fromはれくもBBS
今の会社・大学を辞めて予報士を目指す人へ


気象予報士の勉強をしたくても、
現実は仕事や大学などがあって、なかなか集中できないもの。
ならば、いっそのこと、気象予報士の勉強だけに集中するために
仕事や大学を辞めよう、と考える人が多いようです。
しかし、それは、結局「甘え」でしかありません。

Question
はじめまして。僕は富山に住んでいます。
ヨットが好きで、地元のセーリングクラブに所属しています。

今年の初め、時化にあい、命からがら保安庁に救助され、
こっぴどくお説教され、気象の大切さを痛感し、
予報士を目指しています。

ここ半年、仕事をしながら勉強していましたが、最近一人辞めて、
仕事を引き継いで、ここ一ヶ月あまり勉強できません。
こんな悩みは皆さん共通でしょうが・・・。
僕の場合はその仕事も旨く行かず、ミスを連発し

そのストレスからか、集中力が全く無くて、勉強が手につきません。
最初は、軽い気持ちで目指した予報士も
今では、本気で目指しています。
予報士を通じて大好きな海に関わる仕事がしたいのです。
仕事を本当は辞めたいのですが、僕も来年30歳です。
独身なんですが、やはり世間の目が気になっています。

会社を辞める犠牲を払って、
予報士になるべきか、正直迷っています。
予報士の資格を取った先輩達は、
どのように、次に結び付けたのですか?
仕事はもう辛くて辛くて、半分ノイローゼ気味です。
女で一つで育ててくれた母親に
心配させたくない気持ちもあり、悩んでいます。

予報士の資格を目指す皆さん、
取った先輩方どうか皆さんの意見を御聞かせ下さい。

Answer(1)
はっきり言ってしまうと、気象予報士の資格をとっても
仕事などないでしょう。自分もそう思ってこの資格をとりましたが
仕事なんて全然ないです(ちなみに東京です)

なので仕事を辞めてまで
予報士の資格をとるのは止めたほうがよいです
しかし、仕事を続けながらであればとっても損はないと思います
自分はこの資格は趣味の範囲でとるものだと思っています。

Answer(2)
転職すべきかどうかということと、
予報士試験のことは切り離して考えた方が
よろしいと思います。
どうしても海洋関係の仕事をしたい、というのなら
そういう仕事に就けるような行動を始めてみてはいかがでしょう。

そして、自分の所属において与えられた職務をこなしたうえで、
「職場内予報士」のような存在になれば
ご自身が描いていたビジョンが実現できるのではと思います。


Question
はじめまして。
僕は今、大学で電気分野を学んでいます。
しかしながら別に電気を勉強したいと思って入ったわけではないので
あまり興味を持てず、このままでは留年の勢いです(T_T)

そして本題ですが僕は昔から「地学」が大変好きでした。
最近は本当に気象予報士の資格を取ろうかと考えています。
そこでこのまま大学をだらだら行くより
中退してそちらの方に熱を出してみようかと思っています。

頑張って資格を取ったとしても
学歴が”高卒”では仕事は無いでしょうか?

Answer(1)
大学を辞めてまで気象予報士の資格を取りたいということは、
いずれはその資格を活かせるような職に
就きたいと思っているんですよね?
でしたら結論から言ってしまうと、
一応大学は卒業したほうが良いと思います。

私も将来は気象関係の仕事をしたいと考えているので、
色々調べてみたのですが、ほとんどの会社が
「4大卒以上」を応募資格に挙げているんです。
なんだかんだ言っても、
やっぱり学歴って重要なんだなぁと思いました・・・。

私も今大学生で、応用物理学を学んでいます。
のりふみさんと同じ電気関係のことも勉強しています。

実は私も昔から地学(特に気象)が好きで、
大学はそっち方面に進みたかったんです。
でも結局は今の学科に入ることになってしまいました。
興味が無いわけではありませんが、今勉強していることが
1番やりたかったことでは無いのが事実です。

でも私は、気象学への興味は捨てられず、
大学での勉強と並行して自分なりに気象の勉強をし、
気象予報士の資格を取ることができました。
つまり、別に大学を辞めなくたって
気象予報士の資格を取ることは十分に可能なんです。

それどころか、大学初年度で学んだ物理や数学の基礎は、
その資格を取るのにおおいに役立ったと思っています。

だからのりふみさんも、
大学での専攻分野に興味が持てないから辞める・・・とか考えずに、
その専攻分野を、将来本当にやりたいことをする為に
どうやって活かそう・・・とか、
もっと前向きに考えてみてはどうでしょうか?

