明でライトアップしている。

■左図が正面、順光のライトアップで撮ったもの。

■右図以降は、桜の裏手に回り、逆光で撮ったもの。

 



■桜とは思えない、少し妖怪を感じさせるような姿となっている。照明が弱いためか、桜が白っぽいためか、艶っぽさがない夜桜となっている。

                                                以上

                                                                                                       
                                           
ページトップへ  撮影紀行館へ