よくできました。確定申告体験記前編


事務手続きってとっても苦手。苦手なんだからコツコツやればいいのに、いつもギリギリまで「臭いもには蓋」って感じでほったらかしにしてしまう。
昨年、1998年に関しては私はサラリーマンだったので、本当は確定申告をしなくてもよかったのだが、
  1. 会社に提出しなくてはいけない書類を提出していなかったため、年末調整されていない。
  2. 歯医者で保険外の診療を10万円以上うけたので、医療還付金をもらえる。

という理由のため、確定申告にTRYした。
実は以前にも確定申告をしたことがあったのだが、その時は祖母からの贈与税の支払だったため、税理士の伯父が作成した書類に名前とか住所とかバカでもわかるような内容を書き込んだだけだった。
つまり、今回が実質的に初めての確定申告になる。

期限ギリギリの3月15日に「あっ、今日までだ」ということで確定申告をすることを決意したのだったが、まず何をしていいのかわからない。そこで地元の税務署に電話をして、何をすればいいのかを聞いた。すると、
私 あのぉ、医療費控除をうけたいのですが・・・・
税務署 サラリーマンの方ですか?
私 はい。
税務署 それなら源泉徴収票医療機関の領収書印鑑を持ってきてください。

とのことだったので、のこのこと税務署まで出かけていった。
税務署では、手慣れた感じの人たちが書類受付窓口に次々と申告書(と思われる書類)を提出していた。
まわりをちょっと見渡すと、腕章をつけた係の人がいたので、源泉徴収票を見せて質問をした。
私 あのぉ・・・・実は〜、昨年の夏にぃ〜、会社に提出しなくてはいけない書類を提出してなくてぇ〜、年末調整がされてなくてぇ〜、それでぇ〜、医療控除も受けたいんですけどぉ〜
税務署 え?どれどれ・・・・(源泉徴収票を見る)・・・・あれ?おかしいよ。何で乙種なの?
(乙種とは年末調整されていないことらしい)
本当に勤め人なの?他から収入があるの?
私 いえ、ないです。
税務署 じゃあ、おかしいじゃない! なんで乙種なの?
私 (乙種とか言われたってわかんないし・・・・そんなこと言われたって・・・・)
税務署 この会社おかしいんじゃないの?
私 そんなこと言われたって、私はサラリーマンなんだから所得税については会社に任せてあるんだし、この会社はここの税務署の管轄内じゃないのよ!指導責任があるんじゃないの!?(怒)
税務署 まあまあ(- -;)、じゃあ、2階へあがって相談してきてよ。
ムカつきながらも、2階へあがると、また受付けがあったので、同じような説明をしたところ「こちらへどうぞ」と相談コーナーのようなところへ案内された。「ふぅ、やっと真剣にとりあってもらえるのか」と安心したのもつかの間だった。

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