あるいは、いっそのこと「就職の為に大学を卒業する」って、
思いっきり割り切ってしまうとか・・・。

とにかく、せっかく途中まで学んできたのですから、
辞めてしまってはとてももったいない気がするのです。

気象予報士の資格は、大学の勉強をしながらでもちゃんと取れます
(実証済み!)。
もし両立が大変でも、長〜い春休みや夏休みなどに
集中すればいいわけですから・・・。

頑張ってみて下さい。

Answer(2)
僕も似たような悩みを抱えた時期がありました。
僕も昔から気象の事が大好きで、
大学もその学科があるところへめでたく合格しました。
成績があまり良くなかったので、2年に上がる時に、
地球物理ではなく普通の物理学科へ振り分けられてしまいました。
「気象と関係あるんだし…。」と思って頑張ることにしたのですが、
どうも量子力学とかが肌に合わず、
「なんでこんな学校来たんだろ…。」
という日々になってしまいました。
で、同じ理学部内の地球科学系というところでも、
気象のことがやれると聞いて、僕は転学科を決意したのでした。
ダブらないようにそっちの科目も取りつつ、
物理の科目もやって1年後、
2年から3年に上がる時に地球科学系へ
転系試験を受けて合格しました。
今はそこでお天気のことを勉強して、充実した日を送っています。
予報士の資格は2年生の夏に、
地球物理に落ちた腹いせに受けて、受かってしまいました。
(いやはや…、腹いせパワーはスゴイ…。^^;)

で、やはり大学を辞めちゃうのはちょっと待った!と思います。
辞めなくても予報士にはなれます。(実証2号 笑) 
予報士を取っても就職が大変な昨今、
やはり大学は出ておくべきでしょう。
(っていうか、大卒の方が大事)
まぁ、僕みたいに転学科するのも手かもしれませんが、
リスクが大きいですね。
いまでも、もし転学科試験に落ちていたらと思うと、
「コワ…。」という感じです。
両方ダメだと総崩れということもありえます。
それに、転学科試験なんてマイナーなので孤独な戦いです。
人と違った道を歩むのは、楽しかったですが、苦労も大きいです。
それなりの覚悟が必要でしょう。
とりあえず学部を卒業して、
院でそっちの方面に進むというのが無難ですね。

あと、確かに嫌いだった物理ですが、
やはり1年の時痛めつけられたお陰(?)で、
予報士の試験勉強のときも、
それほど数式アレルギーにはならなかったです。
ですから100%今やっている事が無駄と言うわけではありません!

僕もこんなこといえるような人間ではありませんが、
人生理想だけでもやってはいけません。
理想と現実の間をうまく舵取りしていくのが、
大事なのではないかと。

Answer(3)
中堅社会人のおっさんからの
意見を言わせてもらいますね(^^;)

やはり本来の学業でどれだけやったかが
一番のポイントになると思います。
ですので、学業は疎かにはできませんね。
優・秀狙いは必須でしょう。
そのうえで気象予報士試験にもトライしてみてはいかがでしょうか。

気象予報士の資格を就職の武器として捉えるなら、
もっと強力な武器になる資格があるはずです。
それよりもどんな仕事に就きたいのか....
その仕事にプラスになるのかがポイントでしょう。
畑違いの資格をとっても武器にはなり辛いでしょう。
気象の仕事に就きたいから....ならば
気象予報士の資格も武器になるかもしれません。

仕事って言っても....給料が高い方がいい、
いや、やり甲斐のあるほうがいい、
安定した職場がいい、派遣業務やアルバイトでもいい....
人それぞれに仕事への考え方がありますよね。
そこらへんから見つめて....今、何をすべきかを
考えてみてはいかがでしょう。