予報士おケイコチャート
編集後記

気象予報士を目指す人の中から、「気象予報士になるにはやっぱり講座のようなものを受けなければならないのでしょうか?」のような質問を数多く頂くので、現在私が持っている資料の中から講座に関するものを少し公開してみました。
ただ、私自身、全ての講座を受けたわけではありませんし、客観的な講座の比較は大変難しいものがあるので、おおまかにどのような特徴があるかをまとめたにとどまる内容となりました。具体的な内容にならず、ご覧になった皆さんには少し物足りなかったかもしれません。

ただ、これから講座を受けるにあたって、勘違いして欲しくないのは、「講座を受けるからって必ずしも気象予報士の勉強ができることではない」ということです。
気象予報士関係の講座はほとんどの場合で、まず「一般気象学」くらいの内容は理解しているものとしていることが前提になっています。したがって、テキストの内容なども、それなりの難易度は当然あります。つまり、気象について全くの素人が講座を受けたからといって、すぐに理解できるような初歩の初歩から教えてくれるようなところはほとんどありません。
講座があるからといっても、独学が必要なのは明らかです。

とはいえ、講座を利用することは、ずっと独学で勉強するのに比べたら手軽で内容が濃いのは確かです。
自分の生活や特性に合わせて、上手に講座を利用すれば、気象予報士へのショートカットになると思います。
気象予報士を目指す皆さん、頑張ってください!

講座等を利用して気象予報士になった皆さん、また、現在講座を受講している皆さんのお話もぜひメールにて聞かせてください。
今後のページ作りの参考にさせていただきます。